☆6/2(水)交流戦中日4回戦
ぶちビックリした!!!
一昨年を彷彿させる終盤の集中打
そして,劇的な幕切れ
そして,劇的な幕切れ
無我夢中でベースを駆け回っている時,T-岡田の耳に劇弾を知らせる声が届いた。 延長11回,4番打者が放った劇的なサヨナラ弾-。 2塁ベースを回ったところで,ようやく右手を高く突き上げガッツポーズ。 「最初,入ったのが分からなくて…。 アナウンスが流れて分かったんですけど,いやー,やばいっすね」。 初のサヨナラ打が,今季11号となり,お立ち台で声を震わせた。 試合を決めた一打は,屈辱を晴らす一打でもあった。 同点の9回1死2塁で中日は3番・後藤を敬遠して4番の自分との勝負を挑んできた。 しかし結果は投ゴロ。 再び回ってきた11回も1死二塁で再度,後藤を敬遠。 カブレラら外国人野手が次々とリタイアしているとはいえ, チームの看板を背負っているプライドが,2度目の失敗は許さなかった。 「前の打席で情けない思いをしたので今度こそと思い,何とかボールに食らいついた」。 気迫が勝った瞬間だった。 試合を決めたのは22歳だが, 負けゲームをイーブンに持ち込んだのは38歳のひと振りだった。 先発の金子千がピリッとせず5回までで4失点。 8回には加藤も3ランを浴びた。 7点のビハインドで迎えたその裏,連打と四球で3点を奪うと, 無死満塁で打席に立ったのは北川。 2球目の直球を中堅席へと運んだ。 01年の近鉄リーグ優勝を決めた代打逆転サヨナラ満塁弾以来,2本目のグランドスラム。 「正直ドキドキやったよ。 でも打たないと後ろにプレッシャーがかかると思って何とかいい形でつなごうと思った」。 チームのムードメーカーの気遣いが最高の形となって表れた。 試合後,お立ち台に上がることを促された北川は 「きょうはニューヒーローでしょ。試合を決めたのはあいつ」と辞退。 どこまでもチーム思いだった。 「こんなん1年に1回か2回しかないゲーム。 きのうの悪い流れもあって完ぺきな負けゲーム。 ティー(岡田)があそこで打つことで成長せなあかん。 ヒットよりホームランが大きいよ」。 岡田監督は才能を高く評価する若き主砲をたたえた。
故障者続出の中でスーパーサブのベテラン北川もやってくれました。
みんなみんな素晴らしかった♪
最後の最後で一番いい勝ち方を決めた記事をもうひとつ
オリックスが7点差を追いつき,最後は延長十一回にT-岡田の3ランでサヨナラ勝ち。 対中日戦4連敗を阻止した。 0-7で迎えた八回裏,オリックスは一輝,大引の連打で一,二塁として 坂口が2点二塁打,赤田の四球を挟んで後藤が適時打で4点差, T-岡田が四球を選んでなお満塁。 ここで北川が低めのボールを右中間スタンドへと叩き込む, 近鉄時代の01年以来,自身2度目の満塁弾でこの回計7得点。試合を一気に振り出しへ戻した。 試合はそのまま延長戦へ突入し, 迎えた十一回,先頭の坂口が右前打で出塁し,赤田が送りバント。 ここで中日バッテリーは4番T-岡田との勝負を選択。 後藤を敬遠し一死一,二塁の場面でカウントは2ストライク3ボールに。 T-岡田は,中日8番手の金剛が投じた低めの143キロをすくい上げると, 打球は右翼席へ飛び込む劇的サヨナラ3ランとなった。 中日は7点差を追い付かれ,最後はサヨナラ負けと余りに痛い1敗。 セ・リーグ2位の阪神とのゲーム差が2に開いた。
勝利の演出で忘れてはいけないのは
リリーフした2人もサヨナラ勝ちの立役者だ。 8回に同点に追いついたことで,勝利の方程式トリオの2人,平野と岸田を投入。 平野は9回から2回を無失点に抑えれば,11回に登板した岸田も0点に抑え, その裏の攻撃へとつなげ,今季4勝目をつかんだ。 「本当は(平野,岸田は)投げる展開じゃないけれどな。 でも最後まであきらめないことが(勝ちにつながるということを) 投手も分かったんじゃないか」と岡田監督も今後の波及効果に期待した。
平野,岸田の好投は完璧でした!
後ろがしっかりしていれば勝機は拡大するという岡田采配
後ろがしっかりしていれば勝機は拡大するという岡田采配
納得できますね。
ただ,劇的に勝っても1勝は1勝だし
セが弱いのでゲーム差は縮まらないのは残念。
セが弱いのでゲーム差は縮まらないのは残念。
【写真は,劇的な勝利でまたひとつ成長したT-岡田。今季はTの成長が最重要課題!】