飛ぶ人は飛ぶんです
やっと開幕を迎える準備が出来てきたような試合でした。
打の主役は4番を任されるこの男でした。
打った瞬間だった。 4回1死からの第2打席。 阪神の先発スタンリッジが投じた内角高めに浮いたスライダーに体が反応した。 ホームランバッターにとっては絶好球の“獲物”をオリックスの主砲・T―岡田は見逃さなかった。 「いい打ち方だった。最近(打撃内容が)良くなかったので,少しは気持ちが楽になった。 今年一番のスイングができたと思います」 珍しく自画自賛した一撃は右翼5階席に着弾。 推定飛距離135メートルの特大弾だった。 実に3月11日の西武戦(姫路)以来18試合68打席ぶりの先制アーチは決勝弾にもなった。 7回の第3打席は小嶋の外角球を素直に左前へ運んだ。 4月1日のロッテ戦(京セラドーム)以来5試合ぶりのマルチ安打も記録。 本番へ向けた上々の仕上がりを披露して不安を完全に払しょくしてみせた。 「本塁打が出たことは良かった。 (2安打とも)いいスイングができた。 正直,(ここまで)焦りもありました。 自分の打撃内容に腹が立つこともあった」 すでに今季は4番に座ることが決定している。 その重責に23歳の若き主砲は重圧を感じていた。 それをはねのける一撃に岡田監督は主砲の“開幕ダッシュ”を確信した。 「あした(8日)は天気が悪いみたいやしな。いい形でシーズンに入れるんちゃうか」 実戦最終となる,8日の合同練習・阪神戦(甲子園)を前に,主砲は手応え十分の結果を残した。 今季は本塁打1本に付き5万円を東日本大震災の被災地に義援金として送ることも決めている。 本塁打王を獲得した昨季よりもアーチに注目が集まる背番号55が, 好発進へ向け大きな助走をつけた。
解説者もその辺りは何度も言ってました。
それでも規格外のパワーのT-岡田には関係ない
今季も主砲として活躍してくれそうです。
今季も主砲として活躍してくれそうです。
投げては先発の新助っ人の活躍
オリックスのフィガロが阪神との練習試合で先発し,4回無安打無失点と好投した。 2四球を出したが,140キロ台後半の伸びのある直球を軸に5奪三振。 フィガロは「自分としては準備ができてきた。投げるたびに良くなっている」と語った。 今季,新加入したドミニカ共和国出身の26歳右腕。 2月のキャンプ中に右太ももを痛めて出遅れたが,開幕に向けてきっちりと調整してきた。 福間チーフ投手コーチは「パーフェクト。いい形になったのは確か」とうれしそうだった。
そして,栄えある開幕投手はこの人に決定したみたいで
オリックスの開幕投手は移籍2年目の木佐貫に決まった。 右ひじを手術した金子千の離脱後は木佐貫と朴賛浩(パクチャンホ)が開幕投手候補に浮上も, 7日,岡田監督が個人名こそ明かさなかったが 「明日(8日)は(朴を)投げさせたい。楽天のカードが甲子園になったし。 ちょっとでも慣れたらと思う」と言及した。 8日の阪神戦(甲子園)に先発予定の新戦力右腕は, 開幕2カード目となる15日の楽天戦(甲子園)初戦にシーズン初先発する。
代役とはいえ移籍2年目で大抜擢のヌッキー
6回3失点が最低ラインでソフバン打線を食い止めれば勝利は見える!!
【写真は,打った瞬間分かる当たりはT-岡田らしさのひとつ。今季もう一回り成長してくれるでしょう。】