☆6/10(木)交流戦巨人4回戦

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Bs 4-2 G
スカイマーク:32,779人)

勝:平野4勝1敗
S:岸田4勝4敗1S
敗:越智2勝2敗4S

HR:(巨)
   (オ)北川5号ソロ(5回,藤井)

2010年通算:61戦中30勝30敗1分 勝率.500
パ・リーグ順位:4位
対巨人:2勝2敗0分

交流戦成績:22戦中14勝8敗0分 勝率.636
交流戦順位:1位

交流戦Vに望みを繋いだ昨日の試合
試合展開は必ずしも有利でなかったものの見事勝利

勝利の立役者は

耐えて,しのいで,最後にはね返した。
オリックスが八回に逆転に成功し,交流戦の首位に再び並んだ。
「点を取られんよう辛抱したら,こういう形になる」。岡田監督がほくそ笑んだ。
 1点を追う八回は先頭の下山が内野安打。
失策と死球で1死満塁と好機を広げ,北川がしぶとく三遊間を抜いて同点。
続くバルディリスも低めのフォークボールに食らいついて左前に運び,
勝ち越しの2走者がかえった。
 左手中指の故障から復帰したバルディリスは2軍で1試合に出場しただけ。
「タイミングを取り戻すのに1試合では少なかったが,監督の期待に応えたかった」。
不振で2軍落ちしていた下山とともにこの日1軍昇格して即先発出場し,逆転勝利に導いた。
 投手陣の力投も大きい。
先発の小松は二回以降無失点にしのぎ「逆転を生んだのはあの踏ん張り」と指揮官をうならせた。
救援した平野も七回2死満塁を切り抜けた。
 これでリーグ戦の勝率も5割に復帰。
「交流戦あと2試合,いい形で終わりたい」と言うにとどめた岡田監督に代わって,
バルディリスが「あと2試合勝って,優勝したい」とお立ち台で高らかに宣言した。

不振赤田に代わってシモヤマンの復帰
バルの代役で結果を出せなかった一輝も降格

その代わり昇格のふたりの活躍が光った試合になりました。

バルディリスの記事をもういっちょ

希望をつなぐ逆転劇だった。
1点を追う8回にドラマが起きた。
1死満塁から北川の左前打で同点とし,なおも満塁からバルディリスが魅せた。
越智が投じた初球,低めのフォークをとらえた打球は
前進守備の三塁手・小笠原の頭上を越えた。
 「来た球をしっかりとらえようと思っていた。
何とかチャンスをものにしたかったんだ」
 14日ぶりとなる待望の安打は勝負を決定づける決勝の2点適時打になった。
復活を告げる一打だ。
連続試合安打が「15」でストップした直後の5月29日のヤクルト戦(京セラド)で
ハーフスイングした際に中指伸筋腱を脱臼した。
 打撃好調から一気にどん底へと落ちる悪夢。
「不安でいっぱいだった」。
治療の選択肢として手術も検討。
しかし阪神時代に育成選手からはい上がってきたハングリーな男は
早期復帰を目指して手術を拒否した。
そしてアクシデントから,わずか11日後。
前日9日のウエスタン・広島戦(神戸サブ)で実戦復帰して2安打を放った。
 「(昇格は)次の横浜からと思っていたけどな。
きのうも(2軍戦で)打ってたしな。旬な選手を使わんとな」
 2軍戦での活躍を受け,当初の予定を前倒しして前夜の試合後に緊急昇格が決定。
いきなりチームを勝利へ導いた。
「今も痛みはある。でもプレーはできる。実戦も少なかったけど。
“監督が(1軍に)上がってこい”と言われたので,そのチャンスをものにしたかった。
監督の気持ちに応えたかったんだ」
 連敗していれば交流戦初優勝は絶望的だった。その土俵際で望みをつないだ。
交流戦も残り2試合。
「いい形で終わりたい」と指揮官が言えば,
孝行息子も「あと2試合勝って,優勝したい」と誓った。
歓喜を目指し,12日から京セラドームで横浜2連戦に臨む。

好調のベテラン北川の記事も

オリックスの北川が五回に1点差に迫るソロ本塁打,
八回には1死満塁から同点適時打を放った。
 「打つ時に猫背になっていた。背筋を伸ばすことを意識した」と話し,6月に入って4本塁打。
打率も3割3分8厘まで上昇した。
逆転勝ちに顔がほころびっぱなしのベテランは
「打てないと見切られるのも早い。以外と必死なんで,ぼく」と周囲を笑わせた。

小松(二回以降立ち直って逆転勝ちにつなげ)
「序盤むきになったが,途中で変えられたのは良かった。カーブで奥行きを使ったりした」

平野(七回途中から八回まで投げ4勝目)
「1点差だったので,これ以上やれないと思った。マウンドに行ったら抑えるだけ」

岸田(プロ初セーブ)
「抑えたら勝ちという意識は多少あった。
最後に全員でハイタッチする時には,先発と違う感情があった」

代役5番でチームのピンチを救ってくれてる北川
今季期待していた以上のスーパーサブぶりを発揮してくれてます。

戦力が整う夏が見ものですね。

何より今回は岡田監督の継投が光りました。
7回のピンチの場面でここまで粘っていた小松から平野へスイッチ

結果として平野が抑えて巨人の追加点を阻んだのが大きかったです。

そして,岸田のプロ入り初セーブの感想記事を

3番手として2点リードの9回から登板した岸田がプロ初セーブを挙げた。
「これで抑えたら“勝ち”というのはあったけど,セーブは気にしてなかった」。
平常心で臨んだマウンドでは先頭打者の阿部を左飛,続く亀井は速球勝負で3球三振。
そして最後は李スンヨプを低めのチェンジアップで空振り三振に仕留めた。
 見事な3人斬りに岡田監督は「岸田が最後を締める形にもっていきたい」
と不安定なレスターに代わる新守護神に指名した。

新守護神は故障がちな身体が心配ですが
投球に関しては心配無しです!!


ちなみにあと5日で1000日連続ブログ更新です!!




【写真は,バルとペイのお立ち台】