今季初遠征を前に

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まずは,なんと言っても前カードで今季初の勝ち越し
その原動力になった西の記事を今一度

オリックス西勇輝投手(20)が24日,プロ2勝目を挙げた。
初勝利の楽天戦ではマウンド上で笑顔を振りまき,
「あんなにニヤニヤしながら投げる奴はつぶせ!」と敵将・星野監督がベンチで怒声を轟かしたが,
今回はツブヤキと首振りだけで西武打線を7回1安打0失点に抑えた。
「人生で一番楽しく面白く投げられた」。
西が17日の初勝利後に発したコメントを星野監督が聞けば
頭から湯気を出したかもしれないが,本人には悪気がない。
高校野球(三重・菰野高)の延長で“楽しく生き生き”と投げていただけなのだ。
ただ球界の影響力がある闘将に逆らっては損とばかりに球団関係者が
西に「自重するように」とアドバイス。
教えを守ってこの日は笑顔を封印したものの,その他のクセはフル稼働した。
「わざとサインにクビを振って相手を惑わせるとか,
マウンドで先輩の近藤(一樹投手)さんのように独り言をブツブツは変わらなかった」
とは1年先輩でファーム時代からバッテリーを組む伊藤。
「クビを振るのはあまり知られたくないんですが…。
独り言は小林(投手)コーチからいつも言われている“次の打者のことは考えるな。
一人一人勝負していけ”を自分に言い聞かせている。でないと忘れてしまうんで」
人を食ったようなコメントだが本人は真剣で,素直な面ものぞかせた。
「(前回の初勝利時は交代後)ベンチで祈っていたけど,
今回は平野さんに『祈ってばかりじゃなくしっかり応援しろ。でない次回に繋がらないゾ』と。
しっかり声援を送りました」
ともあれ,選手に対しては万事に厳しい岡田監督が相好を崩してこう言った。
「西は満点や。完封もあったかもしれんが,後ろの投手(平野,岸田)も間隔が開いていたから。
それに(5回に)1本(ヒットを)打たれていたので代えやすかった」
昨年までゼロ勝の若手・西が低迷するチームに新風を吹き込んでいる。 

投手のがんばりに応えるにはちょっと頼りなかった打線
その中でも一番低迷していた男に復活の兆し

オリックスの岡田監督が打率・158と期待を裏切る李スンヨプの打棒復活を予言した。 
26日には来日1年目の04年と05年に在籍していたロッテ戦(QVCマリン)。
巨人時代にはロッテ戦で打率・291をマークし,6本塁打。
それだけに指揮官は「これから打つよ。(不振の原因は)気持ちやろうな。
1本の安打,本塁打が一番の薬」とロッテ戦がカンフル剤になることを期待。
チーム状態は悪いが「よく4勝もしている。どん底からはい上がるしかない」と前向きだった。

スンヨプ同様に打つ方で結果が出せなかった駿太も

オリックスのドラフト1位駿太外野手(18=前橋商)が25日,
ロッテ,楽天とのビジター6連戦(千葉,仙台)に向けてJR新神戸駅を出発した。
今回が初遠征で,「開幕1軍に選ばれた時から4月中は1軍にいられるよう頑張りたかった。
だからこの遠征は行けるのがうれしい」と話し,楽天戦まで1軍メンバーに残れば目標達成だ。
指名練習のフリー打撃が始まる前には珍しくマウンドに上がり,カーブを交えた投球を披露した。
高校時代は投手としても147キロを計測しており,
「遊びです。高校2年までスリークオーター気味で投げていました」と話し,リラックスしていた。

イチローもリラックスに高校時代を思い出しマウンドで投球を披露してましたよね。
駿太が初遠征でさらに成長してくれることを期待

最後に耳寄りな記事を

オリックスは25日,阪急OBの山田久志氏,福本豊氏,加藤秀司氏が
阪急のユニホーム着用イベントを行う5月7日のロッテ戦(ほっともっとフィールド神戸)で
始球式を務め,トークショーに参加すると発表した。

勇者党必見の記事
この日の試合が非常に楽しみになってきました。




【写真は,練習では鋭い当たりを繰り出すスンヨプ。実戦では力が入りすぎ?】