決断の時

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盟友AOKUさん!極寒の中,2軍観戦お疲れ様でした。
ほんとうに頭が下がります。
(くわしくは後程のTBで)


さて,震災復興や支援,福島原発の問題では総理の決断力の遅さが問題視されてますが

当ブログが記録として追っている問題も決断の時が迫ってます。

まずはこの記事

東日本大震災により公式戦開幕が懸念されているプロ野球で,
セ・パ両リーグの分離開幕が決まった。
楽天の本拠地球場が被災するなど,25日開幕が難しい情勢のパ・リーグは16日,
都内で臨時理事会を行い,開幕を4月12日まで延期することを決めた。
一方,所属球団の受けた影響が比較的小さいセ・リーグは,
選手側から開催に疑問の声が上がっている中で予定通り25日に強行開幕する方向。
17日に発表される。 
前日に続いて行われた臨時のパ理事会。
急きょ前夜に開催が決まった会議は4時間近くも議論が交わされた。
継続審議となった開幕日。
前日の時点で延期という方向性は確認していた。
では,いつまで延ばすのか。
被災した楽天の本拠地・仙台の状況,代替の本拠地の問題も考慮して4・12開幕が確定した。
「いろいろ問題点をすり合わせ,開幕の方向性を話した。最終的な方向ではありません」。
井上智治理事長(楽天オーナー代行)は慎重にそう話すと
「営業面のこともあるが,チームがいつスタートするかという問題もある」。
不安な中でも開幕へ準備しなければならない。
選手のメンタル面への配慮からも発表を急ぐ必要があった。
前夜,各理事会でセが25日強行開幕,パが開幕延期を決めて迎えた実行委。
加藤良三コミッショナーが5項目の方針を示して熟考を促し,継続審議が決まった。
それから約15時間後。
延期という基本方針の上で確認したのが4月12日開幕だった。
当初の日程では4月10日までで6球団が一通りの対戦を終了。
同12日からが対戦カードの折り返しとなる。
楽天が本拠地開幕となる同15日の案もあったが
「球場が同じよりもカードが同じ方がフェアではないか」という意見が出て,
あらためて仕切り直すという意味からも最適となったという。
一方で,セ・リーグは25日開幕を前日の理事会で確認。
被災地への配慮や電力事情,選手会の反発もあるが,
本拠地に被害がないことからある球団幹部は
「セはやれる範囲でやればいい。
開幕準備を進め(電力事情などで)できないなら試合ごと中止すればいい」との見解を示した。
セは17日に予定していた理事会を中止。
最終判断は理事長預かりとし,17日に発表する方向で準備している。
パの井上理事長は「セとすり合わせして,足並みをそろえてから発表したい。
新(あたらし)さん(ヤクルト球団専務=セ・リーグ理事長)とも連絡を取ってます」と説明。
17日にセ,パですり合わせを行う予定だ。
セの開幕日次第でパも流動的ではあるが,セは3・25,パは4・12という分離開幕を,
加藤コミッショナーの同席のもとに発表することになりそうだ。

≪延期も火曜開幕も史上初≫
パは4月12日の火曜日に開幕日が変更される。
開幕が延期されるのは史上初で,2リーグ制以降では73年セ,パの4月14日,
63,85年セの4月13日に次ぎ,69年セ,パに並ぶ遅いシーズン開幕となる。
また,過去の開幕は大半が金曜か土曜。
その他の曜日は祝日だったケースも含めて水,木,日曜はあったが,火曜からは初めてだ。
なお,セの3月25日からは18日遅れ。
これまでのセ,パ分離開幕では08年の8日間が最長となっており,
今回が最も足並みのそろわない開幕になった。 

セ3.25,パ4.12
このとおり発表されるか未定ですがこれが決断ならこのとおりするしかないんです。

ヤクルト宮本,阪神金本,新井もこれ以上ぐずぐず言わない!!

災害の現状,原発の状況,被災者の気持ち・・・いろいろ意見はあると思います。

気持ちは分かるしマスコミは有名選手の声を拾うから目立ちますが

決められたらやる!

声の大きい選手の不用意な一言で他の選手のモチベーションが下がるのは避けたいです。


開幕が2週間遅れる結果こんな案も

開幕を延期するパ・リーグでは,1チーム15試合ずつを飛ばすことになる。
緊急理事会ではこの15試合の扱いについても検討。
井上理事長は「公式戦144試合とクライマックスシリーズ(CS)をしたいという希望はある。
現実とどうすり合わせるか」。
ある球団幹部は「延期した分を後ろにくっつける案もある」と説明した。 
ただ,パの公式戦最終日は10月4日。
10日後の同14日からはCSファーストステージが始まる。
雨天中止の試合が出れば事実上,日程消化は不可能で
144試合を行うためにCSを開催しない案が提示されるなど,
パは今後も延期余波の日程調整に苦慮しそうだ。

今季に限りCS中止は納得できますので
最大限日程調整して出た結論なら仕方ないと思います。

裏方である事務方の人たちもこの1年努力していただきましょう。

そして,個人的に提案してたことが現実に

東日本大震災で,本拠地のKスタ宮城(仙台)が被害を受けた楽天が,
当面「ほっともっとフィールド神戸」(神戸市)を拠点として
主催試合を行う方向で準備を進めていることが16日,分かった。
球団初の本拠地開幕として準備を進めてきたが,
被災した球場では延期が決定的な4・12開幕の試合実施は不可能とあって,
球団では代替地を探していた。 
楽天は当面,本拠地での開催は難しいと判断した。
復旧するまでは,神戸を中心に関西で主催試合を行う可能性が高くなった。
「仙台は今の状況では使えないのは確か。代替で対応するしかない。
選手やチームを思えば拠点の中心をおきたい。
元近鉄ということを考えればなじみのある関西ということになるかもしれない」
と井上智治オーナー代行は現状を説明した。
東日本大震災宮城県は甚大な被害を受けた。
Kスタ宮城も修理が必要な状況に加えて,新幹線や飛行機などの交通アクセスも寸断されたまま。
25日の初の本拠地開幕は到底不可能だった。
球団関係者は「輪番停電を待っている関東でも難しい」と説明。
兵庫県に本拠地がある阪神や「ほっともっと神戸」で
今季15試合を主催するオリックスから全面的に協力するとの申し出も受けている中で,
神戸市を拠点として主催試合を行う準備に着手した。
チームは今後,Kスタ宮城で練習が行えないことから,
今秋キャンプ地として内定している岡山県倉敷市を一時的な練習拠点とする動きも始めた。
この日は岐阜県長良川球場で全体練習を行ったが,
中日とのオープン戦(ナゴヤドーム)を含めて20日まで名古屋に滞在。
21日以降はオープン戦の実施次第で倉敷での練習を検討中だ。
星野監督も「いろんなことを想定しないといけない。
3,4パターンは考えている。岡山は岡山球場も倉敷球場もあるから可能性はあるよ」と話した。
パ・リーグは4・12開幕が決定的だが,本拠地の復旧は先行き不透明。
星野・楽天はしばらくは関西を拠点としてシーズンに臨む。

▽ほっともっとフィールド神戸
1988年3月に「グリーンスタジアム神戸」として開場。
03年「Yahoo!BBスタジアム」に,05年「スカイマークスタジアム」にそれぞれ改称。
今年2月に持ち帰り弁当店チェーンなどを展開する
「プレナス」(福岡市)が命名権を獲得し,現名称となった。
命名権は4年契約で,契約金額は年3500万円。
内外野天然芝。両翼99・1メートル,中堅122メートル。
収容人員3万5000人。最寄り駅は神戸市営地下鉄「総合運動公園駅」。

▼神戸市・矢田立郎市長(市が「ほっともっと神戸」を所有)
神戸でいくつか実施したいと言われるのであれば,協力を差し上げるのは当然。

自分の意見が採用されたとは思ってませんが

プロが常時試合できる球場は限られているので
設備が整う神戸を使うのは当然でしょう。

そして星野監督のふるさとの倉敷もありでしょう。


しかし,楽天のオーナー代行が公式に楽天を元近鉄と言ったのにはびっくり
最初自分も近鉄の後継は楽天だと思ってました。

しかし資本の3割を5年間近鉄オリックスに提供し
チーム愛称も残したし,関西のチームということもあり
近鉄のファンがオリックスに流れてきた現実を考えるとこの発言はすごいですね。

たしかに元近鉄ファンから楽天に流れた人も多いし
ロッテに流れた人も一部いるし
球団消滅の余波はこんな災害時にも思うと・・・

オリックスの掲げる阪急,オリックス近鉄の融合元年に水を差しそうです。

ちょっとおどろいた発言だったのでつい書いてしまいました。




【写真は,昨年の半旗とは違う事情ですが今季も半旗で出発しますが日本を元気にしたいですね。】