先輩の前で【修正版】

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沖縄練習試合シリーズですが昨日も芳しい結果はでませんでした。
そんな中マスコミが取り上げてくれたのは
新旧オリックス韓流助っ人の記事

練習試合 オリックス3―7韓国サムスン (2月21日 赤間)

1メートル94,130キロ。
そんな巨漢ながら器用に,狙い澄ましたように打球を左右に打ち分けた。
オリックス李大浩(イデホ)は2回に三塁線を破ると,4回は右中間へと運んだ。
対外試合4試合目で初の長打を2本。
母国の偉大な先輩の前での快打に,納得の表情だった。 
「この時期は生きたボールを見て,どれだけ対応できるかがポイント。
試合に出て投手の球をしっかり見ることが大事」
この日は韓国のサムスンが相手だったが,平常心で打席に立った。
19日のDeNA戦(宜野湾)の2打席目の中前打から,2四球を含む6打席連続出塁。
練習試合4試合で6打数4安打の猛アピールを続けている。
試合前には尊敬する大打者から貴重なアドバイスをもらった。
昨年までロッテ,巨人,オリックスと日本球界で通算8年間プレーし,
現在はサムスンの一員であるイ・スンヨプから
「自分のスタイルをそのまま出せば(日本でも)問題ない。
自信を持ってやること」とアドバイスされた。
その言葉通りに持ち味を発揮し「凄く力になった」と自信を深めた様子だった。
来日当初から「ボールをよく見るし,打率は残すよ」と断言していた岡田監督は
「李大浩に関してはええやろ。いつも一緒のコメントになるからな」
と,衰えぬ勢いにご機嫌だ。
「仕上がりは60~70%」と語る韓国の3冠王は
「あとはホームラン?いや,オープン戦では出ないと思うよ。
だって,公式戦にとっておかないともったいないじゃないですか」。
こちらはいつもと一緒ではない,余裕とユーモアたっぷりのコメントだった。

李 大浩(イ・デホ)
1982年6月21日,韓国・釜山生まれの29歳。
慶南高から01年に韓国ロッテに入団。
06年に韓国球界で22年ぶりとなる3冠王。
10年には世界記録の9試合連続本塁打を記録し,2度目の3冠王を獲得した。
08年の北京五輪では大会最多タイの
3本塁打,打率.360,10打点の活躍で金メダルに貢献。
09年の第2回WBCにも出場した。
1メートル94,130キロ。右投げ右打ち。

似たような記事ですが別のも

オリックス李大浩イ・デホ内野手(29)が21日,
母国の先輩からのアドバイスを胸に来日初長打を運んだ。
韓国・サムスンとの練習試合(赤間)で,
昨年までオリックスに在籍した李承ヨプ内野手(35)の前で
二塁打2本の2打数2安打と大暴れ。
韓国で2度の3冠王に輝いた大砲が本領発揮だ。
2回先頭。鋭い打球が三塁線を抜けると,巨体を揺らして一気に二塁へ。
4回先頭では右中間を真っ二つに破った。
「結果にはこだわってないけど,先頭だったので塁に出ることを心掛けた」
大先輩からの助言が好結果を生み出した。
試合前に李承ヨプの元へと駆け寄った。
サムスン時代の03年,アジア記録となる56本塁打を放った“韓国の英雄”と再会。
「尊敬する先輩と話すだけで力になった」と感激の表情だった大砲は,
その際に「自信を持って自分のスタイルを出せば大丈夫だ」と声をかけられた。
李承ヨプは試合に出場することはなかったが,
2本の二塁打は,見守ってくれた“師匠”への御礼の一打となった。
今キャンプでの対外試合は通算4試合で6打数4安打,打率6割6分7厘だ。
19日の横浜戦(宜野湾)から6打席連続出塁中。
一発はお預けのままだが,結果を出し続けている。
岡田監督も「デホに関してはもう(話すのは)エエやろ。
いっつも一緒のことを言わなアカンやん」と,
韓国ロッテで通算216本塁打の新助っ人については,
異例の“ノーコメント”宣言が飛び出した。
オリックスの新4番は,巨人時代の06年に41発,
翌07年に30発を放った“スンヨプ超え”を目指す。

この雰囲気ならスンヨプの記録の何かは超えてくれそうな感じです。
個人的にはホームランより打点で超えてほしいですね。

そして結果が欲しいのに出せなかったのがヌッキー

先発枠入りを目指す木佐貫サムスン(韓国)との練習試合に先発し,
3回5失点で3四死球と散々な結果だった。
昨季は開幕投手を務めながら2勝に終わった。
アピールの必要性があるだけに「結果が全て。ちゃんと抑えたかった」と肩を落とした。
岡田監督は「ぎりぎり(先発枠に)いけるかどうかのライン(にいる投手)やろ。
思い切って投げないと」と弱気に苦言を呈した。
22日は練習休み。

伝家宝刀のフォークが決まるためには
大胆なリードと敵を飲み込む気持ちが必要

往年の選手でもフォークを決め球にする人は気持ちが強かったイメージです。
ヌッキーが必要なのは気持ちのトレーニングですかね。

そしてなぜかご機嫌な岡田監督

そらもう,収穫だらけよ。
韓国サムスン相手の練習試合。
3‐7で敗れはしたが,オリックス・岡田監督は笑顔をはじけさせた。
ドラフト7位の小島(住友金属鹿島)と2年目の三ツ俣ら若手が光った。
まずは小島だ。
二回1死二塁で内寄りの2球目を捉えて中前適時打。
盗塁失敗はあったが,計2安打と合わせて,積極性が目を引いた。
三ツ俣も負けてはいない。
四回1死一,三塁でカウント3ボール1ストライクからのあまい球を逃さず,
左翼へもう少しで左越えとなる犠飛。
二回の左前打のスイングも鋭かった。
マイペース調整が許される主力やレギュラー組と違って,
1軍当落線上の若い選手こそ,この時期は心身の疲労がピークに達しているもの。
毎年,首脳陣が,ふるい落としを考える前に
誰の目にも“脱落”が決定的と映る若手選手の数は多い。
だが,そんな疲れを押して結果を出す若手の存在が,岡田監督はうれしかった。
「小島は内容がええよ。格好は良うないかもしらんけど,実戦タイプゆうかな。
期待感あるよ,三ツ俣も。
そら,あした高知に移動して,2月もまだ実戦はようけあるし,
まだまだチャンスやって,見てみようゆう気にさせたからな」。
李大浩ら主力が順調なのは,いわば当たり前。
1軍生き残りを狙うクラスのアピールが続いて初めて,底上げを実感できる。
沖縄本島での練習試合は1勝3敗に終わったが,
岡田監督はそんな数字には表れない手応えを得た。

油断からのご満悦じゃなく
得るものがあっての上機嫌と分かって一安心

そしていよいよ高知キャンプの振り分けも決まり

オリックスが23日からの春季キャンプ参加メンバーの高知と宮古島残留の振り分けを発表した。
高知組は44人。
投手はミンチェ,木佐貫,佐藤,平野,香月,岸田,西,
小松,中山,比嘉,高宮,フィガロ,海田,吉野,マクレーン,
高橋秀,塚原,前田,伊原,長峰,白■丞(ベク・チャスン),
捕手は伊藤,鈴木,斎藤,横山,
内野手は高橋信,大引,李大浩,三ツ俣,縞田,小島,バルディリス,
外野手は森山,駿太,坂口,川端,野中,T-岡田,中村,深江が
高知行きのメンバーになった。
金子,寺原,後藤,北川が28日に合流する。
※■は部首のゴンベンに差

この中に結構新戦力が食い込んでます
その分,旧戦力の日高とか荒金とかは置き去りになってますが・・・
いい競争ができればうれしいですけど

そして気になる記事も

オリックス坂口智隆外野手(27)が練習試合・サムスン戦(赤間)を欠場した。
前日20日の同・ヤクルト戦(浦添)でヤクルト赤川の死球を右上腕に受け,強度の打撲を負った。
一夜明けても腫れが引かず,出場を見合わせた。
坂口は「腫れでまだ右手の小指が思うように曲がらない状態。
打撃はいい感じで来ていたんですが」と顔を曇らせていた。

それでなくてもスロースターターのグッチに
実戦から遠ざからないといけない出来事が!!

ちょっとまずいですね。




【写真は,意外と高評価の小島。ルーキーは未知数なだけに楽しみでもあります。】