未だ勝利の味を知らず【修正版】

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2試合続けての敗戦
どんな試合だったかというと

練習試合 オリックス5-6DeNA (2月19日 宜野湾)

<1回>
 DeNAは1死一,二塁から4番吉村の中前適時打で1点を先制。
<2回>
 ともに無得点。DeNA先発の高崎は2回を無安打無失点の好投。
<3回>
 DeNAは森本が左中間にソロ本塁打。これで2-0とした。
<4回>
 オリックスは1死一,三塁からT-岡田の内野ゴロの間に1点を返した。
<5回>
 DeNAは1死二塁から石川が適時三塁打。3-1とした。
<6回>
 オリックスはDeNA藤井を攻め,T-岡田の適時打でなどで2点。
 さらに高橋信の2ランで5-3と逆転した。
 その裏DeNAは代打北の中越え適時二塁打で1点。4-5。
<7回>
 ともに無得点。DeNAは三浦が登板。1回を無安打1四球。
<8回>
 DeNAは敵失で同点に追い付くと,
 ドラフト2位ルーキー,高城のポテンタイムリーで6-5と勝ち越した。
<9回>
 DeNAは6番手の藤江が無失点に抑え,初勝利を挙げた。

なんか締まらない試合ですねぇ。

取材の中心はどうも選手じゃないみたいで

オリックス・高橋信が「移籍1号」を放った。
6回,DeNAの3番手・藤井から一時は勝ち越しとなる左越え2ラン。
昨季途中に巨人から移籍したベテランは
「僕はストライクをどんどん振っていくタイプですから」と振り返った。 
試合は守備の乱れから終盤に逆転負け。
試合後,岡田監督の会見に中畑監督が突然「乱入」し,
笑顔で「ありがとうね。お互い頑張ろうね」。
初勝利に喜ぶ敵将のパフォーマンスに「頑張れって言われてもなぁ…」と指揮官も苦笑いしていた。

高橋の一発よりこちらに詳細記事が

オリックスは終盤,内野守備の乱れもあって再逆転負けを喫した。
勝敗は関係ない時期だが,内容は問われる。
試合後,拙守への不機嫌が予想された岡田監督だが,それに反して,すこぶる上機嫌だ。
試合後,球場内の一室での囲み会見。
終始,穏やかに語っていたが,中畑監督が戸口に顔をのぞかせると,さらに笑みを“全開”にした。
「ありがとうなあ。本番がんばろうなあ」
と右手を振りながら語る熱血新監督の言葉に「はい,どうも」と笑って答えた。
そして中畑監督が去ると,岡田監督は
「え?本番がんばろうって,それ,こっちが言われるアレとちゃうやんか」。
決して嫌みな口調ではない。中畑監督のいつも通りの天然キャラに,自然と和まされた格好だ。
もちろん,本番の交流戦4試合は負けるつもりはない。
逆転負けにも「そんなん,点取ったとかどうとかはまだ先の話やん。
バルと後藤が入って,坂口が1番入って,
高橋も北川もおるし,そないして3月なってからの話よ」と全く意に介さず。
新監督に花を持たせてあげただけよ,と言わんばかりの顔で球場を後にした。

怒りもない様子の岡田監督
逆に不気味ではありますが
選手の記事にも触れておきます。

李大浩がDeNAとの練習試合でジオから中前打。
対外試合2戦目で初安打を放った。
18日の阪神との練習試合では厳しく内角を攻められ,この日も内角攻めに遭った。
しかし,その直後に平然とはじき返しての初安打。
その上で「まだまだこんな時期」と本領発揮はこれからと言わんばかりだった。

あの体型で内角に強いのはうれしいですね。
往年の落合を彷彿させます。

期待の新戦力はイ・デホだけじゃなく

ドラフト8位新人の川端(JR東日本)が
DeNAとの練習試合で途中出場し,2打数2安打だった。
左越え適時二塁打と中前打でアピールし「いい感じで振れている」と満足げだった。
50メートル5秒97の俊足も武器の27歳。
駿太や深江らと外野の定位置を激しく争うだけに
「いろいろ課題がある。攻走守全部」と浮かれる様子はなかった。

ここにも頼もしい存在が
左ですが俊足外野手は森山,深江がいるので川端ももっとアピールが必要かもしれません。

ちょっと残念だった新人は

 オリックスのドラフト4位,海田智行投手(24=日本生命)が19日,
練習試合・DeNA戦(宜野湾)に先発し,3回2失点の結果だった。
初回1死から3連打を浴び,1失点。
2回は完全に抑えたが,3回に森本にソロを打たれた。
「ホームランは,カウント1-3からカットボールを置きにいって打たれてしまった。
四球を出すのがいやだったんですが,アマとプロの打者の違いを痛感しました」。

期待してる海田くんだけに次で挽回してほしいです。




【写真は,2日連続の敗戦にも中畑監督の明るい天然キャラにお咎めなしの岡田監督】