★6/18(金)日本ハム9回戦
パ・リーグとの戦いに戻った瞬間に戦い方を忘れた?
交流戦優勝の原動力だったオリックス打線が,リーグ戦再開の初戦で驚くほど湿ってしまった。 散発4安打で無得点。球の見極めが粗く,先発全員が喫した三振は11を数えた。 交流戦優勝から5日ぶりの試合にも,準備は万端のはずだった。 休日は翌日のみ。 2日目からはキャンプさながらの莫大(ばくだい)な量の打撃練習で気を引き締め直した。 打席感覚が鈍らないように,16日には実戦形式のシート打撃。 それぞれが好調を維持していた。 だが「あれだけボール球振ったらな。自滅やんか」と岡田監督。 唯一の好機だった三回も,1死一,三塁から下山が大きく外にそれるスライダーに三振した。 浮上を目指し,新たに獲得したセギノールも 「6番・指名打者」で先発したが,3打数無安打と振るわなかった。 内角の変化球にクルクルとバットが回り「投球に対するアプローチが遅かった」と嘆く。 交流戦MVPのT-岡田も2三振を喫した。 打線は水物と言うが,交流戦のイメージを失う前に手を打ちたい。 19日はダルビッシュとの今季初対戦。 一つの正念場となりそうだ。 金子千(6敗目) 「点の取られ方が悪かった。先制点を与えると攻撃のリズムも悪くなる」 清川投手コーチ(金子千に) 「気持ちを切り替えて最後までよく投げた。次につながる投球」 正田打撃コーチ(セギノールに) 「実戦から遠ざかっていたし,何試合か見てみないと分からない」
打線が梅雨入りしたみたいな試合を引き締めたのが
9回を投げきって3失点だった金子
9回を投げきって3失点だった金子
中8日で先発した金子千が9回3失点(自責2)で6敗目を喫した。 「きょうは点の取られ方が悪かった。あの3回がすべてでした…」。 3回2死だった。 金子誠を2ストライクと追い込みながらも四球を献上。 続く田中には先制の適時二塁打を浴びた。 なおも2点を追う4回は糸井に6号ソロを被弾。 しかし4回以降は1安打に抑える粘投だった。 岡田監督も「(打線の)援護を待つという意味では辛抱してよく投げた」と次回に期待した。
今日のダルと省吾の投げ合いに注目!
【写真は,オリックス復帰第1戦だったセギ砲】