新戦力とお金のお話

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まずは,合意間近の話がほぼ合意になったという記事

オリックスの村山球団本部長は13日,
大リーグ・タイガースのアルフレド・フィガロ投手(26)との交渉に関して
「ほぼ合意状態」と語った。
身体検査をクリアすれば,正式に入団が決まる。
今季のフィガロは8試合で未勝利(防御率6・75)に終わったが,昨年は2勝を挙げている。
1メートル83の長身から投げ下ろすMAX155キロの速球と
カーブ,スライダー,チェンジアップを操る。

自前発掘の助っ人はうれしいですが
球は速いがコントロールがいまいち
セットポジションで走られ放題かボークなんて投手でないことを祈ります。

まずは面構えを拝みたいですね。


そして,昨日に引き続きスンヨプ

失意のまま今季限りで巨人を去り,
来季からはオリックスでプレーすることになった韓国の国民的打者,
李承ヨプ内野手(34)。巨人での扱われ方には,やはり腹に一物あるようで…。
李承ヨプは1年契約,年俸1億5000万円でオリックスと合意。
10日にはソウル市内で入団会見を行った。
現地報道によると,会見後には報道陣から巨人への思いを聞く質問が相次いだ。
李承ヨプは「6歳の息子がテレビで野球を見ながら,
『どうして父さんは野球場にいないで家にいるの?』と言われた。胸が痛かった」
と傷心の日々を振り返った。
ロッテから巨人に移籍した初年度の2006年には獅子奮迅の活躍。
同年オフにメジャー挑戦とてんびんに掛けて,巨人と総額30億円(推定)の4年契約を結んだ。
しかし,年々成績は下降線をたどり,契約最終年の今季も大半は2軍暮らしだった。
これで再契約は望むべくもなく,渡辺恒雄球団会長は名指しこそ避けたが,
「4年契約で大金払って,クソの役にも立たなかったってのもいる」と酷評した。
李承ヨプも「巨人では,ばく大なお金をもらった。
契約を担当した人も立場が困難になったと聞いた」
と金額に見合わない働きだったことをわびるが,
今季の出場機会の少なさには納得していない。
「今年は体の状態が最もよかった。どこで食い違ったのか分からない。
私を2軍に置いたのが間違った判断だったと証明する」と巨人への雪辱に燃える。
移籍先を探す際も韓国への復帰は「死ぬまで後悔する」と眼中になし。
巨人との直接対決が多いセ・リーグの他球団を最優先に探した。
結局は思いもよらなかったパ・リーグオリックスから声がかかって入団を決めたが,
「正直に言うと,巨人とたくさん試合をしたかったので,少し残念」とも。
「交流戦4試合で巨人にしっかり実力を見せて,
私を捨てたのは間違った選択だったということを,必ず示したい」
と古巣との対戦を心待ちにしている。
しかし,巨人にしても30億円も払って「クソの役にも立たなかった」選手に見返されたのでは,
たまったものではないだろうが…。

理由がなんであってもモチベーションが上がるならよしとしないと
とにかくまずはオリックスで1発大きいのをかましてもらいたいですね。

そんなスンヨプ

入団が決まった李スンヨプ(前巨人)が始動した。
韓国メディアが13日「古巣サムスンの本拠地,慶山(キョンサン)訓練場で自主トレを開始。
サムスン球団が施設などで協力」と報じた。
前日12日に李スンヨプは「明日(13日)から40インチのノックバットで
ロングティーを始めたい。体の内側からバットを出すようにする」と話していた。

最終的には精度を上げて100打点を目標にがんばって欲しいです。


新戦力の話ではないですが
スンヨプでお金の話が出たので

オリックスの契約更改交渉が先週末,12球団最速で完了した。
今季17勝をあげ最多勝の金子千尋投手(27)が1億5000万円,
2年連続打率3割(・308)をマークした坂口智隆外野手(26)が1億円でサイン。
今季は皆無だった日本人の1億円プレーヤーが2人も誕生した。
ただ,この大盤振る舞いの裏には,原資調達のためのベテラン勢のリストラがあった。
12球団の中で資金不足といわれる広島や横浜でさえ
1億円超の日本人プレーヤーがいるのにオリックスには見あたらなかった。
「残念ながら球界を代表するような選手がいなかったということと若手選手が多いからでしょう。
有望選手も多いし,今後,他球団なみにどんどん出てくる」と球団幹部はいう。
しかしオリックス本社の財布のヒモは固く,宮内オーナーからも
「お金を使えばチームが強くなるものではない」とのダメだしも出ている。
昨オフからチーム全体の人件費が見直され,スカウト,スコアラーにバッティング投手など
裏方のセクションの人員整理を行ってきた。
選手の年俸も抑え気味だったが今回,金子千に加え,T-岡田が本塁打王のタイトルを獲得し,
坂口も3年連続のゴールデングラブ受賞。
球界の風潮からして,大幅アップは,やむなしの状況になっていた。
当然増える分があれば減らす工夫-との意味合いからか,
シーズン終了早々に年俸7000万円の大村,5000万円の浜中(ヤクルト入り決定)ら
ベテラン勢を続々と自由契約にしたのだ。
「3000万円台の大久保や本柳も契約を解除していますね。
まあ若手が育ちつつあるチームだからベテラン切りはしかたないけど,
お金にシビアな球団なので金子や坂口の増額分を彼たちで賄ったとみられても…」とは球界関係者。
日本人選手総額年俸では毎年12球団中下位をさまようオリックスは,
来季も低空飛行に変わりはない。

相変わらずの酷評ありがとうございます。

選手年俸も気になりますが個人的には裏方をしっかり育ててほしいと思います。
スコアラーなんて増員してもっと他球団分析してもらいたいくらいです。


こういう人事もありましたし・・・

オリックスの熊野輝光編成部長補佐兼スカウトグループ長(53)が
今年限りで退団することが6日,分かった。
阪急,オリックス,巨人で現役生活を送った熊野氏は1994年に現役引退後,
コーチを経て97年からオリックスのスカウト就任。
03年には担当スカウトとして今季最多勝に輝いた金子千を獲得するなど手腕を発揮した。
今後について,現時点では未定。

熊野さんお疲れ様です。

ドラフト戦略の責任をひとりかぶった格好になりました・・・

左の代打として好きな選手でした。




【写真は,かつての大砲偏重の補強をしてたときの姿。ローズ,カブレララロッカはもういない・・・】