△10/12(水)日本ハム22回戦
勝ち試合・・・だったはずですよね?!
9回1死満塁
みんなでつないだ4番打者
みんなでつないだ4番打者
負けなかった。 だが試合の内容を振り返れば,限りなく負けに等しい引き分けに違いない。 結果を見届けたオリックス岡田監督は怒気を隠そうともせず,会見室に姿を現した。 「サヨナラ満塁ホームラン打ちたいわけやろ?聞いてくるわ。意味分からへんわ」 怒りが収まらない。 矛先は絶好のサヨナラ機を逃した主砲に向けられた。 問題の場面は延長10回1死満塁だった。 打席のT―岡田は日本ハム・武田久の初球,低めフォークを空振り。 カウント1ボール1ストライクとなって3球目, 初球と同じ軌道を描いたフォークを引っかけ,一ゴロに倒れた。 「ボール球ばっか振っとったら,勝てへんよ。 なあ?ノースリーよ。ビックリするよ。 押し出しでも勝ちは勝ちやろ」 慎重に投球を見極めていく姿勢さえあれば,打者圧倒的有利のカウントが導けたはず。 指揮官は主砲の状況判断の甘さを指摘した。 猛牛打線を背負う男は最終打席を悔いた。 「気持ちばかりが先走ってしまった感じです。もう少し,冷静にならなければいけなかった…」 初回2死二塁では中前に先制適時打を放つなど,打線をけん引。 10月5日西武戦(西武ドーム)以来,5試合ぶりとなる打点を記録したが, 満足感はかけらもなかった。 痛恨の引き分けで4位・西武とのゲーム差は1。 2位の可能性がなくなり,本拠地でのCS開催もなくなった。 「どうしたら勝てるかだけやんか」 残り4試合。 獅子の足音を消すための,息詰まる戦いは続く。
T-岡田への初球はフォーク
初球から打ち気満々の打者に対してボール球から入る
セオリーどおりのバッテリーの配球に簡単に大振り
初球から打ち気満々の打者に対してボール球から入る
セオリーどおりのバッテリーの配球に簡単に大振り
犠牲フライでもサヨナラの場面でいけいけどんどん
この試合でこの打席までに2安打放ってたのが
逆にあだになりましたね。
この試合でこの打席までに2安打放ってたのが
逆にあだになりましたね。
打てると思って慎重さを欠く
最後の攻防を見ていてTの凡退で引き分けを覚悟しました。
せっかくの新記録もかすみそうで
オリックスの平野佳寿投手(27)が12日, 日本ハム22回戦(京セラドーム)でパ・リーグ新記録となる 今季41ホールド目をマーク。 2―2の9回から登板し1回を無失点だった。 平野は4日の西武戦で,2006年に武田久(日本ハム)が記録した40ホールドに並んでいた。
とりあえず記録を残した佳寿にはおめでとうを言いたいです。
君がいたからここまでの順位にいると言っても過言じゃないです。
君がいたからここまでの順位にいると言っても過言じゃないです。
本当に正念場の正念場
残り4試合
CSまでのクリンチナンバーあと4
CSまでのクリンチナンバーあと4
【写真は,自分の背負ったピンチを2者連続三振で刈り取った会長。勝利へのボルテージがMAXになった瞬間】