宮古島キャンプ第３クール２日目
いよいよ実戦形式の紅白戦が始まり
今季の戦力の充実振りに居ても立ってもいられなくなった宮内オーナーも来島
今季の戦力の充実振りに居ても立ってもいられなくなった宮内オーナーも来島
オリックスの宮内義彦オーナーが11日，宮古島キャンプで１軍練習を視察した。 午後からの紅白戦前には，本塁後方に集まった岡田彰布監督ら首脳陣， 選手全員を前に「皆さまの力があれば十分，狙える戦力ですから。 ぜひ，高いところを目指してやっていただきたい」 と１９９６年以来のリーグ制覇を期待して激励した。
９６年以来の優勝もほんと夢じゃない状況
待ちに待った紅白戦では
「オリックス紅白戦，白組２‐１紅組」（１１日，宮古島市民） 宮古島市民球場で行われているオリックスの春季キャンプで１１日， 新外国人・李大浩内野手（２９）が実戦デビューした。 紅白戦に「４番・一塁」で先発し，第１打席の“来日初安打”を含む２打数２安打。 この日，キャンプの視察に訪れた宮内義彦オーナー（７０）も 活躍を確信し，満面の笑みを見せていた。 持ってる男だ。 李大浩が視察に訪れた宮内オーナーの前で鮮烈デビュー。 「（結果は）気にしない。バットに当たればと思っていた」 と表情も変えずにあっさり振り返ったが， 場外弾に続いてまたも強烈なインパクトを残した。 第１打席は二回無死。 西の初球，内角低めの直球に詰まりながらも右翼線へのポテンヒット。 岡田監督が「バットがインサイドアウトの軌道やからああなるんよ。 出方が悪かったらセカンドフライよ」とうなる技ありの“来日初安打”だった。 四回２死で迎えた第２打席も，再び初球をたたいた。 高橋秀の外角直球をライナーで右前打。 外国人の大砲にありがちな強引さはない。 阪神，ロッテなどセパ６球団のスコアラーはあらためて警戒度を強めていた。 それでも本領発揮はまだ先だ。 「状態を上げていく段階」と話す。 紅白戦前にはブルペンに向かって投球する金子，平野，吉野の打席に入った。 ４８球を見て日本のストライクゾーンを確認。 準備に余念はない。 視察を終えた宮内オーナーは笑みが絶えなかった。 「（李大浩は）芯に当てて強い打球を打っていたね。中心（選手）になってもらえそうだね」。 練習終了後には首脳陣，選手，スタッフらを集めて激励会を開催して 「新戦力がいい刺激になっている。優勝しかないと思いますよ」。 李大浩の活躍とともに９６年以来のリーグ制覇を確信していた。
いい刺激を受けてこの男も
オリックスＴ－岡田外野手（２４）が１１日， 紅白戦初戦で豪快なバックスクリーン弾を放った。 紅組の「３番左翼」でスタメン出場して，４回２死で迎えた２打席目に 高橋秀聡投手（２９）のカットボールを打ち返した。 Ｔ－岡田は「打席での雰囲気や感覚はまだまだ。 バランスやタイミングがよくなってくれば，もっと振れてくると思う」と話した。
Ｔ－岡田が大きいのを打てば
チームの雰囲気も良くなりますよね。
チームの雰囲気も良くなりますよね。
しかしいい事ばかりではないのが・・・
これは痛恨よ‐。 オリックスのドラフト１位・安達了一内野手（２３）が１１日の宮古島キャンプで， 走塁練習中に右手を負傷し，宮古島市内の病院で「第１中手骨骨折」と診断された。 現時点で全治は不明だが，利き手だけに３月３０日の開幕は絶望的となった。 即戦力として期待していた岡田監督も表情を曇らせた。 スライディングを試みた安達は右手をベースにぶつけて親指の根本を負傷。 両親が応援に来た日の悪夢に 「キャンプではケガをしないことがメーンだったのでショック。早く治したい」 と消え入るような声で話した。 １３日に神戸市内の病院で再検査を受け，手術を受けるかを判断する。 岡田監督は安達をこの日の紅白戦から２１日の沖縄での練習試合最終戦まで 全戦先発させる予定だった。 「もったいないのお。内野の（新人）３人の中では抜けてる感じやったからな」。 指揮官のテンションが急降下した。
そういえばバルの話題を聞かないですねぇ。
大丈夫なのかな？
大丈夫なのかな？
さらに大きな不安はここにも
オリックス金子千尋投手（２８）が１１日，投球練習を再開した。 右上腕に違和感を覚え，中断した７日以来のブルペン入り。 変化球を交えた４８球に「問題ないことはない。全力ではいきづらい。 （今後は）連続ではブルペンに入らない」と全快には遠いようだ。 開幕投手に指名した岡田彰布監督（５４）は 「（実戦で）投げるのは３月に入ってからだから，まだ２０日間くらいある」と話した。
替えがきかない大エースの存在
万事がうまく行くなんてなかなかないですねぇ＊＊＊
【写真は，とにかく明るい話題といえば李大浩の存在。このまま成績を残してくれれば・・・。】
