★4/26(火)ロッテ1回戦

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Bs 0-6 M
QVC

【投手】
(オ)木佐貫,鴨志田,桑原-伊藤,前田大
(ロ)成瀬-里崎

【責任投手】
(勝)成瀬3試合2勝1敗
(敗)木佐貫3試合2敗

本塁打
(オ)
(ロ)

2011年通算:13戦中4勝8敗1分 勝率.333
パ・リーグ順位:5位
対ロッテ:0勝1敗0分

苦手は苦手
19人の大量の血の入れ替えも苦手意識と
相手の得意意識を克服するには至らず

オリックスは成瀬に2009年から10連敗。
四回には2死一塁から李承ヨプが二塁打を放ったが,
一塁走者のT-岡田が本塁タッチアウトとなり,先制機を逃した。
三塁コーチの松山内野守備走塁コーチは
「いけると思ったが(自分の)判断ミス。
あの後点が入って,流れが変わってしまった」と悔やんだ。
この5試合で3度目の零敗に,岡田監督は
「ボール球振ってたら当たらへん。打席で辛抱せんと」とぼやくばかりだった。

余裕綽々の成瀬の顔
回が進むごとにしゃくれが進んでいくように見えるのは
打てない勝てない状態がイメージを増幅させているからなのか

ヌッキーも受難が続き

オリックス木佐貫に1勝が遠い。
4回に連打で先制点を許し,さらに里崎への四球と失策で無死満塁に。
内野安打や押し出し四球なども与え,この回計5点を失った。 
6回でマウンドを降りた右腕は「里崎さんに与えた四球がいけなかった」とがっくり。
初めて開幕投手を務めたが,和田,ダルビッシュ,成瀬との投げ合いで3試合白星がない。
この3試合で味方の得点も計4点と援護にも恵まれていないが
「相手もエースだし,先に5点も取られてしまっては」と反省しきりだった。

勝たせてやりたいがほんとエースを打てない打線
それどころか今季は2級の選手も打てない始末

相手チームはこんなに打線が援護してくれるのに

全く想定外の打球だった。4回無死一塁。
ロッテ・金泰均キム・テギュン)の打球は,シフトをあざ笑うかのように左翼線を転がる。
一塁走者の大松は楽々生還。
天敵・成瀬を相手に禁断の先制点を与え,オリックスは流れを失った。 
「(金泰均は)左に飛ぶ確率が少ない。風もあった」。
佐竹外野守備走塁コーチが振り返る通り,
金泰均は引っ張った場合でも左翼線への打球は少なく,
左翼線の飛球が押し戻される風も吹いていた。
左翼のT―岡田は「変化球を引っかけて左翼線に飛ぶことはあるけど少ない。
指示もあったし,自分の意志もあった」と守備位置を左中間寄りへ変えた。
ところが,131キロスライダーを打った一打は三塁横を抜ける。
定位置ならフェンス手前で追いつき,一塁走者の生還も許さなかった。
野球は確率のスポーツ。
打球傾向とグラウンド状況を加味した守備位置の判断は責められない。
ただ,金泰均は「打ったのは直球」と言った。
直球のタイミングでスライダーを打ったため,バットの先で引っかけたのだ。
こんな想定外が起こるところに最下位チームの現状が表れていた。

▼ロッテ・上川内野守備走塁コーチ(三塁コーチャーとして)
左翼線が空いた隊形は確認していた。
無死一塁で,確実にセーフとならない限り止めるケース。
自信を持って間に合うと判断した。

運にも見放されたオリックス
ゴールデンウィークが今季も
WeekじゃなくWeakと綴られそう




【写真は,昨季前半戦の好投で10勝するも今季はエース対決の重圧で未勝の木佐貫