☆8/17(火)楽天19回戦

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Bs 3-0 E
(京セラドーム:16,373人)

勝:金子千12勝7敗
S:
敗:岩隈7勝8敗

HR:(楽)
   (オ)

2010年通算:110戦中54勝54敗2分 勝率.500
パ・リーグ順位:4位
楽天:13勝6敗0分

交流戦成績:24戦中16勝8敗0分 勝率.667
交流戦順位:1位 ☆優勝☆

喜びたくさんですが指が痛いのでさっと

「そらエースにはエースよ」-。
昨秋の就任当時から,オリックスの岡田監督は
好投手ひしめくパ・リーグでの戦いについて聞かれるたびに繰り返した。
勝機の少ない相手エースとの対戦に先発ローテーションの谷間の投手を当てるのではなく,
自軍の最高の投手で真っ向勝負を挑む。
そしてエースに選ばれたのが,金子千だった。
楽天・岩隈との投げ合いは開幕戦以来2度目。
「調子が悪いといっても,いい投手には変わりない。
主導権を渡さないように,攻める気持ちで投げた」。
再び4安打無四球に封じて制し,完封勝利は今季6度目だ。
最大のピンチは1-0の六回1死三塁。
鉄平にはフォークボール,
山崎にはこの日最速150キロを計測した弾丸のような直球でミットを正確に射抜き,
連続三振に切った。
 連勝を8に伸ばし,自己最多の12勝目。
停滞するチームのなかで,右腕の安定感は孤軍奮闘とも言える。
「あとの投手がこれに続かな」と指揮官。
残り34試合。
自力優勝は消滅したが「まだまだあきらめる位置ではない」。
太陽のように輝くエースの笑顔がチームに勇気を与えている。 

清川投手コーチ(金子千に)
「欲しいところで,きっちりと三振を取れている。理想的な試合運び」

もういっちょ

ミスターゼロ”“楽天キラー”の面目躍如たる快投劇だった。
金子千が今季6度目の完封勝利で8連勝。
08年から続く楽天戦連勝記録も「8」に伸ばした。
シーズン6完封勝利は,パ・リーグでは
87年にオリックス星野伸之が記録して以来23年ぶりの快挙だった。
 「岩隈さん?今年は調子が悪いがいいピッチャーに変わりはない。
先に点を与えたくなかった。
守りじゃなく,攻めの気持ちで投げました」
 開幕戦に続く岩隈との投げ合いに気合を込めた。
ピンチも招いた。
最大のそれ,6回1死三塁で鉄平,山崎武を迎えた場面を
「開き直りと野手との信頼感」で乗り切った。
鉄平をフルカウントからフォークで見逃し三振,
山崎武も2ストライク2ボールから147キロの真っすぐで見逃し三振に切って取った。
 「自己最多の12勝?僕の連勝より,チームが苦しかった。チームの連敗を止めた方がうれしい」
 自己最多の12勝と8試合連続勝利より,チームの連敗を4で止めたことを素直に喜ぶ。
「150キロ出た?急に出ない。スピードガンの間違いでしょう」。
8回2死無走者から聖沢の初球,107球目に計時された150キロにも冷静に応じた。
 「金子は勝つようになってからストレートが切れとる。きょうもよう,ボールが走っとった」
 岡田監督も“甦ったエース”に全幅の信頼を寄せる。
「(投球の)リズムがいい。無四球やろ。リズムがいいから守りも良くなる」。
こう金子千を褒めあげた後,
「他のピッチャーもリズム良くいけば…」と付け加えることも忘れなかった。
 5割に復帰した。
3位・ロッテとのゲーム差は3・5,
先発陣がエースに続けばCS出場の確率も一段と高くなる。

星野以来の快挙と言うあたり名実ともにオリックスのエースなった感じです。

打ではDHカラバイヨがいい働きをしてるとともに

オリックスは1点リードで迎えた七回,代打下山が貴重な適時二塁打を放った。
右肩の故障から約2カ月ぶりに1軍に復帰して2戦目。
三塁手のグラブをはじく強烈な当たりで左翼線を抜き
「(病欠中の)北川さんの代役ですけど。岩隈から点を取ればチームに勢いが出る」と喜んだ。
 後続の坂口,森山の連打で決定的な3点目のホームへ。
「これからは強い気持ちで戦わなければいけない試合が続く」と下山。
苦しいシーズン終盤に,頼れるベテランが帰ってきた。

黒シモヤマンが久々にいい仕事

後半戦の最後の山場で必要な戦力となってくれそうです。



現在のCSクリンチナンバー29





【写真は,エースのスマイルはファンもチームも元気にしてくれます。】