伝説は一朝一夕にあらず

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チームは泥沼の7連敗
そんな中,2軍であえぐ悩める若き轟砲は

不振のため2軍調整中のオリックス・T―岡田が,再昇格をアピールする一発を放った。 
ウエスタン・リーグ阪神戦(鳴尾浜)の6回1死からバックスクリーンへ運び
「完璧でした。(状態は)少しはマシになっていると思います」と手応えを口にした。
チームは現在,今季ワーストタイの7連敗中。
「僕のせいで連敗が始まった。早く戻れるように何とか調子を取り戻して結果を出したい」
と早期の1軍復帰を誓った。

2軍とはいえ打てるのと打てないのとは違うのでうれしい記事
でも首脳陣は

オリックス・T-岡田が24日,ウエスタンリーグ阪神戦(鳴尾浜)に
「4番・左翼」で出場し4打数2安打1打点。
六回にバックスクリーン直撃のソロを放った。
この日試合がなかった1軍の高代ヘッドコーチは,最短27日の1軍復帰について
「そういう話はない。結果より内容」と否定。
チームは現在7連敗中で起爆剤がほしいところだが,首脳陣が主砲に求めるハードルは高い。

ユニホームもマスコットも一新して臨む今季

伝統や伝説を継承する1年でもありますが

T-岡田が伝説の4番になれる日はまだまだ道半ば

そこへ生ける伝説の新しい記事が

また一つ,大記録に名を刻んだ。
マリナーズイチロー外野手(37)が22日(日本時間23日),
インディアンス戦で初回に右越え3号ソロ。
日米通算43本目の先頭打者アーチをマークし,
古巣の大先輩である福本豊氏(63,阪急=現オリックス)が持つプロ野球記録に並んだ。
イ軍の福留孝介外野手(34)は4打数無安打に終わり,
試合はマ軍が3―2で勝利。
イチローの快弾がチームの連敗を5で止めた。
初回,一振りで1点。
日米通算43本目の先頭打者アーチの感想を聞かれたイチローの口調には,
親しみの念がいっぱいに込められていた。
「福本さんのことを(個人的に)知らなかったら凄く尊敬していたんですけど,
面白いキャラクターの人なので,なかなかこう,感慨深いというふうにはなりませんね」。
冗談交じりに,満面の笑みでそう話した。
福本氏は飾らない解説ぶりなどで人気を誇っている,日本時代の古巣の愛すべき大先輩。
その記録に肩を並べ,イチローは独特の言い回しで喜んだ。

この日はライナーで右翼席へ。
真ん中高めに甘く入った90マイル(約145キロ)の直球。
豪快に引っ張った,イチローらしい打球だった。
練習でのフリー打撃では,全身をフルに使ったスイングで柵越えを連発するが
「練習じゃ当たり前のこと。ポテンシャル(潜在能力)の問題だから」。
まさに同様の軌道を描いたままスタンドへ。
これで今季3本塁打は全て先頭弾。
プレーボールと同時に,敵地のスタンドをため息で包んでみせた。

福本氏からはメジャー移籍後も,球場に足を運んでもらった際に何度もエールを送られた。
顔を合わせれば気さくに言葉を交わす間柄だ。
パンチ力も兼ね備えた,俊足の1番打者。
それ以外にも接点は多い。
イチローは同氏の引退後,応援歌を受け継いだ。
210安打を放ち,シーズン最多安打記録を塗り替えたオリックス時代の94年オフには,
同氏がつけていた背番号7を打診された。
ともに国民栄誉賞を辞退した過去もある。
走塁,守備でのスライディングでは足から滑り込むことを貫く。
「阪急はオリックスの時も含めていい外野手がいて,
飛び込むより足からいった方が速いんだという伝統を持っていた気がします。
山森さんとか福本さんとか」。
ストッキングを膝下まで上げるスタイルも同じだ。

「アメリカでやっていることですから。
福本さん,気にしないでください。
もう(日米の記録を)一緒にしなくてもいいんじゃないの?」。
近いうちに44本目を打つであろうイチローは,最後まで笑みが絶えなかった。
この日は16試合ぶりの3安打。
それでも11年連続200安打へは残り36試合で59安打と厳しい状況が続く。
そんな重圧を忘れたかのような試合後の笑顔。
イチローにとって,それほどうれしい一発だった。

阪急イズムを継承して新しいブルーウェーブを作り上げたイチロー
元祖勇者の福本さん

こんな記事を見つけた時はなんだかうれしいですね。

福本,イチローに引き継がれる伝統を
ソフバンのムネリンじゃなく本当は坂口に継いで欲しいんですが・・・




【写真は,田口と共にいまも残る伝統を体現するイチロー。伝説はまだ終わらない・・・】