△9/8(木)楽天18回戦

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Bs 4-4 E
Kスタ宮城

【投手】
(オ)西,平野,岸田-伊藤
(楽)塩見,小山,山村,片山-伊志嶺

本塁打
(オ)
(楽)

2011年通算:112戦中54勝53敗6分 勝率.505
パ・リーグ順位:3位
楽天:8勝9敗1分

交流戦戦績:24戦中15勝7敗2分 勝率.682
交流戦順位:2位

最後は安堵のため息
3位争いの敵との直接対決を負け無しで終えたのは何よりの収穫

絶体絶命のピンチをしのいだ。
4―4で迎えた9回,時間切れでの引き分けを狙って投入した守護神の岸田が
2安打に失策も絡み無死満塁とした。
しかし,ここから踏ん張る。
続く松井稼を一飛に抑え,内村を空振り三振。
そして最後は代打の岩村のバットも追い込んでから変化球で空を切らせた。
3時間54分に及ぶ死闘の末に引き分け。
奇跡的な粘りで連勝ストップを阻止した。 
「きょうは良くなかった。結果的に抑えられたので良かった。それが正直な気持ちです」
額から大粒の汗をしたたらせながら守護神が本音を漏らした。
サヨナラ負けを喫していれば,連勝は9で止まり,勝率5割に逆戻りするところだった。
何より3位を争う楽天に3連戦で一度も白星を与えなかったことが大きかった。
打線も好調を維持している。
劣勢ムードが漂う中盤には伊藤が粘りをみせた。
「チャンスだったし,どんな形でもランナーを返すことだけを考えて必死で打ちにいった。
タイムリーを打つことができて良かったです」
1点を追う5回。
2死二,三塁からの第3打席だ。
先発の塩見がフルカウントから投じた速球をとらえた一打は左前への同点適時打となった。
また,初回には2死から5連打で3点を奪った。
先制は3試合連続。
終わってみれば4試合連続の2ケタ11安打と勢いを持続した。
試合後の岡田監督はそんなムードに流されることなく最後まで厳しい表情を貫いた。
「価値あるドロー?最後だけ見たら,そうかもわからんけど,そんな問題やない!」
引き分けでお預けとなった97年以来14年ぶりの10連勝は,
9日,本拠地京セラドームでの西武戦で達成すればいい。
先発はチームの勝ち頭である寺原だ。
岡田オリックスが地元で再スタートを切る。

T―岡田(3安打も)
全部,シングル(単打)なので。もっと精度を上げていかないと。

9連勝は出来すぎとしても昨日負けては
チームのムードがガクッと下がるところ
なんとか打線が奮起してドローまで持っていけました。

悔やまれるのは3点先制での楽勝ムードを壊した先発西

チーム10連勝を託されたオリックス先発の西が2回に一挙4点を失った。 
「2点目,3点目を防いでいけるような投球をしないといけなかった」。
猛省したのは,1点を返されてなお2死二,三塁での投球だ。
カウント2ボール2ストライクから甘い速球を聖沢に中前に同点適時打された。
さらに松井稼にも適時打を浴びて逆転。
その後は7回まで無失点で踏ん張ったが,岡田監督は
「まだまだ弱い。だから勝てへんのよ」と厳しかった。

粘りのドローにも予想通り岡田監督はおかんむり

でももっと怒り狂ってたのは

試合後,星野仙一監督は険しい表情で
「1割バッターに打たれやがって!
2アウトから5連打なんて監督生活で初めてだよ!」と,
5回途中で降板した先発の塩見貴洋をバッサリ。

おぉコワ***


CSまでのクリンチナンバー27




【写真は,試合には直接関係ないが守備固め,代走で途中出場の多い深江。打撃も見てみたい。】