☆9/7(火)ロッテ19回戦

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Bs 5-4 M
(京セラドーム:14,145人)

勝:金子千15勝7敗
S:平野6勝1敗2S
敗:マーフィー11勝6敗

HR:(ロ)福浦11号2ラン(1回,金子千)
   (オ)田口3号2ラン(7回,マーフィー),バルディリス11号ソロ(8回,薮田)

2010年通算:128戦中63勝61敗4分 勝率.508
パ・リーグ順位:4位
対ロッテ:6勝13敗0分

交流戦成績:24戦中16勝8敗0分 勝率.667
交流戦順位:1位 ☆優勝☆

うれしい試合でしたが時間の都合で足早に

試合前には

オリックスの金子千は7月から10連勝で2カ月連続の受賞。
8月は味方の援護に恵まれた勝利もあり
「リズムを大事にして投げている。それが攻撃につながっているのかな」と振り返った。
 チーム事情に合わせた変則的な登板間隔もこなし,
8月は1ホールドも記録したエースは
「負けられない試合が続いている。投げろと言われたところで投げるだけ」と言い切った。

連続月間MVPの名誉にかけて

金子千はマウンド上でもがいていた。
直球は普段より3~5キロほど遅く,制球も定まらない。いきなり3点を失った。
 「バランスが悪くて狙ったところにいかない。でもズルズルいかないようにしよう」。
二回からは粘りの投球だった。
これが打線の援護を引き出し,11連勝でリーグトップの15勝に並んだ。
 「立ち直ったと言える内容かは分からない」と言うが,その分,光ったのは変化球。
シュートとカットボールで内外角に揺さぶり,フォークボールを低めに落とす。
8回を投げて11三振を奪った。
オリックスで11連勝は阪急時代の佐藤義則が記録して以来25年ぶりだ。
 長野商高時代には「長野のイチロー」と呼ばれたくらい,投げても打っても野球センスは抜群。
もともと多い女性ファンに加え,最近では男性からもファンレターが急増しているとか。
 「疲れは感じていない。ここからが本当の勝負」。
3強浮上を本気で見据えている。

岡田監督(九回に失点の平野に)
「直球を投げへんのやから。何が一番自分のええボールなんや。考えられへん」

今日の投球では厳しいかと思われましたが
試合中に修正できるようになったのは大エースの証拠

大エースを勇気付けたのが大ベテラン

劇的な起死回生の一撃だった。
1点を追う7回1死一塁。
「あそこしかなかった」。
岡田監督は代打に田口を指名。
そして一塁走者の坂口が二盗に成功。「坂口が二塁に行ってくれて楽になった」。
打席の中で迷いを払しょくした。
 そして先発マーフィーが投じた128球目。
内角への速球をジャストミート。
大飛球は左翼席に着弾。
5月26日の横浜戦(横浜)以来の3号2ランだ。
今季2度目の代打アーチで決勝点をたたき出した。
 8月31日に46日ぶりの1軍再昇格。
その際に数名の昇格候補選手の名前が挙がった。
しかし指揮官は迷わずに決断。
「この時期やからな。若手よりも経験のある」。
ペナントレース終盤の戦いを見据えての入れ替え。
正念場に立たれたチームには数多くの修羅場をくぐり抜けてきた男の存在が必要不可欠だった。
 そのベテランのひと振りが先発・金子千への勝利を呼び込んだ。
初回に3失点しながら粘投した結果が最高の結果を導いた。
8回8安打3失点,11奪三振の粘投で08年の小松以来となる15勝目。
これで球団では85年の佐藤義則に並び11連勝だ。
 金子千はこの日はパ・リーグでは8人目となる2カ月(7月,8月)連続で
月間最優秀選手(月間MVP)を受賞した。
まさにそれに応える投球だった。

海外では優勝請負人的な活躍をした田口
決して中心選手ではないですが田口がいることでチーム力が上がるのは確か

田口のもうひと記事

オリックスの田口が七回,代打で逆転2ランを放った。
バットを短く持ってファウルで粘り,7球目の速球をジャストミート。
表情を崩さず1周したが,チーム最年長の41歳を祝福するベンチに戻ると
「思い切り振れたね」と笑った。
 試合後は金子千と並んでお立ち台へ。
「9年ぶりか10年ぶりか…。メジャーはないからね。照れくさい」と苦笑い。
不振で2軍降格も味わっただけに
「ベテランだから打つのではない。みんなに支えられて今の僕がある」と話した。

ヒーローインタビューではファンの声援の一押しが力になるとのコメントも
田口壮,たまらない存在です。

ここぞで勝利に貢献したのはバル

1点リードで迎えた8回2死からバルディリスがダメ押し弾を放った。
2番手の薮田が投じたフォークをフルスイングした一打は左中間スタンドに消えた。
8月10日のソフトバンク戦(ヤフド)以来となる一撃は第11号ソロ。
この日は腹痛を押して出場した。
それでも勝負を決定づけた伏兵は
「とにかくミートすることを考えていたけど,しっかりとらえることができた。
いいところで打つことができて良かった!」と,ホッとした表情をみせた。

ここ最近鬼門だったサードでこの一年よくがんばってます。


まだ望みは繋がってる!!!


残り16試合,現在のCSクリンチナンバー15




【写真は,久々の田口壮のお立ち台!ベンチの中での存在感が違います。】