△8/12(木)ソフトバンク18回戦

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Bs 6-6 H
(ヤフードーム:33,390人)

勝:
S:
敗:

HR:(オ)カブレラ17号ソロ(4回,大隣),18号満塁(6回,大隣)
   (ソ)

2010年通算:106戦中53勝51敗2分 勝率.510
パ・リーグ順位:5位
ソフトバンク:6勝10敗2分

交流戦成績:24戦中16勝8敗0分 勝率.667
交流戦順位:1位 ☆優勝☆

最後までテレビで見てて・・・疲れた

チーム今季最長の5時間3分に及ぶ死闘だった。
白熱した一戦は痛み分けのドロー。
疲れ切った表情で会見場に現れた岡田監督は複雑な心境を吐露した。
「(勝てた?負けなかったか?どっちかわからんな…」
 4点差こそ追いついた。
その一方で,6人目の先発ローテーション投手に白星が付かない現状には頭を抱えていた。
 「先発投手が消えてしまってる。
もったいないよな。1週間前の伊原と一緒や。
ビックリするよな。高めに構えた時点でアカンと思った」
 あと1人で勝利投手の権利が付く場面だった。
1点リードの5回2死一,三塁。
プロ初先発の19歳・西が松田に投じたこの日91球目だ。
2ストライク1ボールからのつり球を強振され,
初の被安打となった一打は右翼フェンス直撃する同点の適時打二塁打だ。
「5回も何とか粘りたかったんですが,勝負どころで打たれてしまい,悔しい」。
若き右腕は勝負所で踏ん張り切れずに4回2/3を5失点で降板した。
 粘りをみせた打撃陣も7回以降は3度も得点圏に走者を進めながら決定打を欠いた。
「いっぱいチャンスはあったんやけどな」。
指揮官は疲労感を漂わせた。

ゴンゾーのリードが悪かったのか
西くんの若さゆえか初先発初勝利とはいきませんでした。

ただ,黒星を回避したのはカブレラの大暴れのおかげ
まずは特大の

オリックスカブレラが四回に先制の17号ソロを放った。
2ストライクから低めの変化球を3球続けて見極め,6球目をとらえた。
打った瞬間に両手を挙げるほど完ぺきな当たりは,
左翼席の「145M」と書かれた地点まで到達した。
 豪快なスイングの一方で,周囲には細かい気配りも。
プロ初先発の西にはベンチ裏でこっそり「ガンバッテ」とエールを送った。
「打ったのはスライダー。ウチカラ!(バットを内側から出せた)」
と得意のフレーズでコメントした。

夏男はこの場面でも

4点を追う6回にカブレラが勝負を振り出しに戻した。
 無死満塁から,見逃せば完全なボール球を
完ぺきにとらえた左翼最前列に自身通算7本目の満塁弾。
「打ったのはスライダー。
見逃せばボール球だったかもしれないけど,低めのボールをうまくとらえることができた」
 その前の4回1死では左翼席に推定飛距離145メートルの特大17号先制ソロ。
2打席連続弾で5打点を叩き出す暴れっぷりだった。

カブレラの好調の影に

引き分けに持ち込んだオリックスだが,勝ち越すチャンスはいくつもあった。
T-岡田は一,九回と2度の満塁機で凡退するなど,勝負強い打撃に陰りが見える。
八回に1死無走者から左前打を放ったものの
「自分のスイングができていない」と首をひねった。
 今季のブレークと併せて,相手バッテリーの警戒も日に日に増している。
岡田監督は「楽に(打席に)入れる場面じゃない。それをどう克服するか」と奮起を求めた。

カブレラ(六回に2打席連発となる18号満塁本塁打)
「見逃せばボールかもしれないが,低めをうまくとらえられた」

清川投手コーチ(初先発の西に)
「強いて言えば,ボールが高いところもあった」

T-岡田の母校は甲子園で1回戦突破しましたが
先輩は乗り越えないといけない壁に苦戦中ですね。


現在のCSクリンチナンバー31




【写真は,初先発でも強心臓ぶりが伺えた西くん。将来がますます楽しみな投手です。】