☆5/4(水)日本ハム5回戦
オリックス9回2死,稲葉の打球を背走した坂口が好捕。 寺原の頬が,ようやく緩んだ。 「ピシャッといかないと,という気持ちが強くてどきどきした。本当に緊張した」。 今季2勝目を連続完封で飾った。1―0での達成はプロ10年目で初めてだ。 3回,糸井にはフルカウントから140キロ台半ばの直球を続けた。 5球ファウルで粘られたが,最後はこの日最速の150キロでバットを砕き,投ゴロ。 試合途中に重心を低くするフォームに修正すると,球威十分の直球が制球良く決まり, 6安打7三振1四球。三塁を踏ませなかった。 5日の「こどもの日」には,3歳の長男・嘉希くんにキックボード, 1歳の長女・千晴ちゃんにはDVDをプレゼントする。 昨オフに横浜からオリックス移籍。初めての関西生活に本人は慣れないというが 「子供が関西弁をしゃべり出したんです」と笑った。 4季ぶりの完封を飾った初登板後の2試合は大量失点。 「危機感を持って上がった」という4度目のマウンドで, 昨季から続いていたチームの日本ハム戦の連敗を7で止めた。 ひげを蓄えたその顔は,早くもエースの風格も漂わせていた。
女房役のひ~くんとのコンビも決まってたし
ひ~くんの盗塁殺や初回と最終回のグッチの超美技な守備にも助けられました。
ひ~くんの盗塁殺や初回と最終回のグッチの超美技な守備にも助けられました。
寺原の別記事
かつての“超大物ルーキー”がようやく本領発揮だ。 オリックス・寺原隼人投手(27)が4日,日本ハム5回戦で今季2度目の完封勝利。 1-0のクロスゲームをモノにした。 宮崎・日南学園高時代,甲子園で当時最速の154キロを記録した右腕が, プロ10年目でエースの座をつかむ。 九回二死,稲葉の打球を背走した坂口が好捕。 こわばっていた寺原の頬が,ようやく緩んだ。 「きょうピシャッといかないと,という気持ちが強くてどきどきした。本当に緊張した」。 今季2度目の完封は,プロ10年目で初の1-0でのシャットアウトだった。 今季は初登板を4季ぶりの完封で飾ったが,その後の2試合は大量失点。 4月20日の日本ハム戦は5回5失点,前回27日のロッテ戦は6回0/3で8失点。 「危機感を持ってマウンドに上がった」という今回は, 失点のきっかけとなっていた無駄な四球をなくし,打たせて取った。 2001年のドラフト会議で最大の目玉となり, 4球団(ダイエー,中日,巨人,横浜)が1位指名。 ダイエー(現ソフトバンク)に入団したが,けがもあり, 07年に横浜,昨オフにオリックスと移籍が続いた。 新天地の投手事情は苦しい。 昨季17勝の金子千が,右ひじ遊離軟骨除去手術を受け不在。 代役で開幕投手を務めた木佐貫も,不調でこの日登録を抹消された。 寺原は「これからバンバン勝っていきたい」と力強く宣言。 10年目にして,期待された能力をようやくフルに発揮しそうだ。
超大物ルーキーの10年目
まだまだ期待できそうです。
まだまだ期待できそうです。
ご満悦の岡田監督のコメントを
「(寺原が素晴らしい投球だった)うん,もうそれしかないやろ。 今日の試合は寺原の好投に尽きるよ。 (日ハムの武田勝に苦戦したが)今回も,打てへんかったな。 でも,一度のチャンスをしっかりものにできたのは大きいよ。 (バルディリスについて)ある意味,一番打てそうなバルに打順が巡ってきたのが幸いしたな!」
そしてバルの決勝打を演出したのが
ロッテからオリックスに移籍した竹原がこの日,出場選手登録され,6番・DHで先発出場した。 5回1死一塁から中前打でつなぎ,バルディリスの適時打を呼び込んだ。 前日の3日に入団記者会見したばかりで「すぐに使ってもらって早く1本をと思っていた」と言う。 岡田監督の期待に応え「こうやって1軍でやれることに飢えていた。勝ってよかった」 と笑みを浮かべた。
1軍でやれることに飢えていた
この言葉を聞いて岡田監督や新井2軍監督は由田に声として聞いてくれたでしょうか?
由田以外にも2軍で活躍する宝物はまだ自分のチームに眠ってるんですよ・・・
【写真は,風格も出てきたかつての超大物ルーキー。安定感が出てくれば2ケタ勝利は確実。】