ダルい
プライベートな問題でメジャー行きを断念したのが悔やまれる投球でした。
もはや別次元のレベルに達していた。 西武との4・12開幕戦(札幌ドーム)先発が決定している日本ハム・ダルビッシュが, スタメンに左打者7人を並べたオリックス打線を手玉に取った。 5回を2安打,6奪三振の無失点投球。 全77球中,この日の最速154キロを含め28球が150キロ超えた。 しかし,本人が一番納得したのは,カットボールだった。 「きょうはあの反応の仕方が一番良かった」と振り返った場面は,4回1死一塁。 左の李スンヨプに対し,1ボール2ストライクから 147キロのカットボールで空振り三振に斬った。 「あれだけ左を並べたので(カットを)行くよと 向こうにプレッシャーをかけられたんじゃないですか。自分はどんどん楽になってくる」 直球に近い球速で左打者の胸元に食い込むカットボールを見せることで,外角球も生きてくる。 オリックス打線に植え付けたカットボールの残像は,シーズンでもプラスに働くのは間違いない。 これで今春の実戦は16イニング連続無失点。 絶対エースは「オープン戦や練習試合ですから全然気にしてません」と意に介していないが, 梨田監督は「12日に照準を合わせているし,全く問題ない」と全幅の信頼を寄せていた。 次回は4月5日のソフトバンク戦(ヤフードーム)。 100球をメドに投げ込んで本拠地開幕に臨む。 「3日前にトレーニングしすぎて下半身に張りが出たのが良くないかな」と苦笑いした後 「凄くいい状態だと思います。しっかり調整するだけです」。 10日の中日戦(岐阜)を右肘の張りで登板回避した影響も心配なし。 今季もダルビッシュに死角は見当たらない。 ▼日本ハム・吉井投手コーチ カットボールは投げ方が良くないと投げられない。 そういう意味で肘に負担のかからない投げ方になった。
投げ比べできなかった現開幕投手筆頭候補は
なんとかしてくれます?!
別記事でも
オリックス木佐貫洋投手(30)が29日,日本ハムとの練習試合(札幌ドーム)に先発し, 6回14安打5失点で降板した。 毎回安打され,3回は糸井嘉男外野手(29),6回は陽岱鋼内野手(24)に, それぞれソロ本塁打を浴びた。 4月12日開幕投手の有力候補だけに 「中身もだけど抑えるという結果が大事。 中身の話になると理屈うんぬんになるので,次は結果です」と口元を引き締めた。 岡田彰布監督(53)は「相手の狙い球を外すとか,キャッチャーと2人で抑えていかな」と, 2週間ぶりの1軍マスクとなった日高剛捕手(33)ともども,配球面の工夫を期待した。
日高の配球・・・今年も監督のカミナリが落ちそうな予感です。
昨日,唯一うれしかった記事
3試合ぶりにスタメン出場したオリックスのドラフト1位・駿太(前橋商)が, ダルビッシュから快打を放った。 3回1死で,150キロ直球を左中間に運ぶ三塁打。 「打てないと割り切っていった。ダルビッシュさんから打てたことは自信になった」。 チーム唯一の長打で開幕1軍をアピール。 打たれたダルビッシュも「(ベンチの)みんなで“凄い”と言っていた。 (三塁打は)しっかり振っていた」と18歳ルーキーの力を認めていた。
【写真は,監督の熱視線の先には駿太。開幕1軍はほぼ手中ですが開幕の相手は左投手なので・・・】