アレ=優勝や!!

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2012年の戦いの始まりとも言える
春季キャンプを前に岡田監督がはっきりと公言

オリックスの岡田監督がミーティングで
「みんなの前で優勝と,はっきり言った」ことを明らかにした。 
この時期に覇権奪取を目標に公言するのは,阪神監督時代を通じても初という。
今季は李大浩イ・デホ)やドラフト1位の安達(東芝)らが加入。
一方で昨季の上位球団では戦力ダウンが目立つ。
「あまり頑張れとは言わなくていい。現状の力を出してくれれば」と戦力への自信をのぞかせた。
李大浩はこの日,キャンプ地入り。
既にフリー打撃をこなすなど「準備はしっかりできたので問題ない」と力強かった。

アレじゃなく優勝という言葉を使うからには
かなりの自身がみなぎってるはず

このあたりをもっと詳しく熱く

何度でもはっきり言うよ。
オリックスは31日,春季キャンプ地の沖縄・宮古島に全73選手が集合。
岡田彰布監督(54)は宮古島市内の宿舎で行われた全体ミーティングで
「優勝する」と言い切った。
これまでとは180度方針を転換。
チーム,スタッフら全員を“洗脳”して悲願へ導く。
胸に刻み込め‐。
集大成を見せる3年目の船出前日。
岡田監督が1,2軍全員を集めたミーティングで選手に力強く伝えた。
「みんなに優勝すると,はっきり言ったよ。
初めてちゃうか,キャンプ前に言うのは。
こんだけ優勝という言葉を使うのもな」
監督業は昨年までで通算7年。
これまでは平常心で戦わせるために,
岡田政権下では優勝の2文字がNGワードとなることが多かった。
阪神の監督だった08年は禁句にし,10年の交流戦も「アレ」と言い換えた。
だが,今年は手応えが違う。
「計算できる選手が残ってるし,けが人も復帰して力のある選手も加わったからな」。
昨年の上位球団は戦力ダウンが目立つ一方,自軍は昨季の主力が健在で,韓国の李大浩らも獲得。
唯一の未知数となる新人が力を発揮すれば,さらに優勝は近づくとみる。
勝率1毛差でCS進出を逃した昨年の悔しさも全員が忘れていない。
ならば,必要以上に指導する必要もない。
「選手には頑張れと言うてないよ。現状の力を出してくれればいい」。
後悔もある。阪神監督だった08年,首位を独走しながら,
巨人に最大13ゲーム差をひっくり返された。
「08年は(優勝すると)言わんかったら優勝できひんかったからな」。
優勝を公言し,優勝をもぎ取る。
さあ,いこか。指揮官が悲願へ向けて舵(かじ)を取る。

優勝への大きな大きなピースである李大浩の存在
4番としての大きさもさることながら
身体も大きい李大浩

世界のイチローとも対面したみたいで

オリックスは29日に来日した李大浩イ・デホ)がほっと神戸でシーズン用の写真撮影を行った。
グラウンドで自主トレを行っていたマリナーズイチローとも対面し,
握手した後,2,3分ほど言葉を交わした。
09年のWBCで対戦経験がある2人。
両者ともに取材対応はしなかったが,和やかなムードでのエール交換となった。
李大浩は31日にキャンプ地の沖縄・宮古島入りする。

そして現地入りして第一声

オリックスの新4番候補,李大浩イ・デホ)がキャンプ地の沖縄・宮古島に入った。 
漆黒のスーツにサングラス姿で登場。
威圧感のある巨体で「目標は優勝」と決意を語った。
とはいえ,素顔は三枚目。
韓国ロッテ時代に来日経験も多く,日本語の聞き取りは達者で,
報道陣には「悪口はやめていただきたい」とけん制して笑いを誘った。
来日前は体重15キロ減という情報も飛び交ったが,
岡田監督は「(体重減は)3キロくらいらしいで」とベストに近い127キロ。
1月上旬から韓国ロッテのキャンプに同行し,既に7割の仕上がり。
期待の大砲は「(宮古島は)飛行機から見たら何もなくて,運動だけできるところだね。
準備はしっかりできたので問題ない」と力強かった。

3キロしか減ってなくてもこれからのキャンプで減らしてもらって
120キロ台前半くらいまでいけば古傷の足首にも負担がなくなるかも

チームの印象については

オリックス李大浩内野手(29=韓国ロッテ)が31日,
キャンプ地の沖縄・宮古島に到着した。
全体ミーティングに参加して,チームの印象について
「若くて元気な印象を感じました」と話した。
自身の仕上がりについては「60~70%ぐらいは仕上がっています。
チームに入って,チームと同じスケジュールでやっていきます」
とキャンプ初日からのフルメニュー参加を宣言していた。

大砲が万全なら
もちろん大エースが

そら開幕は金子よ。
オリックス岡田彰布監督(54)が,エース金子千尋投手(28)を開幕投手に指名した。
30日,宮古島市民球場で合同自主トレを視察。
3月30日ソフトバンク戦(福岡ヤフードーム)について
「開幕は金子よ。そんなの当たり前のことよ」と明言した。
岡田オリックス3年目で最速の開幕投手指名だ。
2月のキャンプイン前,開幕戦までちょうど2カ月前だが,迷いは一切なかった。
岡田監督 誰が先陣をきるか。
首脳陣もそうやし,選手も周囲もそう思っている。
当たり前のことよ。
いいピッチャーは1回でも多く投げてほしいし,相手(投手)が誰とか関係ない。
金子は08年,10年と2度の開幕戦で登板して勝利。
昨年も本命だったが,2月に右肘手術で離脱した。
今回が2年ぶり3度目の栄誉となる。
宮古島で合同自主トレに参加した金子は
「(監督は)もう言っちゃいましたか」と苦笑いも,強い決意を語った。
金子「誰でもできるポジションじゃない。
選んでいただけるということは期待してくれているということ。
やらなければいけない,という気持ちになる。」
戦力への手応えが指揮官の最速指名につながった。
岡田監督「サプライズは必要ない。
最下位から出るなら必要やけど,普段通りに戦うのが一番。
開幕投手がいないチームでなかなか優勝できへんよ。
(例外は)2004年の(中日)川崎(憲次郎)ぐらいやろ。」
奇襲なんて必要ない。
横綱相撲でリーグ優勝を狙う。

早くも開幕投手確定であとは先発ローテがどうなるかですね。
なんにせよ楽しみなシーズンのプロローグの始まりです。




【写真は,宮古島でご満悦な岡田監督と握手する李大浩。期待度はかなり高い。】