☆6/26(土)西武8回戦
勝ったというより勝てたという展開の試合でした。
岸田が後ろにいてよかった・・・本当にそう思いました。
帆足を攻略し,首位西武に勝った-。 試合後のオリックスに,そんな余韻はみじんもなかった。 五回までに7-0とリードしながら, 最後は一発出れば逆転サヨナラ負け,という冷や汗ものの勝利。 「もうちょっと後ろが抑えてほしかった。あとは何もないよ」 と話したときの岡田監督の薄ら笑いは,怒りが大きいことを示していた。 7-2の七回。 岡田野球の要とも言えるリリーフエースの平野がつかまった。 押し出し死球などで2失点。 八回も続投したが,本塁打と安打を浴びて岸田と交代した。 前日に続く失点で,KOされたのは今季初。 清川投手コーチは 「これだけ投げていて,疲れがないことはない。調整法とか工夫して,やらんと」と奮起を促す。 予定より出番が早まった抑えの岸田は 「後ろの3回を平野と2人でやる感じ。頭には入っていた」。 速球主体でしのぎ,同じマンションに住む年下右腕の乱調を救った。 この日,平野の球数は44に達し,岸田は2回を投げた。 ほかに信頼できる救援投手は見当たらず,2人の登板過多は指揮官の心配事項だが…。 小松(6回2失点で4勝目) 「長打のある選手が多いので,長打を許さないように気を付けた」 北川(7試合ぶりの先発出場で6号ソロ) 「(T-)岡田が打ってくれたので,楽な気持ちで打席に入れた」 オリックス・正田打撃コーチ (連日の2死球に)「(内角を)攻められるのは仕方ないが,あからさまだからね」
危なかった試合を勝ち試合にできたのは
試合前半の貯金とこの男の一発
試合前半の貯金とこの男の一発
“答え”はバットで出すだけだ。 3点をリードした5回2死一,二塁。 2ストライク2ボールからの6球目,外角低めへのパームボールをT-岡田のバットがとらえた。 体勢を崩され,泳ぎながらも拾った大飛球は右翼ポール際に消えた。 13日の横浜戦(京セラド)以来7試合ぶりの一発は勝負を決定付ける15号3ラン。 「そんなに熱くならずに落ち着いて打席に入れた。ただ勝負事なんで」 直前には新たな遺恨がぼっ発していた。 3点リードの5回1死二塁。 西武先発・帆足が投じた初球のストレートが後藤の右ひじを直撃した。 この日2個目,前夜からは4個目の死球。 “挑発”とも取れる攻めに激高した岡田監督がグラウンドに飛び出した。 両軍全選手もホームベース付近になだれ込んでの一触即発状態。「何も言ってない」。 当の後藤が暴言を吐いたわけでもなかったが, 中島は遊撃のポジションでグラブを取りファイティングポーズを見せていた。 明らかな宣戦布告に対し,指揮官は猛抗議。 主審の丹波審判員が「警告試合」を宣告して試合は再開されたが 「(死球は)あからさまだから」。 試合後の正田打撃コーチも怒りの色が収まらなかった。
しかし,2日で4死球はひどい!!
先発は登板感覚が空きすぎて不安だった小松が
中15日で先発した小松が6回9安打2失点で4勝目を挙げた。 6回には2点を返されなお2死三塁のピンチだったが, 片岡を遊直に抑えて最少失点で切り抜けた。 「長打のある打線なんで気を許さないように気をつけた。 チームも連敗していて熱くなっていた部分もあったと思う」。 乱闘騒ぎの直後も動揺を見せず安定した投球を披露。 交流戦後初先発で次戦につながる白星をつかんだ。
小松は敵地でのヒーローインタビューばっかりなので
次はホームゲームでの好投を期待
次はホームゲームでの好投を期待
遺恨も出てきた西武戦
今日も勝ってぜひとも勝ち越さなければ!!
今日も勝ってぜひとも勝ち越さなければ!!
【写真は,今季は岡田の年といっても過言ではない1年の中でのT-岡田の成長】