★8/13(土)西武15回戦

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Bs 1-2 L
(京セラドーム)

【投手】
(西)西口,星野,岡本篤,ミンチェ,牧田-上本
(オ)フィガロ,香月,比嘉,吉野-鈴木

【責任投手】
(勝)西口12試合5勝6敗
(S)牧田27試合2勝4敗10S
(敗)フィガロ16試合6勝5敗

本塁打
(西)
(オ)

2011年通算:92戦中42勝45敗5分 勝率.483
パ・リーグ順位:3位
対西武:6勝9敗0分

交流戦戦績:24戦中15勝7敗2分 勝率.682
交流戦順位:2位

大味な攻撃に苦手西口をこの日も攻略できず

オリックスの連勝が6で止まった。
前夜は12安打8点とつながった攻撃が,この日は6安打でわずか1点。
連日の「いてまえ打線」復活とはならなかった。
一回に1点を先制されたが,二回無死二,三塁で赤田が同点打。
続く鈴木が死球で,無死満塁と好機を広げた。
しかし,梶本勇が三振,坂口は遊飛,大引が三振に打ち取られた。
岡田監督は「二回に追い越しとったらなあ」と悔やんだ。
不振のT-岡田を3試合ぶりに先発で起用したものの,
1点を追う一回2死二塁で左邪飛に倒れるなど,無安打に終わった。
巻き返しには欠かせない4番打者だ。
岡田監督は「試合で打つしかない。練習では打っているし,打てると思って使っている。
あいつ一人のためにやっているわけではない」と,厳しい言葉で奮起を促した。

正田打撃コーチ(不振のT-岡田に)
「練習ではやれているわけだから,あとは気持ちの問題」

フィガロ(6回2失点で5敗目)
「中盤も踏ん張っていきたかったけど,六回はボールが高くなった」

なんと言っても無死満塁での拙攻
あの時点でなんとなく負ける気がしました。

4番後藤が機能してましたが
ここで奮起して欲しいT-岡田が実戦では・・・

逆に好調を維持してるのが

オリックスの赤田が古巣相手に0-1の二回,同点打を放った。
無死二,三塁で西口から右前に運んだ。
「ノーアウトでしたし,楽な気持ちで打席に入ることができた」と話した。
前日12日も同点打を放つなど3安打の活躍だった。
2月のキャンプ中に膝を痛めた影響で,6月中旬になってようやく戦列復帰。
ここにきて調子を上げている赤田は「タイムリーを打つことができて良かった」と喜んだ。

器用な左右打ちの赤田は本当に貴重な戦力
下位打線から打線を支えてくれる存在として最後まで1軍定着でがんばってもらいたいです。
(ベテラン田口との併用で)

そして,岡田監督が部下をかばう一面を

連勝中の勢いはどこにもなかった。
オリックスは西武先発・西口を攻略できず,09年から続く同投手に対する連敗は7に。
3試合ぶりにT―岡田をスタメンに戻した打線が機能せず,連勝は6で止まった。 
痛恨の連勝ストップ。
だが,岡田監督の怒りのポイントは勝敗と直接,関係のないところだった。
8回1死一塁,3番手・比嘉の一塁けん制に対して,友寄球審が
「塁の方向に正しく踏み出していない」とし,ボークを宣告。
監督はベンチを飛び出し,マウンド付近で猛抗議を行った。
「12球団の右で一番,けん制がうまい。2軍でも1回も取られたことないんやぞ。
プロやねんから,けん制は技術やねんから。
審判がその技術を摘んだらアカンよ。
あのけん制だけでもアイツは給料もらっとるんやで」
技術か規則違反か。
前者と主張する指揮官は,納得のいかない判定に試合後の会見で一気に怒りの言葉をまくし立てた。
友寄球審は「技術はルールにのっとって初めて技術。
それ(監督の主張)はどう考えても少し,違う。
全然,際どくはなかったです」とき然と反論した。
敗戦の事実よりも重い。
一つのボークが指揮官の中に後味の悪さだけを残した。

選手のこういう一面を見てたのかと改めて感服
いろいろ賛否ありますが名将と呼べる域なのかもしれません。




【写真は,実は地味ながら好調なのがスンヨプ。この安定感が開幕から欲しかった。】