☆4/28(木)ロッテ3回戦

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Bs 2-1 M
QVC

【投手】
(オ)フィガロ,平野,岸田-伊藤,鈴木
(ロ)渡辺俊,内,ロサ,薮田-里崎

【責任投手】
(勝)平野5試合1勝
(S)岸田5試合4S
(敗)薮田4試合1敗2S

本塁打
(オ)
(ロ)

2011年通算:15戦中5勝9敗1分 勝率.357
パ・リーグ順位:5位
対ロッテ:1勝2敗0分

13安打放って2点をやっともぎとっての勝利
それだけ状態が悪いという証拠

でも個人的なメモリアルデーに勝利をプレゼントしてくれて感謝

オリックスが苦しみながらも白星をもぎ取り,最下位から脱出した。
3時間30分のタイムリミット目前だった。
時間制限で延長戦はない。
アウトとなれば,事実上,勝ちがなくなる打席。
1―1の9回2死二塁から北川が執念を見せた。 
「最後のチャンス。ストライクゾーンに来たらいくつもりだった」
藪田の初球,外角への速球をフルスイングした。
バットは折れたが,意地で運んだ打球は猛ダッシュする右翼手・清田の前にポトリ。
「野球の神様のおかげ」と表現した,この試合3本目の安打が決勝打となった。
前日27日は12失点で大敗。
攻撃陣も2試合連続の2ケタ三振を喫し,経験豊富なベテランに大きな危機感があった。
「歯がゆいというか,どうしたらいいんだろうか…と思っていた」
その夜,チーム宿舎の一室に野手全員が集まった。
1軍最年長の北川を筆頭に李スンヨプバルディリスら外国人選手も集結。
シーズン中では異例の選手だけの緊急ミーティングだった。
今年は東日本大震災を受けて開幕前の決起集会も自粛。
意思統一を図る場はなかったが,屈辱的な敗戦がナインの思いを一つにした。
「試合終了の最後まで諦めずにやろう」
今季最多,毎回の13安打も13残塁の拙攻で2点止まり。
まだ本来の姿ではないが,接戦を制して連敗を2で止めたことが何より大きい。
執念の勝利を巻き返しのきっかけにしたい。

▼オリックス・T―岡田(7回2死一,二塁から右前へ同点適時打)
打ったのは真っすぐ。とにかくランナーを還すことだけです。

▼オリックス・岡田監督(接戦を制して連敗ストップ)
守ったというてもギリギリやんか。
(9回裏で3時間30分の時間制限まで)5分残っていたからな。
3時間半は難しいよ。(先発のフィガロは)ボール自体は悪くなかった。

選手の個々の思い
全てが凝縮されてた勝利です。

無安打の後藤だってこういう思いで打席に

このカードで無安打だった3番打者は,
追い込まれてから8度のファウルを打ち,最後は四球を選んだ。
「何とか4番につなげたかった」という粘りが,T-岡田の同点打を生んだ。
岡田監督は「今までああいうつながりがなかったやろ」と後藤の働きをたたえた。

守っては恒例の春先不振グッチ

オリックス絶体絶命のピンチを坂口が救った。
2―1の9回の守り。守護神の岸田が1死一,二塁から岡田に中前打を許したが,
坂口が本塁へストライク送球し,二塁から突入した伊志嶺を刺した。 
「走者が足が速いことはわかっていた。
でも低い球で真っすぐ投げられればアウトにできると思った」。
バットでは8回2死一,三塁で三振していただけに
「守備で少しでも貢献できて良かった」と胸をなで下ろした。

貢献できるポイントは打撃だけじゃないという気持ち
岡田監督も良く分かってるみたいで

苦しみながらの連敗ストップに岡田彰布監督(53)も,どっと疲れた表情で振り返った。
「久しぶりに打ったけど重いわな,点が入らんし。
バントにしても慌ててな。そんだけ難しいということや,1つ勝つんは。
今までズルズルいく展開ばっかり。打開するのは難しいということや」。
デーゲームの3連戦を終えると,
29日からの楽天戦(Kスタ宮城)に向け,慌ただしく移動した。

相手は震災後の地元開幕で沸く東北楽天
被災地球団の先輩として簡単に勝たせてあげるようじゃ相手に失礼

もうひとつドラマを作るためにもこの仙台開幕は勝たせてもらいましょう!!

そして,打撃不振のカンフル剤として
2軍から下山を呼び寄せましたがちょっと役不足

そこで20番目の新戦力が

オリックスが,ロッテの竹原直隆外野手(31)を
金銭トレードで獲得することが28日,分かった。
すでに両球団間で合意に達しており,29日に正式発表される。 
開幕からわずか15試合を終えての岡田オリックスの緊急補強だった。
ここまで5勝9敗1分けで開幕ダッシュに失敗。
その最大要因は12球団ワーストのチーム打率・206,打撃陣の低迷だ。
球団関係者の1人は「右打者が少ないというのは明らか。
以前からの補強ポイントでもあった。また,長打を打てる選手が必要」と話した。
そして,白羽の矢を立てたのがロッテ・竹原だった。
竹原は04年ドラフト4巡目でロッテに入団。
昨季までの6年間で通算17本塁打ながらパンチ力ある打撃には定評がある。
ロッテの外野陣は岡田,清田ら若手選手の台頭で,昨季は40試合と出場機会は激減。
今季も28日現在で出場2試合にとどまっていた。
ロッテ側も竹原の今後の野球人生を考慮し,出場機会が増える他球団へ譲渡する方向で調整。
支配下登録選手が上限の70人となっていることもあり,金銭でのトレードを了承した。

◆竹原 直隆(たけはら・なおたか)
1980年(昭55)4月21日,岡山県生まれの31歳。
関西から城西大に進み,大学4年で世界大学選手権出場。
三菱自動車岡崎時代の03年都市対抗で3本塁打を放って4強入り。
同年のキューバW杯では4本塁打。
04年ドラフト4巡目でロッテ入団。
今季年俸は1960万円。
1メートル83,88キロ,左投げ右打ち。血液型O。

ここぞで打ってくる打者のイメージの竹原
昨季の荒金,金子圭の例だったらいきなり1軍招聘も十分ありです。




【写真は,ミラクルボンバー健在のペイさん。貴重な右としてベテランの味を!】