☆4/13(水)ソフトバンク2回戦

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Bs 5-0 H
(京セラドーム)

【投手】
(ソ)ホールトン,藤田,吉川,金沢-細川
(オ)寺原-伊藤

【責任投手】
(勝)寺原1試合1勝
(敗)ホールトン1試合1敗

本塁打
(ソ)
(オ)李1号3ラン(8回,吉川)

2011年通算:1戦中1勝0敗1分 勝率1.000
パ・リーグ順位:1位
ソフトバンク:1勝0敗1分

今季初勝利♪♪♪

しかもソフトバンク相手に完封勝利!!

今季1勝目の投のヒーローが

ソフトバンク最後の打者・カブレラを三ゴロに打ち取ると,オリックス寺原の笑顔がはじけた。
横浜時代の07年10月5日のヤクルト戦(神宮)以来,4年ぶりの快感をかみしめた。
移籍後初登板の重圧をものともせずに5安打完封勝利。
ヒーローインタビューでは「凄く気持ちいいです」と素直に喜びを表現した。 
初回は1死から本多に二塁打を浴びたが,右翼・駿太の好守備にも助けられて無失点。
中盤以降はカーブで緩急をつけながらスコアボードにゼロを並べた。
8回を簡単に3者凡退で抑えてベンチに戻ると,
歩み寄ってきた岡田監督から
「(9回も)任せる!完封せえ!抑えてこい!」と猛烈なゲキを受け
「監督の言葉で胸が“グァー”っと熱くなった」と奮起。
9回も3人で抑え,01年ドラフト1巡目で入団した
古巣・ソフトバンク(当時はダイエー)を相手に
106球の完封劇でチームに今季初白星を届けた。
06年オフにソフトバンクから横浜に移籍。
移籍1年目の07年に12勝も,その後は故障に泣かされ,
昨季途中からは救援に回るなど本来の姿を取り戻すことはなかった。
昨オフにオリックスに移籍して5年ぶりにパ・リーグに復帰。
移籍のたびに引っ越しを余儀なくされる生活で,家族の支えに感謝している。
新天地で輝きを取り戻した右腕は「いいスタートが切れた。家族も安心したと思う」
と胸をなで下ろした。

一昨日は巨人から移籍の木佐貫の粘投
昨日はソフバン,横浜から移籍の寺原の完封劇

移籍組の活躍で新生オリックスの一歩が踏み出せたと思います。

もういっちょ寺原

新天地で迎えた初登板で最高のスタートを切った。
横浜からオリックスに移籍した寺原が4季ぶりの完封勝利。
ヒーローインタビューでお立ち台に上がると「すごく気持ちがいいです」。
27歳の笑みがはじけた。
かつての古巣に対し,丁寧にコースを突いて打たせて取って5安打1四球にまとめた。
力のある直球,切れ味鋭いスライダーに加え,後半からカーブも駆使。
緩急を使った投球で六回からはすべて三者凡退に封じた。
岡田監督は「ずっとキャンプからボール自体は良い。スピード,切れは申し分ない。
それを信じればいい」と評価した。
一回1死二塁と五回1死二,三塁のピンチでは好守にも助けられて併殺で切り抜けた。
チームに初白星をもたらした右腕は
「きょうの完封は野手の完封でもあるし全員で勝ち取った完封。
とにかく勝つこと,それしか考えていない」と力強く語った。

伊藤(寺原をリード)
「寺原さんはオープン戦からずっと調子が良かった。(この日も)全部良かったです」

勝利に貢献した伊藤のプロ初安打も見逃せませんし,
2つの犠打で貢献し守備でも貢献した駿太の存在も

オリックスの新人・駿太が遠投120メートルの肩でファンを魅了した。 
初回1死二塁で内川の右飛を捕球すると,低い軌道で三塁へワンバウンド送球。
タッチアップを狙った二塁走者・本多を刺して本拠地のファンを沸かせた。
高卒外野手として張本勲氏(当時東映・本誌評論家)以来
52年ぶりの開幕スタメン出場を果たした前日は2打数無安打で途中交代。
この日も2三振を喫してプロ初安打はならなかったが
3,5回は2打席連続で犠打をマークして持ち味は発揮した。
開幕前は「打撃は課題でいっぱい。でも守備や走塁は常に100%でありたい」
と守備や走塁にこだわりを見せていた18歳が,その言葉通りの活躍を見せた。

≪スンヨプ特大3ラン!5階席へ1号≫
新加入の李スンヨプに待望の一発が飛び出した。
2点リードの8回1死一,二塁から,右翼5階席へ豪快なダメ押しの今季第1号3ラン。
「とにかく“何とかしたい”という気持ちが移籍初安打,初本塁打につながったと思う」。
12日の開幕戦は3打数3三振。
この日も3打数無安打で迎えた第4打席での今季初アーチに安どの表情を浮かべていた。

守備と小技が良ければ少々の打撃は後からでもいいと思います。
守り勝つ野球ができればいいんです。

打つのは打つ人が打てばいいという見本の試合
打席でも悩み続けたアジアの大砲の記事ももういっちょ

オリックスの李承ヨプが八回に移籍後初本塁打となる3ランを放った。
内角に甘く入ったシュートをとらえると,打球は右翼フェンスを軽々と越えた。
「タイミングも当たりも良かった。完璧」と自賛した。
五回1死二,三塁では守備で好プレー。
一ゴロを捕ってから打者走者をタッチアウトにした後,素早く三塁に送球して併殺につなげた。
八回の一発までは8打席連続無安打だったが
「攻撃がうまくいかないときは守備で貢献しないといけない」と得意げに話した。

駿太のレーザービーム同様,
スンヨプの3塁好送球がなければ流れは悪くなったのは事実

他の場面でも意外と守備はいいなぁと見ていて思いました。

最後に打のヒーローのコメントも

オリックス坂口智隆外野手(26)が先制適時打を放った。
3回,右前打の伊藤光捕手(21)を駿太外野手(18)が送って1死二塁とすると,
D・J・ホールトン投手(31)の2球目を左前にはじき返した。
「打ったのは真っすぐです。
駿太がしっかり送ってつくってくれたチャンスだったし,
気合を入れて集中して打席に入りました。
状態も悪くないですし,ボールに逆らわず打ち返すことができましたね」。
12日の初戦は本塁打2本でドローに持ち込み,これが今季のチームの初タイムリーとなった。

グッチらしい打球が飛んでいきました。
駿太がグッチのように成長する日もきっとくると
なんだか姿が重なって見えたりもしました。


なんと言っても初勝利はうれしかった♪




【写真は,オリックスの背番号20は寺原とばっちり記憶に残せました!】