前途多難な関西ダービー

イメージ 1

オフからの舌戦がいよいよ直接対決として実現

阪神との関西ダービーの開幕なんですが
オリックスは今季も故障に頭を悩ませていて

オリックス阪神との“関西ダービー”2連戦を控え,
20日,練習を見守った岡田監督は
2008年まで5年間指揮した古巣との対戦に気持ちが高ぶる様子で
「そら楽しみちゃうヤツはおらんやろ」と話した。
金本,鳥谷,新井,藤川球。
かつての教え子たちの特徴は十分承知のはずだが
「そら逆よ。ミーティングで自分のチームの分析なんかしないから,一番分からへんよ」と,
とぼけながらもニヤリ。
カブレラの離脱については「一番大事な時にけがしよるからな」と渋い顔だった。

逆に阪神マートンブラゼルと磐石なだけにカブレラ離脱は痛すぎ

別記事も何点か

オリックスは21日から,阪神と“関西ダービー”の2連戦(京セラドーム,スカイマーク)。
古巣との公式戦初対決となる岡田彰布監督(52)は城島健司捕手(33)のリードも把握済みで,
打倒阪神に意欲を見せた。
しかし,けが人が続出するチームはリーグ4位。
ちょっぴり本音も出た。
2008年まで5年間指揮を執った古巣との公式戦初対決に,
岡田監督が不敵な笑みを浮かべた。
「そら楽しみちゃうヤツはおらんやろ」
「5番・DH」での出場が濃厚な金本については
「左(投手)でも出てくるからな。(投手の)右左は関係ない。
金本を抑えなアカン状況に持っていかんようにせな」と力を込めた。
今季加わった城島についてもリサーチ済みだ。
「(リードが)はっきりしてるからな。初球を3発打たれてるやん」。
前日19日のソフトバンク阪神での3被弾を例に出すなど配球の傾向も折り込み済みだ。
新井の守備の不安もしっかり頭に入っている。
オープン戦では2勝1敗と勝ち越したが,チームはカブレラ,T-岡田の離脱に加え,
投手陣にも不安を抱える。
「軌道に乗って普通に戦える状態で戦いたかった」と,思わず本音も飛び出した。

普通に戦える状態でなければ何か策を講じるコメントがあるかと期待して次へ

チームの現状を一番知る将だからこそか。
因縁の阪神との一戦を前に,オリックス・岡田監督は吠えるでもなく,
挑発するでもなく,ひたすら“泣き節”に終始した。
「交流戦までにチームを軌道に乗せて相手と勝負したかったけど,
自分とこのチームで精いっぱいや。
クリーンアップ2人がおらんし,投手ががんばらんとな…」
嘆くのも無理はない。
オリックスの監督に就任直後は「(優勝の)確率的にはオリックスの方がある」
と自信を見せていたものの,最近は誤算ばかり。
一番信頼していた先発陣の大量失点に始まり,左打者不足,
そしてカブレラとT-岡田の立て続けの故障。
「一番大事な時にカブレラがケガするからな」。
主砲にいたっては19日に左太もも裏の肉離れを発症し,
今季2度目のリタイアをしたばかり。
先発投手によって変えたい打順も
「右バッターしかいないから変わらない。右でも左でも一緒や」
と策を講じようがないのが現状で,
5位に並ぶ日本ハム楽天とのゲーム差はわずか0・5とあえいでいる。
情報戦においても,指揮官の気勢は上がらない。
阪神の監督を5年間務めてきたが「(セ・リーグの)5球団は分かるけど,
自分の(チームの)ミーティングはしたことない。ほんま,よう分からんよ」とこぼした。
実際,バッテリーミーティングを1時間実施したが,
岡田監督は打者の特徴を述べただけにとどまったという。

この嘆き節が岡田監督の演技でだまし討ちが奇策だったらいいんですけどね。

最後に2門の大砲の記事を
まずはカブレラ

オリックスアレックス・カブレラ(38)が19日,
左太もも肉離れ(2週間の安静が必要)で1軍登録を抹消された。
岡田監督は4番の代役が見あたらず「ピストル打線でいくしかないナ」
と困惑しているのに本人は「バケーションね」といたって脳天気に構える。
カブレラは今季31試合に出場,打率・396,9本塁打,25打点と主砲の役目を果たしている。
「豪快なスイングばかりが注目されているけど,小技もきく。
その分,率も残せるし頼りになる」と現場首脳の評価は上々。
半面,昨年来ケガが続き,フロントの一部からは限界説も。
「昨年前半,(右足小指骨折)2カ月半。さらに終盤も右足甲痛や背筋痛で休みがちだった。
今年も今回で2度目の登録抹消だし,そろそろ賞味期限が…」
日本球界10年目,今春にはFAを収得したものの
アラフォーを迎え曲がり角に来ていることは確か。
“まだまだやれる,いやもうそろそろ”のはざまにいるが,
切り札のFA権を有効に使うと他球団の編成担当は読む。
「本人が複数年契約さえ望まなければ,ソフトバンク楽天あたりが触手をのばしそう。
一塁もまだ守れるし,セだってメがないこともない。調査を始めるところもあるでしょう」
昨オフに契約を解除されたローズの二の舞は避けられる,とカブレラ側も計算済み。
オフはカブレラvsフロントの駆け引きが見ものだが
“前哨戦”として度々長期休暇をとられては現場はたまったものではない。
この日は4番DHに体調が万全ではないラロッカを起用。
結果は4打数1安打ながら迫力不足は否めない。
「4番は固定したいけど,ラロッカ死球の影響で背中とか肩が痛いようで守りが…。
(右足首捻挫で)2軍にいるT(-岡田)を(1軍の)練習に呼ぶ。
守れるようなら東京ドーム(23日からの2連戦)あたりで」(岡田監督)
今季8本塁打ながら,ケガが癒えたばかりで
打率・235の若手をアテにしなければならない窮状だ。
カブレラのリタイアはチーム内外に波紋を引き起こしている。

いないものはしょうがないんですが目途が立ちそうなT-岡田は

左足首のねんざで戦線離脱したT-岡田が1軍練習に合流した。
3日前からマシン打撃を再開したばかりで,この日も
「走塁とか外野(の守備)になるとまだ厳しい」と
ジョギング程度のランニングと打撃練習のみにとどまった。
それでも大砲の不在が響いているだけに岡田監督は
「東京ドームで休ます手はない」と登録可能となる23日の巨人戦から起用する考えを示した。

若い方は無理をさせるみたいですね。

なんだか交流戦も下降気味になってきたオリックス

阪神戦で意地を見せられるか?!




【写真は,嘆きの裏で舌を出して相手をだましてるとしたらどんな策が?!】