☆8/25(水)ソフトバンク20回戦

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Bs 4-2 H
(ヤフードーム:32,643人)

勝:金子千13勝7敗
S:岸田6勝5敗10S
敗:和田14勝7敗

HR:(オ)
   (ソ)田上7号ソロ(8回,金子千)

2010年通算:117戦中57勝58敗2分 勝率.496
パ・リーグ順位:5位
ソフトバンク:7勝11敗2分

交流戦成績:24戦中16勝8敗0分 勝率.667
交流戦順位:1位 ☆優勝☆

昨日も岡田監督の執念を見たような試合でした。

オリックスは先発の金子千が自身9連勝で今季13勝目。
チームは借金を「1」まで減らした。
オリックスに緊急事態が発生した。
試合前練習に岡田監督の姿がない。
午後3時過ぎに球場入りしたが,
グラウンドに出ることなく40分経過した頃に球団関係者と福岡市内の病院に直行した。
 「昼からグワーッと熱出てな」
 39度を超える発熱があり,点滴を受けて1時間20分後に再び球場に戻った。
「熱は引いたよ」。
無事ユニホーム姿で試合に臨んだが,シーズン終盤を迎え,
身体的にも精神的にも疲れはピークに達する時期。
イラ立ちが隠せない試合が続く中,歴戦の将にも重圧がのしかかる。
 投手陣もすでに緊急事態だ。
先発ローテの柱の金子千が22日のロッテ戦(千葉)で今季初のリリーフ登板。
七回から1イニングを投げ,勝利をもぎ取った。
 そして,予想されたカードの頭ではなく,中2日で相手のエース・和田にぶつけてきた。
和田は今季オリックス戦5試合で4勝1敗,防御率1・36。
しかし,指揮官は「ここからは相手の勝てる投手に(金子千を)ぶつけていくよ。
相手は避けたがるやろうけど,追っかける方やからな」と真っ向勝負を挑んだ。
 金子千はここまで自身最多の8連勝中。
すでに12勝を挙げている。
最多勝争いも佳境に入り,ソフトバンク・杉内が15勝で3勝差。
この日,投げ合う和田も14勝。
初めてのタイトル獲得に向けて一歩も引くつもりはない。
 その背番号「19」は監督の期待に応えて圧巻の投球見せた。
140キロ後半の直球にキレ味鋭い変化球を交え,
六回先頭の柴原に右翼線二塁打を浴びるまではパーフェクトピッチ。
二回二死からは4連続で空振り三振を奪った。
好投することこそが,監督にとって一番の薬となる。
 金子千は六回裏に川崎に適時三塁打を打たれ完封こそ逃したが,
8回2失点で13勝目を挙げた。
チームは借金を「1」とし,4位浮上も見えてきた。

もはや大エースの称号も検討しないといけない域に近づきつつある金子
2年前の小松の15勝に並ぶ日も近いかもです。

心配なのはそらそうよ監督の体調

オリックスの岡田監督は4連敗中だった天敵の和田に黒星をつけ,
「負けたら終わり,勝ったら次に行けるという試合。
いろいろな意味で,きょうの勝ちは大きいよ」と喜んだ。
 自身は39度近い発熱のため,試合前に福岡市内の病院で点滴治療を受けたが,
試合後は「だいぶようなったよ」と機嫌良く球場を後にした。

坂口(四回に適時打)
「チャンスだし積極的にいこうと思った。うまくセンターへ打ち返せた」

岸田(10セーブ)
「金子千が最後まで行くと思った。いつも通りです」

一昨日に比べて投打ががっちりとかみ合った試合
監督の体調も少しはよくなったことでしょう。

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39度の発熱を下げる良薬は白星しかなかった。
体調不良を抱えながら指揮を執った岡田監督は青白い顔のまま勝利のハイタッチ。
「下のチームは勝負に出んとな。勝ったら次に行ける,負けたら終わり。
そういうゲームの繰り返しや。体調?もう大丈夫よ」
と普段より力ない表情で意味ある1勝を振り返った。
 22日のロッテ戦で中継ぎ登板した金子千を中2日で和田にぶつけた。
それは逆転Aクラス入りへかける勝負の一手だったが,
大一番直前にアクシデントに見舞われた。
 昼過ぎから体調が悪くなったという岡田監督は一度,球場入りしながら,
グラウンドに出ることなくユニホーム姿のまま福岡市内の病院に直行。
約40分間,点滴を打ち再び球場に戻ってきた。
 一戦必勝態勢を敷き,ストレスがたまる上に,
前日24日は投打ともにミスのオンパレードで敗戦。
体調を崩すのもやむを得なかったが,エースが休息の時を与えた。
 5回まで無安打8奪三振完全試合ペース。
6,8回にそれぞれ1点を失ったが逆転は許さず9連勝。
17日の楽天戦でマークしたシーズン自己最多をさらに塗り替える13勝目。
今後もスクランブル登板の可能性があるが
「言われたところで投げるのが選手。これからもしっかり期待に応えたい」
と金子千は頼もしい言葉を口にした。
 「いろんな意味できょう勝つのは大きいよ」。
勝負師の顔で断言した岡田監督だが微熱は続いている。
勝利という良薬はまだまだ必要だ。

岡田監督の体調もですが
大事な金子をあまり酷使しないこともお忘れなく

首位打者を目指す主砲は

オリックスカブレラが一回に先制の左前打を放った。
カウント3ボールから「的を絞って甘い球を打ちにいこうと思っていた」と,
低めの変化球をねらい打ち。
ここまで4連敗を喫している苦手の和田攻略へ,まずは主砲が突破口を開いた。
 場面は1死一,三塁だったが,次打者のT-岡田は和田との対戦成績がよくなかった。
積極的な思考は相手左腕の出ばなをくじく一打となった。

チームバッティングも可能なカブレラだけに
今後も打点を増産してもらいたいですね。


そして今日の先発は

3連敗中の木佐貫がきょう26日のソフトバンク戦に中5日で先発する。
「いい投手を数多く登板させるため」(清川投手コーチ)と
勝ち頭の金子千とともにフル回転が期待されており,
ローテーションを入れ替えての登板。
最近は接戦をものにできず3年ぶりの2ケタ勝利目前で足踏みが続いているだけに
「内容より勝つことが一番。まずは先制点をやらないように気をつけたい」と気合を入れた。

ぜひぜひヌッキーの2ケタを!!


現在のCSクリンチナンバー25




【写真は,満面の微笑みの貴公子,美白カーブとキレのあるストレートが武器】