投壊からの復興

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ここまでのオープン戦の状況は・・・
考えられないほどの投壊っぷり
おかんむりの岡田監督をこれ以上不機嫌にするわけにいかない投手陣は

もう怒らせません。
オリックス西勇輝投手(21)が12日,
次回登板予定の14日の巨人戦(京セラ)で,
開幕ローテ投手の大乱調で不機嫌モードの
岡田彰布監督(54)の機嫌を取り戻す好投を誓った。
「(開幕までの)あと2試合で結果を出して,監督に評価してもらえるように頑張る」。
表情を引き締めて決意を語る理由がある。
指揮官の怒りの矛先となっている投壊。
その発端は,西が7日のDeNA戦で5回4失点と乱れた試合だった。
続く10日からの中日2連戦は中山が5回9失点,フィガロも5回8失点。
開幕ローテ投手の3人が3試合で,計15回21失点という目も当てられない惨状に,
岡田監督は今年最悪の不機嫌モードに突入してしまった。
西は前回登板後,指揮官に「(開幕まで)あと2回でいいものを見せてくれんと」
と今後の結果次第で開幕ローテのはく奪を示唆されている。
この日はほっともっと神戸のブルペンで,赤堀投手コーチとフォーム修正に取り組んだ。
右腕は「失うものは何もないぐらいの気持ちで行く」。
指揮官に届ける“一発快投”を約束した。

西くんの場合は早めに叩かれて気を引き締めるくらいがいいのかもしれませんが
調整すべきはしっかりとしといてもらいたいですね。

出遅れていた戦力も徐々に整ってきて

オリックス・寺原が13日の巨人とのオープン戦(京セラドーム)で今季初の実戦登板に臨む。
「いい緊張感で投げたい。その中で結果を出したい。やっとスタートラインに立った」
と,キャッチボールなどで軽く体を動かして調整した。
右肩の張りや右ふくらはぎ痛で出遅れていたが,
昨季12勝右腕が開幕を目指してピッチを上げていく。

寺原も仕上げの時期にさしかかり
守護神もいよいよ臨戦体制に

オリックスの守護神・岸田護投手(30)が13日,
巨人とのオープン戦(京セラドーム)でチーム主力組の“大トリ登板”に臨む。
初実戦のテーマはズバリ新球テスト。
飛ばない統一球の特徴を生かす,右打者の懐をえぐるシュートを試すには
強力G打線はもってこいの相手だ。 
シュートの手ほどきを受けたのは,
現役時代に近鉄の守護神として君臨していた実績を持つ赤堀投手コーチ。
高知2次キャンプ中に握り方を教わり,どう投げればいいかのレクチャーも受けた。
「(登板は)いよいよという感じですね。
シュートとかいろいろ試したいことがあります」
昨年,リーグ2位の33セーブをマークしたが,
チームの優勝のためにはさらなる上積みが必要になる。
「(持ち球にシュートがあれば)バッターも迷うと思うので,それだけでも大きい」。
投球の組み立てパターンを増やせれば,抑える確率も上がってくるという計算だ。
「ものになりそうな感じは持っている」。
赤堀コーチのお墨付きをもらった新球披露が楽しみだ。

安定感や防御率を考えれば直球1本より
シュートを混ぜるのは有効的かもしれません。
今日の登板が楽しみです。

そして順調な調整の部類の助っ人も

オリックスエバン・マクレーン投手(29)が12日,
神戸市内のほっともっと神戸で練習を行った。
西勇輝投手(21)を相手にしたキャッチボール,ランニングで汗を流した。
来日2年目の技巧派左腕は,次回登板に向けて
「自分にとって試合はいつでも大事だと思っている。
安定したピッチングをしたい」と話した。

先発ローテ組と平野,岸田の調整次第で
開幕ダッシュが決まります。
今日の巨人戦はちょっと楽しみな試合になりそうです。




【写真は,岸田がしっかり締めてくれればチームの雰囲気もグッと上がりますね!】