☆6/26(土)西武8回戦

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Bs 7-5 L
西武ドーム:24,896人)

勝:小松4勝3敗
S:岸田4勝4敗2S
敗:帆足7勝6敗

HR:(オ)T-岡田15号3ラン(5回,帆足),北川6号ソロ(5回,帆足)
   (西)G.G.佐藤5号ソロ(6回,小松),片岡5号ソロ(8回,平野)

2010年通算:70戦中34勝35敗0分 勝率.493
パ・リーグ順位:4位
対西武:3勝5敗0分

交流戦成績:24戦中16勝8敗0分 勝率.667
交流戦順位:1位 ☆優勝☆

勝ったというより勝てたという展開の試合でした。

岸田が後ろにいてよかった・・・本当にそう思いました。

帆足を攻略し,首位西武に勝った-。
試合後のオリックスに,そんな余韻はみじんもなかった。
五回までに7-0とリードしながら,
最後は一発出れば逆転サヨナラ負け,という冷や汗ものの勝利。
「もうちょっと後ろが抑えてほしかった。あとは何もないよ」
と話したときの岡田監督の薄ら笑いは,怒りが大きいことを示していた。
 7-2の七回。
岡田野球の要とも言えるリリーフエースの平野がつかまった。
押し出し死球などで2失点。
八回も続投したが,本塁打と安打を浴びて岸田と交代した。
前日に続く失点で,KOされたのは今季初。
清川投手コーチは
「これだけ投げていて,疲れがないことはない。調整法とか工夫して,やらんと」と奮起を促す。
 予定より出番が早まった抑えの岸田は
「後ろの3回を平野と2人でやる感じ。頭には入っていた」。
速球主体でしのぎ,同じマンションに住む年下右腕の乱調を救った。
 この日,平野の球数は44に達し,岸田は2回を投げた。
ほかに信頼できる救援投手は見当たらず,2人の登板過多は指揮官の心配事項だが…。

小松(6回2失点で4勝目)
「長打のある選手が多いので,長打を許さないように気を付けた」

北川(7試合ぶりの先発出場で6号ソロ)
「(T-)岡田が打ってくれたので,楽な気持ちで打席に入れた」

オリックス・正田打撃コーチ
(連日の2死球に)「(内角を)攻められるのは仕方ないが,あからさまだからね」

危なかった試合を勝ち試合にできたのは
試合前半の貯金とこの男の一発

“答え”はバットで出すだけだ。
3点をリードした5回2死一,二塁。
2ストライク2ボールからの6球目,外角低めへのパームボールをT-岡田のバットがとらえた。
体勢を崩され,泳ぎながらも拾った大飛球は右翼ポール際に消えた。
13日の横浜戦(京セラド)以来7試合ぶりの一発は勝負を決定付ける15号3ラン。
 「そんなに熱くならずに落ち着いて打席に入れた。ただ勝負事なんで」
 直前には新たな遺恨がぼっ発していた。
3点リードの5回1死二塁。
西武先発・帆足が投じた初球のストレートが後藤の右ひじを直撃した。
この日2個目,前夜からは4個目の死球。
“挑発”とも取れる攻めに激高した岡田監督がグラウンドに飛び出した。
両軍全選手もホームベース付近になだれ込んでの一触即発状態。「何も言ってない」。
当の後藤が暴言を吐いたわけでもなかったが,
中島は遊撃のポジションでグラブを取りファイティングポーズを見せていた。
明らかな宣戦布告に対し,指揮官は猛抗議。
主審の丹波審判員が「警告試合」を宣告して試合は再開されたが
「(死球は)あからさまだから」。
試合後の正田打撃コーチも怒りの色が収まらなかった。

交流戦の打撃が好調すぎるためにどのチームも
バッティンングさせない投球に必死

しかし,2日で4死球はひどい!!

先発は登板感覚が空きすぎて不安だった小松が

中15日で先発した小松が6回9安打2失点で4勝目を挙げた。
6回には2点を返されなお2死三塁のピンチだったが,
片岡を遊直に抑えて最少失点で切り抜けた。
「長打のある打線なんで気を許さないように気をつけた。
チームも連敗していて熱くなっていた部分もあったと思う」。
乱闘騒ぎの直後も動揺を見せず安定した投球を披露。
交流戦後初先発で次戦につながる白星をつかんだ。

小松は敵地でのヒーローインタビューばっかりなので
次はホームゲームでの好投を期待

遺恨も出てきた西武戦
今日も勝ってぜひとも勝ち越さなければ!!




【写真は,今季は岡田の年といっても過言ではない1年の中でのT-岡田の成長】