☆6/2(水)交流戦中日4回戦

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Bs 10-7 D
スカイマーク:12,128人)

勝:岸田4勝4敗
S:
敗:金剛1敗

HR:(中)和田16号2ラン(5回,金子千),谷繁3号3ラン(8回,加藤)
   (オ)北川2号満塁(8回,高橋),T-岡田11号3ラン(11回,金剛)

2010年通算:55戦中26勝28敗1分 勝率.481
パ・リーグ順位:4位
対中日:1勝3敗0分

交流戦成績:16戦中10勝6敗0分 勝率.625
交流戦順位:2位

ぶちビックリした!!!

一昨年を彷彿させる終盤の集中打
そして,劇的な幕切れ

無我夢中でベースを駆け回っている時,T-岡田の耳に劇弾を知らせる声が届いた。
延長11回,4番打者が放った劇的なサヨナラ弾-。
2塁ベースを回ったところで,ようやく右手を高く突き上げガッツポーズ。
「最初,入ったのが分からなくて…。
アナウンスが流れて分かったんですけど,いやー,やばいっすね」。
初のサヨナラ打が,今季11号となり,お立ち台で声を震わせた。
 試合を決めた一打は,屈辱を晴らす一打でもあった。
同点の9回1死2塁で中日は3番・後藤を敬遠して4番の自分との勝負を挑んできた。
しかし結果は投ゴロ。
再び回ってきた11回も1死二塁で再度,後藤を敬遠。
カブレラら外国人野手が次々とリタイアしているとはいえ,
チームの看板を背負っているプライドが,2度目の失敗は許さなかった。
 「前の打席で情けない思いをしたので今度こそと思い,何とかボールに食らいついた」。
気迫が勝った瞬間だった。
 試合を決めたのは22歳だが,
負けゲームをイーブンに持ち込んだのは38歳のひと振りだった。
先発の金子千がピリッとせず5回までで4失点。
8回には加藤も3ランを浴びた。
7点のビハインドで迎えたその裏,連打と四球で3点を奪うと,
無死満塁で打席に立ったのは北川。
2球目の直球を中堅席へと運んだ。
 01年の近鉄リーグ優勝を決めた代打逆転サヨナラ満塁弾以来,2本目のグランドスラム。
「正直ドキドキやったよ。
でも打たないと後ろにプレッシャーがかかると思って何とかいい形でつなごうと思った」。
チームのムードメーカーの気遣いが最高の形となって表れた。
試合後,お立ち台に上がることを促された北川は
「きょうはニューヒーローでしょ。試合を決めたのはあいつ」と辞退。
どこまでもチーム思いだった。
 「こんなん1年に1回か2回しかないゲーム。
きのうの悪い流れもあって完ぺきな負けゲーム。
ティー(岡田)があそこで打つことで成長せなあかん。
ヒットよりホームランが大きいよ」。
岡田監督は才能を高く評価する若き主砲をたたえた。

故障者続出の中でスーパーサブのベテラン北川もやってくれました。

北川の満塁弾が生涯2度目という事実にも驚きましたが
あの回の一輝から始まった大引,坂口に赤田を挟んで後藤のタイムリーも素晴らしかった。

みんなみんな素晴らしかった♪

最後の最後で一番いい勝ち方を決めた記事をもうひとつ

オリックスが7点差を追いつき,最後は延長十一回にT-岡田の3ランでサヨナラ勝ち。
対中日戦4連敗を阻止した。
 0-7で迎えた八回裏,オリックスは一輝,大引の連打で一,二塁として
坂口が2点二塁打,赤田の四球を挟んで後藤が適時打で4点差,
T-岡田が四球を選んでなお満塁。
ここで北川が低めのボールを右中間スタンドへと叩き込む,
近鉄時代の01年以来,自身2度目の満塁弾でこの回計7得点。試合を一気に振り出しへ戻した。
 試合はそのまま延長戦へ突入し,
迎えた十一回,先頭の坂口が右前打で出塁し,赤田が送りバント。
ここで中日バッテリーは4番T-岡田との勝負を選択。
後藤を敬遠し一死一,二塁の場面でカウントは2ストライク3ボールに。
T-岡田は,中日8番手の金剛が投じた低めの143キロをすくい上げると,
打球は右翼席へ飛び込む劇的サヨナラ3ランとなった。
 中日は7点差を追い付かれ,最後はサヨナラ負けと余りに痛い1敗。
セ・リーグ2位の阪神とのゲーム差が2に開いた。

勝利の演出で忘れてはいけないのは

リリーフした2人もサヨナラ勝ちの立役者だ。
8回に同点に追いついたことで,勝利の方程式トリオの2人,平野と岸田を投入。
平野は9回から2回を無失点に抑えれば,11回に登板した岸田も0点に抑え,
その裏の攻撃へとつなげ,今季4勝目をつかんだ。
「本当は(平野,岸田は)投げる展開じゃないけれどな。
でも最後まであきらめないことが(勝ちにつながるということを)
投手も分かったんじゃないか」と岡田監督も今後の波及効果に期待した。

平野,岸田の好投は完璧でした!
後ろがしっかりしていれば勝機は拡大するという岡田采配

納得できますね。

ただ,劇的に勝っても1勝は1勝だし
セが弱いのでゲーム差は縮まらないのは残念。




【写真は,劇的な勝利でまたひとつ成長したT-岡田。今季はTの成長が最重要課題!】