それぞれの人生,それぞれの岐路

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今日はオリックスのOBのお話を

塩崎はコーチに
大久保と仁藤は球団職員にと
第2の人生を無事に歩み始めたことはある意味喜ばしいことです。

多くが30代,早くて20代で終わる現役生活
残りの人生の方が長いといっても過言ではないので
次のステップが大事ですよね。

そんなOBが格闘界でついにデビュー

「Dynamite!!」(31日,さいたまSA)
最終回,痛恨の“サヨナラ負け”となってしまった。
プロ野球の横浜,オリックスで野手として活躍した古木克明(30)=スマッシュ=が,
総合格闘技転向初戦でアンディ・オロゴン(27)=ナイジェリア=と激突。
互角以上の戦いを見せたが,試合終了間際にパンチを被弾。大流血の末に0‐3の判定負けを喫した。
  ◇  ◇
デビュー戦は,いきなり“先制点”を奪われて始まった。
1回,右ストレートを被弾して古木の腰が落ちた。
追撃の左パンチで崩れ落ち,大ピンチに。
左目の上を大きく切って流血のアクシデントにも見舞われたが,ここから逆襲に転じた。
パウンドを浴びながらもタックルで切り返し,3分過ぎにはマウントポジションを奪取。
パンチを落としていく。
2回にもテークダウンに失敗して上を奪われながら下からの腕固めで逆転。
決めきれずにマウントを奪われても下から三角絞めに捕獲したがゴングで逃げられ,
最大の好機を逸してしまった。
最終3回にもパンチで圧力をかけると組み付くが,テークダウンには至らず。
試合終了まで1分を切ったところで強烈な右ストレートを被弾して腰が落ち,ビッグポイントを失う。
この失点が響き,判定は3‐0でアンディ。
野球で言えば9回まで互角に試合を進めながら痛恨の“サヨナラ負け”を喫した古木は
「いくらデビュー戦とはいえ負けるのは悔しい」と,どん欲に振り返った。
入場では所属するスマッシュの仲間たちと「スマッシュトレイン」を編成。
プロレス部門のTAJIRIやAKIRAらスマッシュ勢が総出で晴れの舞台に送り出した。
入場曲もTAJIRIのものを使用した。
リングサイドには親友の俳優・高岡蒼甫と妻の人気女優・宮崎あおいも駆けつけた。
多くの人々の願いに勝利で応えることはできなかったが,
序盤の大ピンチにもあわてず盛り返す新人離れした心の強さは,仲間がもたらしたものだ。
古木は「心が何回も折れそうになったが,スマッシュのメンバーみんなが背中を押してくれた。
蒼甫は不安な気持ちになっているところを,すごく『頑張れ頑張れ』って背中を押してくれた」
と,感謝した。
大いなる可能性を見せたデビュー戦を終え,野球選手から格闘家へ。
生まれ変わった男は「やっぱり勝たないと」と,初勝利に目を向けていた。

直接見てないですが惜敗ということで残念です。
この記事を見て本当に格闘家になったんだなぁと思いました。

古木が次こそ勝利しますように!

そして,戦力外通告を受けても現役へのこだわりを持つOBも

オリックスを戦力外になった大村直之外野手(34)が29日,
1年間の浪人覚悟で現役続行を宣言した。
10月2日の戦力外通告後も西宮市内で自主トレを継続している。
「体はいつでも行ける準備はしている。(力を)証明する場所がほしい。
タフィみたいなこともあるし,今は待つしかない」。
巨人退団後,1年間のブランクを経て
07年オリックス入りしたタフィ・ローズを例に長期戦でオファーを待つと明かした。
06年に最多安打。
現役6位1865安打のヒットマンがプロ17年目は初の無安打に終わった。
代打で2打席。
開幕から5試合で2軍落ち。
ウエスタン・リーグでどれだけ打っても昇格できなかった。
「どんな理由であれ,試合に出られなかったのは自分のせい」。
オリックスで不要とされた現実に恨みつらみはない。
あるのはプレーヤーとしての自信。
そしてほしいのはプレーする環境だけだ。
「声をかけてもらったらいく。年俸はいくらでもいい。
ゼロでもええもん。(ポジション争いで)だれにも負けないし,勝つ自信がある。
2000本安打も今は何とも思わんねえ」。
浪人と無給まで覚悟してひたすら待つ。
けがやハプニングといった緊急事態で突如,呼ばれる可能性もあると前向きだ。
「うまくピースが空いて入れることもあるかもしれんけど,こればかりはタイミング」。
打席で追い込まれても粘りに粘って安打にしてきた名手が
もう1度輝きを放つため,耐えに耐える。

大村に関しては,2軍で好成績を残しても1軍招聘はなく
赤田が不調になったらすぐに荒金を補強
どうしても1軍で定着できませんでした。

個人的にはカープの2軍選手筋から聞いた
大村に関する都市伝説

詳しくは書けませんが
あの事件に大きく関わっているから干されたという話

今回の戦力外で真実味を帯びてきた気がします。

どんなに使える選手でももしそれが真実なら
名球界資格を取るよう球団が目を掛けることは決してないでしょう。

大村ともうひとり別のOBもオファー待ちみたいで

いてまえ打線」の大阪近鉄が最後に優勝した2001年。
その中核を担った中村紀洋内野手(37)と,
俊足巧打の1番打者・大村直之外野手(34)の2人が今,野球人生の岐路に立たされている。
近鉄消滅後,中村は米ドジャースからオリックス,中日,楽天へ,
大村はソフトバンクオリックスで活躍してきたが,このオフにともに戦力外となった。
獲得に名乗りを上げる球団がないなか,
ベテラン2人は現役続行へ向けて孤独なトレーニングを続けている。
37歳という年齢からすれば,潮時と考えてもおかしくない。
それでも,中村は「引退」の言葉が心に浮かんでこないという。
「現役でやっている選手を見ても,自分はまだまだ大丈夫だと思うんですよ。
『やれる』と思っている限り,野球を続けていきたいんです」
9月に右太もも肉離れで戦線離脱したが,今季129試合に出場,
規定打席にも到達して126安打をマーク。
米大リーグでの5本を含め通算2000安打まであと172安打に迫っている。
さらに2011年は節目のプロ20年目。
だからこそ,現役続行へのモチベーションは高い。
「オファー? ないもんはしようがない。
でも声が掛かったら,いつでも行けるようにしておきたい。
『来ないか』といわれるときは受け入れ態勢ができて,言ってくれるわけやしね」
キャンプ,オープン戦で故障者が出て戦力補充が必要になれば,
中村のように実績を持つ選手は緊急補強にうってつけ。
その時を信じて今も週2度のペースで硬球が打てる施設で打撃練習を続け,
坂が多い自宅周辺で走り込みを行っている。
07年1月,契約問題がこじれてオリックスを退団。
今回と同様“無所属”の時期を経験し,2月に中日に育成契約で入団。
その後,日本シリーズのMVPに駆け上がった。
「今度も育成からでいい」。
日本がダメなら韓国など「海外の方向も,考えんとアカンでしょうね」。
本塁打王1回,打点王2回,ゴールデングラブ賞7度という栄光の野球人生。
そのプライドをかなぐり捨て,あくまで現役にこだわる覚悟だ。
通算2000安打まであと135本で迎えた今年,大村は「9月には達成できる」と考えていた。
ソフトバンク時代の06年には165安打でパ最多安打を記録している。
だが,今季1軍でわずか2打席,そして戦力外通告を受けた。
無安打に終わった屈辱のシーズンを大村は「しゃあない」と振り返った。
「試合に使ってもらえない。その原因を作ったのは自分。それがプロの世界というもの」
34歳。
ケガもなく体はまだ十分動く。
オリックスから戦力外通告を受けた後も,週5日は西宮市内のジムに通い
「いつでも行ける準備はしている」。
かつて1年間のブランクを経て,
オリックスで現役復帰した近鉄時代の僚友ローズを思い浮かべ,浪人生活も覚悟の上。
現役をあきらめる気持ちはない。
他球団にけが人が出るアクシデントが「必ず起こる」とベテランらしい見通しを語り,
「空いたピースに,自分がうまくはまるようなことがあれば…。
声を掛けてくれたら,俺は行くよ。
給料はゼロでもええ。
自分の力を証明する場所が欲しいだけや」
野球人のプライドをかけた“最後の戦い”へ「待つだけですわ」。
その日が来るのを大村は信じている。

中村に関してはオリックスに在籍時とにかくわがままというイメージ
近鉄選手を束ねて派閥を作ろうとしたり
北川が融合に奮闘したのと真逆の存在でした。

正直,契約がこじれて退団したときはホッとしました。
まかり間違って再度中村を獲得しないよう球団にはお願いしたいです。

大村も中村もチームの和を乱すという意味でオリックスらしくない選手でした。
自分勝手にイケイケいてまえの野球はオリックスにいりません。

イチローが個人の成績や実力がチームを強くするという考えなのとはまったく違います。
ふたりは,ただの選手のわがままだしそんなチームは見ていて面白くないです。

このふたりはOBとして応援はしますが
同じチームでもう一度という気にならない不思議な例でもあります。

中村も中日で落合監督の下で
真面目にあそこが痛いここが痛いとも言わず
活躍した姿は好きでした。

別天地でのそんな活躍を二人には望みます。




【写真は,敵するといやらしいバッティングで味方にすると頼もしかったイメージのある大村。惜しいのはその性格。】