契約更改10【修正版】

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この日は上位打線のふたりが契約更改

10 大引 啓次 選手【更改】5800 △1500
「今年は初めて規定打数に達したというところで,
一番むずかしい打順を打っている部分を評価してもらっていると感じました。
シーズン序盤は試合に出られないことがあったが,
その中で周りの人たちに励まされて勇気づけられました。
励ましてもらえるのも過去の積み重ねがあるからだ,と思い,
これもまた自分の財産になったのではないかな,と思っています。
規定打席数を達成するのは自分の中での目標だったし,
一年目から達成できずにいてずっと目標にしていました。
なかなかクリアできない中で5年目
こうやって初めてクリアできたのは自分の中でも達成感があります。
ただ,チームとして考えると最後にひっくり返されたので,
悔しさが強いシーズンでした。
来年こそは!という強い気持ちでいます。
監督には,打率ではない部分でチームのために頑張ってくれているな,
と思われて僕は試合に使ってもらってたのかな,と思っています。
来年もたとえ打率が低かったとしても,
何かチームのために貢献できることを探してコツコツやっていれば,
またおのずと試合に起用してもらえると思うので頑張っていこうと思います。
今年,選手たけで食事をする機会を球団に設けてもらい,
その食事後,偶然かどうか分かりませんが7連勝しました。
これからもそういった機会をもてるよう,来年も選手副会長という立場で頑張っていきます。
また,入団以来,社会貢献活動もしていまして,
先日も小児ガンの子供達を守る団体に足を運び,
今年のヒットの数と犠打飛の数を合わした数,一つにつき一万円を寄付させていただきました。
その団体からゴールドリボンを頂き,
こういった(会見の)場で活動の紹介をさせていただいております。」

入団当初から期待されていた2番に定着
やっとビッキーがグッチとの1,2番で球界を席巻するかと思いきや
今季に即戦力ルーキーの安達くんを獲得
前評判どおりなら打撃は安達の方が上
来季にかける意気込みはコメントに表れているように
「何かチームに貢献できることを探してコツコツ」という言葉
大引が来季に何を見せてくれるのか今から楽しみです。


55 T-岡田 選手【更改】7800 △2000
「去年と比べて成績は落ちていますし,
チームもクライマックスには出られませんでしたが,
いい評価をしてもらえて自分でもビックリしました。
なかなか思うようにバッティングが出来なかったが,
打点がある程度出ていたので見てもらえたのかな,と思っています。
李大浩選手とは,来シーズンから同じチームでプレーしますが,
4番として負けたくない気持ちはあります。
ただ,チームとしては向かっていくところは一緒なので,
お互いカバーしながらやっていきたいです。
僕が持っている知識や情報など李大浩選手にも伝えていきたいし,
僕が気になることも聞いていきたいです。
今年2軍に落ちたのは,その時の結果が出ていなかった自分が悪いと思っています。
この悔しさ,経験をバネにして来年はリベンジしたいと思っています。
来年は,ホームランを打てる確率をどれだけ上げるかが,大切になるかと思います。
来年はバットも変えようかと思っていますので,いい方向にいけば・・・と思っています。
4番というのは,自分の成績だけでなくチームの勝敗もプレッシャーが掛かってきますが,
その分やりがいがあるのでこだわっていきたいです。
12球団で12人しか打てないですしね。
来年こそある程度しっかりとしたいい成績を残したいです。」

不甲斐ない1年だった本人も思っているT-岡田
おかわり君との力の差を思い知らされた1年でした。
この差を来季どれだけ埋められるか
意気込みを感じる記事を

4番はオレが打つ。
オリックスのT―岡田外野手(23)が14日,
同日にほっともっとフィールド神戸で
入団会見した新外国人・李大浩内野手(29=前韓国ロッテ)に対し,
主砲の座を渡さないことを宣言した。
契約更改交渉にも臨み2000万円アップの7800万円プラス出来高で
契約も更新した若き大砲がV奪回に向け,まずはチーム内でのライバル争いに勝つ。 
T―岡田は2000万円増の7800万円プラス出来高払いに笑顔で一発サインした。
しかし来季の話に及ぶと一変,真剣なまなざしで4番死守を誓った。
「今年はいい成績とは言えない。
来年は今年の経験を生かし,悔しさをぶつけてリベンジしたいと思っている。
4番というところでは負けたくない。その思いは強い。4番へのこだわりはある」
珍しく熱さを表に出した。
くしくもこの日,契約交渉の前に,新外国人の李大浩(イデホ)が同じ場所で入団会見した。
すでに岡田監督は新助っ人を来季の4番に起用することを明言している。
しかし昨季途中から4番に座る若き大砲は,
韓国で2度の3冠王を獲得した長距離砲に堂々と“宣戦布告”した。
「(来季は)打点数,得点圏打率,勝負強さにこだわりたい。今年の悔しさをぶつけたい」
入団6年目の今季は自己最多の134試合に出場も,
統一球の影響もあり期待された本塁打は16本に終わった。
しかし,打撃不振で2軍降格を経験しながらもパ・リーグ4位の85打点を記録した。
その打点数の評価が年俸アップにつながった。
来季は李大浩とともに3桁打点を目標に設定した。
100打点コンビが誕生すればV奪回も現実味を帯びてくる。
目標達成すれば来年のオフの契約交渉では年俸1億円の大台突破も確実となる。
発奮材料となる大きなライバルは間近にいる。
チーム内の競争に勝ち抜き,4番の座を必ず守ってみせる。

李大浩との4番争いでT-岡田のモチベーションが上がれば
結果として相手チームの脅威になるし
相手投手も怖いバッターが並べば消耗も激しくなってくるはず
優勝へのカギはTの爆発力次第という面もあります。


現在の年俸総額11億6760万円(外国人助っ人,新人を除く)




【写真は,左から大引,T-岡田】