☆4/15(日)西武1回戦【修正版】

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Bs 6-2 L
西武ドーム

【投手】
(オ)木佐貫,吉野,平野,岸田-伊藤
(西)涌井,武隈,野上,松永,星野,岡本篤-炭谷,上本,星孝

【責任投手】
(勝)木佐貫2試合2勝
(敗)涌井3試合3敗

本塁打
(オ)後藤1号2ラン(4回,武隈)
(西)

【戦評】
オリックスが快勝した。
二回に伊藤の左前打などで2点を先行すると
三回にも2点,四回には後藤の2ランで加点した。
援護を受けた木佐貫は6回0/3を1失点で2勝目。
涌井が3回でKOされた西武は,打線もつながりを欠いた。

2012年通算:12戦中5勝6敗1分 勝率.455
パ・リーグ順位:4位
対西武:1勝0敗0分

調子の上がらない西武涌井に
2軍行きの切符を渡す試合となりました。

絶対,負けへんよ‐。
岡田監督が手堅い采配で今季初の西武との“遺恨対決”を制した。
「こっちの状況をどうするかを考えてるだけで向こうは関係ないよ」
と144試合の中の1試合であることを強調しながらも,
したり顔で快勝の余韻に浸った。
両チームの“遺恨”は10年から始まった。
以来,岡田監督と渡辺監督は“犬猿の仲”。
昨年7月11日には西武・中島への死球をきっかけに乱闘寸前となった。
この日は今年初めてメンバー交換時に対面したが,目を合わさず握手もなかった。
だが,指揮官にはそんなピリピリムードも関係なし。
四回無死一塁では4点リードの状況で坂口に送りバントを指示した。
直後に後藤の2ランが飛び出して6点差。
勝利を大きく手繰り寄せたが手綱は緩めなかった。
六回無死二塁では由田に再び送りバント。
さらに5点差の八回からは平野,岸田の勝ちパターンを投入して逃げ切った。
先発の木佐貫が作った流れも指揮官を乗せた要因だ。
昨年7月に前巨人投手コーチ・鹿取氏(野球評論家)の助言で
習得したツーシームを効果的に使って6回0/3,1失点。
昨年7月11日の“騒動時”に先発していた右腕は自身の西武戦7連敗も止めて
「相性がよくなかったので勝ちたかった」と声を弾ませた。
今季初対戦で地力は見せつけた。
次回は4月28から京セラドームで3連戦。
今度は返り討ちや‐。

とにかく大量援護でも自分を見失わず
安定したピッチングを見せたヌッキー

今年の武器になってるツーシーム
きっかけは往年の名選手鹿取の助言らしく
別記事でも

オリックス木佐貫が6回0/3を5安打1失点にまとめ,今季2勝目を飾った。 
雪辱を誓ったマウンドだった。
昨季7月11日の西武戦で4回9安打6失点KO。
直後,2軍落ちを告げられた。
失意に満ちた帰りの新横浜駅。
ばったり遭遇した巨人在籍時のコーチ・鹿取氏との立ち話が復調の転機だった。
「ツーシームやチェンジアップを覚えたら?」。
投球の幅を広げるべく,新球習得に励み,ツーシームが新たな武器として加わった。

ヌッキー記事もう一発

オリックス木佐貫が6回0/3を5安打1失点にまとめ,今季2勝目を飾った。 
8日の楽天戦(京セラドーム)は,新球ツーシームを効果的に散りばめて4安打完封。
95球の省エネで今季初先発を飾った。
登板後は携帯電話に祝福メールが殺到したという。
「最近少なかったんでパンクしそうになりました。
一通一通返すので返信に1日かかりました」。
実直な木佐貫らしい話で笑いを誘った。
開幕ローテから漏れた右腕だが,2戦連続の快投で定位置と信頼を完全に取り戻した。

投球の幅が広がるとはこういうことを言うんでしょうね。
今シーズンの木佐貫は楽しみですね。

そして我らがキャプテン・ゴッツにも待望のアレが飛び出して

オリックス後藤光尊内野手(33)が,今季1号を放った。
4点リードの4回2死三塁で打席に立った。
1ボールから武隈のカーブをフルスイング。
右翼席に2ランをたたき込んだ。
後藤は「カーブを完璧に捉えることができました」と話した。

李大浩(開幕からまだ長打なし)
「対戦が一巡し,これからが勝負。もう言い訳はできない」

李の調子が上がらないのは心配ですが
2順目からの激変に期待しましょう。

そして安心する出来事もあって

12日のロッテ戦で空振りした相手打者のバットが頭に当たって
退場したオリックスの捕手,伊藤はその影響を感じさせない活躍だった。
二回1死満塁で左前へ先制適時打を放つなど2安打。
守備では「打たせて,球数を減らしていこう」
と言う打ち合わせ通りのリードで木佐貫の2連勝をアシストした。
「ツーシームが決まっている。自信を持ってサインを出せる」とうれしそうだった。

バットにリードにと冴えてる伊藤
下位打線も機能すれば昨日のような大量点も望めますね。




【写真は,ツーシームを覚えて自信がみなぎる顔つきになってきた木佐貫。頼もしい存在に!】