☆9/16(木)西武最終戦【修正版】

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Bs 7-3 L
スカイマーク:24,831人)

勝:平野7勝1敗2S
S:
敗:小野寺1勝3敗

HR:(西)高山11号2ラン(4回,中山)
   (オ)T-岡田33号満塁(8回,グラマン

2010年通算:134戦中67勝64敗4分 勝率.511
パ・リーグ順位:5位
対西武:10勝14敗0分

交流戦成績:24戦中16勝8敗0分 勝率.667
交流戦順位:1位 ☆優勝☆

修正がかなり遅れましたが
この試合にはしびれました。

勝ち越しのチャンスはここしかない-。
八回に執念の猛攻で追い付いたオリックスは,なおも2死満塁と攻め立てた。
ベンチから現れた代打は背番号「55」。
T-岡田だ。
それは左太もも裏に肉離れを抱え,6試合ぶり出場となる主砲の姿だった。
割れんばかりの歓声に包まれた。
今季大きく成長した22歳への期待の証しだろう。
143キロの直球だった。
自身初の満塁弾はキングを独走する33号。
力むことなく,中堅やや左の“T-岡田ゾーン”へと運んだ。
「実感はないけど…。きょうは興奮して寝るのが遅くなりそうですね」
全治6週間の重傷だ。
下半身をフル活用する長距離砲にとって影響は色濃く「普通にジョグするだけでも痛い」と明かす。
一方で「けがをした自分にいら立ちがあった」とも。
チームはCS進出への正念場。
テーピングでがちがちに固定し,無念を晴らす機会を待っていた。
打席に向かう前,岡田監督から「打っても走らんでええ」と言われた。
もちろん本塁打だから,本当にゆっくりと1周した。
何度も何度も,童顔をほころばせながら。

中山(五回途中までを3失点)
「先制点を取ってもらった後をしっかり抑えないといけない」

誰もがここで一発打ってくれたらいいな
の「いいな」が形になりました。

テレビCMみたいですが

神戸の夜空に吸い込まれた打球を全員がかたずをのんで見守った。
そして祈った。
「入ってくれ!」。
打ったT-岡田の,そしてベンチで身を乗り出して見ていた岡田監督の祈りが通じ,
それは左中間席で弾んだ。
「完ぺきでした。
でも100%じゃないからその分どうかなと思っていて。
こんなにゆっくり回ったのは初めてですね」
プロ初の満塁弾が試合を決める決勝アーチ。
正田打撃コーチとハイタッチして万歳し,うっすらと涙ぐんだ岡田監督を横目に,
主砲は痛む左足をかばいながら,ゆっくりとベースを回った。
一振りで決めた。
1点を追う8回,同点に追いつきなお2死満塁。
「同点になった後だし,気分的にも楽だろう」と岡田監督から送り出された。
打席に立つのは,8日のロッテ戦で左太もも裏を肉離れし
全治6週間の診断を受けて以来,6試合ぶり。
打席に立つ直前,「打っても走らんでええからな」という指揮官のささやきに応えた結果だった。

あんなに喜んでる岡田監督も珍しいと言う感じでしたね。
さらに別記事

オリックスは16日,西武との今季最終戦スカイマーク)に7-3で逆転勝ち。
八回に同点とし,なお二死満塁から代打・T-岡田外野手(22)が
中堅左へ33号決勝満塁弾を放った。
8日に左太もも裏を肉離れしてから初の打席での一発。
若き主砲が初の本塁打王へ突き進む。
岡田監督はベンチでバンザイ。
観客も総立ちになった。
打球の行方を見届けたT-岡田が,ゆっくりと歩を進めた。
3-3の八回二死から代打勝ち越し満塁本塁打。
左太もも裏に肉離れを抱える男が,故障後初打席で奇跡を起こした。
「軸足が100%じゃないので,行ってくれと思って走りました。
けがをした自分へのいらだちがあったので,貢献できてよかった」
八回に同点とし,なお二死満塁の場面で岡田監督は
「代打・T-岡田」という禁断のカードを切った。
8日のロッテ戦(京セラドーム)で走塁中に全治6週間の肉離れを負った主砲にとって,
6試合ぶりの打席。
指揮官からは「打っても走らんでエエ」と耳打ちされて送り出され,
2ボールから左腕グラマンの高め直球をはじき返した。
まさに一振りで中堅左へ運んだ33号は,自身初の満塁弾。
岡田監督の目も感激で潤んでいた。
昨年8月から米ロサンゼルスでゴルフ修行中の兄,裕弥さん(29)が2日に一時帰国。
14日の渡米日を17日に延期し,両親らとともにスタンドで観戦していた。
帰国の際,おみやげに米国ブランドの洋服をたくさんくれた兄。
生観戦のラストチャンスで,恩返し弾を届けた。
「ある程度振れるというのはあった。こういう場面が一番エエかなと思うとったからな」
と胸を張る岡田監督。
オリックスの若き主砲が,まだまだドラマを演出する

家族が観戦してるといういいタイミングでの一発
何か持ってる選手ですね。

家族観戦の別記事も

T-岡田の両親,兄姉が一塁内野席で観戦。
母・美津子さん(57)は
「涙,涙でした。あんな場面で使ってくださった監督もスゴイ」と目頭を押さえた。
父・秀和さん(57)は「家では甘えて『痛い,痛い』というんですけど,
試合で使ってもらえなくなるから外では言わない。昔からそういう子なんです」
と,けがを乗り越えた息子を頼もしそうに見つめていた。

勝利の演出は昨日の試合も中継ぎ陣

ラクル弾の陰で中継ぎ陣が奮闘した。
先発の中山が3失点で5回途中に降板後,比嘉,平野,岸田の3人が無失点リレー。
「途中で取られていたらゲームは決まる。中継ぎが辛抱して頑張っているからよ」
と岡田監督も手放しでほめた。
3失策した前日15日に続き,この日も坂口が適時失策するなど序盤にミスが出ただけに,
中盤以降の粘りが光った。

比嘉,平野が良かったのも勝因ですが
T-岡田の前の田口もいいつなぎを見せてくれましたよね。



残り9試合,現在のCSクリンチナンバー8




【写真は,かわいい顔してる割に打球はえげつないT-岡田の微笑み】