フェニックスでそらそうよ節
オリックスの岡田彰布監督(52)が21日, 3日間の宮崎フェニックス・リーグ視察を終えた。 最終日は生目の杜で巨人と対戦した自軍の若手に目を向ける一方, バックネット裏では試合中も各球団の編成担当と長時間にわたって情報を交換した。 「情報交換?まあな。(トレードは)まだよ。 日本シリーズも終わってない時期やしな。まずはドラフトよ」。 煙幕を張ったものの,1軍の監督が自ら他球団選手の情報を収集すること自体が異例だ。 全12球団の編成担当が宮崎県に集結する絶好の機会で積極的に動いた。 19日には記者席でソフトバンク,ロッテ,巨人,中日,阪神の編成担当と会談。 この日もネット裏席で他球団関係者と“青空会談”した。 「(トレードは)仕掛けへんよ」と繰り返したが, 昨オフの就任以降,西武から赤田を獲得するなど4球団と交換トレードを成立させた実績がある。 有事への準備は,いつ何時でも必要。 一方では伊原,西ら若手へのゲキも忘れなかった。 「来年の1軍戦力として期待している」。 宮崎に出向いた指揮官が,グラウンド内外での収穫を手に帰阪した。
試合さながらの動きもあったみたいで
オリックス・岡田彰布監督が21日, 宮崎でのフェニックスリーグ・巨人戦(生目の杜第2)を視察し, 試合後にシーズンさながらのカミナリを落とした。 先発した伊原が,四回まで無失点に抑えながら,五回2死から3失点したことに 「また4回2/3から失点や。シーズン中と同じこと繰り返しとる。自分で乗り切らんと」。 今季5度の先発機会を得ながら0勝に終わった2年目左腕に,久々の怒将節。 この日で視察を終え,夕方に帰阪した。
伊原もドラフト次第で来季の居場所がなくなる可能性もある。
左の先発枠を古川に渡して左の中継ぎでもいいかもしれません。
左の先発枠を古川に渡して左の中継ぎでもいいかもしれません。
やっぱりオフもそらそうよ節が鳴り響きそうです。
【写真は,昨年の秋季キャンプの伊原。成長が待たれるが待ち続けられないのがプロの世界】