優勝のためにやってきた者たち

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まずはかねてから噂のあった補強が決まったみたいで

オリックスは15日,巨人を自由契約になった高橋信二内野手(33)の獲得を発表した。
背番号は6。
年俸3500万円。 
高橋は津山工(岡山)から1997年に日本ハム入団。
2009年には打率・309,75打点をマークし,一塁手ベストナインに選ばれた。
今季途中に巨人に移籍したが,27試合の出場にとどまった。
高橋は球団を通じて
「尊敬すべき岡田監督の下で野球をさせていただけることを大変うれしく思います」
とコメントした。

日公時代は勝負強く嫌な思いをした記憶がありますが
あのバッティングが顕在なら十分な戦力
まずは春季キャンプでの状態を見てみたいです。

そして以前書いてますが
この人も正式に決まってます。

オリックスは12日,西武からFA宣言したミンチェ投手(35)の獲得を発表した。
2年契約で総額1億円。 
今季は主に中継ぎとして49試合に登板して6勝2敗1セーブ,防御率1・98。
台湾出身のミンチェは12年目の今季に国内FA権を取得。
来季からは日本選手扱いとなる。
通算263試合で49勝46敗1セーブ,防御率4・13。
「またゼロからの出発となるので一生懸命頑張ります」と球団を通じてコメントした。

前述の高橋のように
昨季の西武時代にいいところで火を消された印象を
相手チームにも見せてほしいです。
ミンチェの最大のポイントは日本人枠だということ
ファイガロやマクレーンが登録できるのは大きいですね。

さらに目玉補強の記事をまとめて

オリックス李大浩が,ほっと神戸で入団会見を行い,
「チームの中心として100打点はやらないと。
期待に応えられるように頑張っていきたい」と意気込んだ。 
李大浩は来年1月15日から古巣である韓国ロッテのキャンプに参加したあと,
2月の春季キャンプからチームに合流する予定。
期待の強打者は「不安よりは自信がある。統一球も気にしない。
芯に当たれば飛んでいく」と力強く話した。 
1メートル94,130キロという巨体は貫禄たっぷり。
韓国からの2社を含めてテレビカメラ9台,
約80人の報道陣を前に入団会見を行った李大浩は,自信に満ちあふれていた。
「日本に遊びに来たわけではない。優勝のために来ている」
李大浩は2001年から今季まで韓国のロッテでプレーし,
通算成績は1150試合で打率・309,225本塁打,809打点。
2度の三冠王に輝いた。
2年総額7億6000万円の超高額助っ人に対し,村山球団本部長は
「必ずや大活躍してくれる」と満面の笑み。6日に韓国・釜山で行われた会見では,
岡田監督が「4番・一塁」を明言した。
しかし,韓国の至宝と言えども,すべてが思い通りになるわけではなかった。
背番号はいまだ決まらない。
長年,韓国ロッテや韓国代表で背負い,日本でも希望した「10」は,
レギュラー遊撃手・大引が背負う。
しかし,背番号変更の打診を受けた大引は
「思い入れがある。球団には,わがままを言わせてもらった」と譲渡を拒否。
李大浩は,空き番からの選択を強いられた。
もちろん,李大浩にも韓国ナンバーワン打者としてのプライドがある。
「チームの中心として100打点はいかないといけない。
期待に応えられるように頑張っていきたいです」。
来年1月15日からは古巣・韓国ロッテのキャンプに参加。
2月からの沖縄・宮古島春季キャンプへ向けて,例年より早く体作りを行う。
実力でチームの主軸を担う考えだ。

馴染みのある背番号10を希望したみたいですが
ビッキーだけじゃなく谷くん,藤井とミスターオリックスの10番ですから
期待してるとはいえ一見の助っ人には譲渡してほしくなかったので
これは賢明な選択だったと思います。

でもチームに馴染もうとする姿勢や
サービス精神はあるみたいで

「浪速のデーやん」を襲名!?
オリックス李大浩イ・デホ内野手(29=韓国ロッテ)が14日,
ほっともっと神戸で入団会見し,ニックネームを募集した。
すでに2年契約で契約金2億円,年俸2億5000万円,
年3000万円の出来高払いで合意している。
「韓国では『朝鮮の4番打者』とか『釜山の息子』と呼ばれていた。
野球をうまくやれたら勝手につけてもらえると思えるかな」。
韓国で3冠王2度の大砲は,フレンドリーさを発揮した。
ロッテに在籍した今季は「クマのプーさん」と呼ばれたという。
李承■は日本の選手やファンから「スンちゃん」と親しまれた。
李大浩は194メートル,130キロの巨体だけに
関西風なら「デーやん」あたりが候補になりそう。
この日も「韓国で大きい服だけ売っている店で」購入したスーツはパンパン。
球団カラーの紺と金のネクタイを「自分で選んだ」とアピールするなど
愛嬌(あいきょう)たっぷり。
キャラクターにピッタリのあだ名を授かるのも時間の問題だ。
岡田監督は4番起用を明言。
もちろん李大浩は「チームの中心として100打点はいかないと」
とまず実力を発揮して認知してもらうつもり。
希望の背番号「10」は大引が着けていることから
「取るのは良くない。空いているものを」と遠慮して,近く別の番号を選ぶ。
韓国のスターは協調性があり,どこまでも気さくだった。
※■は火へんに華

スンヨプもファンサービスや礼儀正しさは好感が持てました。
この実績なのに尊大な態度でないのはうれしいポイントですね。

あとは成績を残せるかですがこんな記事が

オリックスが5日に李大浩の獲得を発表した。
オリックスにとって念願の「右の大砲」獲得である。
この獲得が大きな期待となっているのは6日に行われた記者会見を日本ではなく,
韓国で行ったことからも分かる。
わざわざ岡田監督自ら韓国まで足を運んで会見に臨んだからである。
李大浩は2010シーズンに三冠王を獲得。
昨シーズンも首位打者を獲得した,韓国野球界の至宝だ。
これまでのプロ生活における通算打率は3割を超え(3割9厘),
大きな体にも関わらずシュアな打撃技術を持つ打者である。
優れた実績を残しているだけに期待が膨らむのも当然であろう。
岡田監督は3番に後藤,5番にT-岡田を配す
左右のジグザグクリーンアップ結成を早くも想定している。
しかし,これまでの実績はあくまで韓国での実績であり,
日本での実績ではないだけに日本でも同様の活躍ができるか。
まず,大きな体の選手の多くが苦しむインハイへの対応。
コントロールの優れる投手と対戦し,インハイ中心でカウントを稼がれて,落ちる球で三振。
もしくはインハイのボール球をつまらせてポップフライ……というシーンをいくつも見てきた。
3割以上の通算打率を誇る李大浩が対応できるかが見物だ。
同様に縦の変化球も織り交ぜられての対応にも注目したい。
また,これまで来日した韓国人打者が日本の野球に適応しきれていないという点もある。
2006シーズンの李承ヨプ(ヨプ=火へんに華)(イ・スンヨプ)こそ,
打率3割2分3厘,本塁打41本,打点108という素晴らしい成績を残しているが,
他の選手たち(李炳圭金泰均,李鐘範,李ボム浩(ボム=木へんに凡))は
韓国での成績と同様,もしくは上回れることは無かった。
イ・スンヨプも2006シーズン以外ではシーズンを通して安定した成績は残せていない。
野球のスタイルは大きく違いはないとされる日本と韓国。
以前に日本で活躍したタイロン・ウッズは
「韓国の野球を知っていたから日本でも適応できた」と語っている。
つまり野球のスタイルの違いで成績が落ちるわけではないのである。
これまでの韓国人打者が活躍しきれなかったのは,
能力云々よりも日韓両国のプロ野球そのものの質の違いがあるかもしれない。
もちろんWBCでの直接対決での成績や
先日のアジアシリーズソフトバンクが優勝できなかったことを考えれば,
語弊がある部分もあるかもしれないが,
これまでの来日した打者の成績では
選手たちの能力以前に野球界そのものの質に対して疑問を感じざるを得ない。
もっとも,これが李大浩が長年に渡り活躍し,上記の視点が完全なる誤りであり,
これまでの選手たちが活躍できなかったのが「偶然」となれば良いのであるが。

日本野球で評価の下がっている韓国人選手
この記事のようにWBCなどを見る限り実力はあるはず
あとは環境に馴染むかどうかがカギです。




【写真は,100打点を目標に掲げ余裕の表情の李大浩。来季のクリーンアップは見ものです。】