☆4/18(水)ソフトバンク5回戦
勝利の使者が白馬に乗ってやってきた。
競馬の武豊騎手が始球式を務めた。 G1のファンファーレとともに,白馬に乗って入場。 ユニークな演出に,場内からは歓声が起こった。 武騎手は「不思議な感じ。緊張しました」と苦笑い。 投球がノーバウンドで捕手のミットに届くと,再び歓声が起こった。
ソフトバンクの追撃を断ち切って,オリックスが今季このカード初勝利をもぎ取った。 昨季から続いていた連敗も「9」でストップした。 2―3で迎えた3回。 大引,後藤の連続二塁打で同点とすると,“恐怖の得点圏打率男”T―岡田が続いた。 3球目をとらえた打球はフラフラッと左翼線に上がり, 松中のスライディングも及ばず決勝二塁打になった。 試合前の時点で7割ジャストだった得点圏打率。 この日は2度あった得点機の打席で1度期待に応えたというのに, 数字は・667に下がった。 「得点圏打率はたまたまですけど…。きょうの勝ちは大きいと思います」。 オープン戦は不振だった大砲が, 「下半身でしっかり打てるようになった」ことで開幕からは高打率をキープする。 初回,いきなりの2点ビハインドをはね返したのはベテランのバットだった。 2死二,三塁から,8試合ぶりにスタメンDHに起用された北川が 左翼線へ同点の2点二塁打。 「先制された後だったので, どんな形でもランナーを還してやろうと思って打席に入りました」と振り返った。 同一カード屈辱の2桁連敗は回避した。 トンネルを抜けた原動力は,これまで得点力不足にあえいでいた打線の奮起だった。 中山(6回7安打3失点で今季初勝利) 勝たせてもらったことは凄くうれしい。 (4回以降は)先頭打者を出さないように気をつけた。
監督の勝利の執念になんとか応えての白星
そんな執念を感じさせる記事を
そんな執念を感じさせる記事を
オリックスの岡田監督が執念の継投を見せた。 7回は先発の中山をいったんマウンドに上げたが, 代打・小久保が出ると香月にスイッチ。 本多,明石の左打者は吉野に任せ,松田には平野を投入した。 8回に敵失で幸運な2点の追加点を奪うと, 9回からは守護神・岸田という万全のリレー。 ただ,岸田が1点を失い, なおも2死一,二塁と一発が出れば逆転される状況を作ったことで 岡田監督は試合後は不機嫌モードに…。 「心構えの問題よ」と,冷や汗勝利でいら立ちを見せていた。
まぁあれでは怒るのも無理ないかな・・・
岸田の今年の急速は140キロ台なのが気にかかります。
岸田の今年の急速は140キロ台なのが気にかかります。
《番外編》
前日もカープ相手に5-0で快勝
とにかく爽やかな春爛漫な天気も相まって気持ちいい試合でした。
何より2軍の試合なのに何故かマスコミの山
テレビカメラまでいる始末
テレビカメラまでいる始末
お目当ては井川みたいでカメラを回してたのは
井川が投げた3イニングまで
井川が投げた3イニングまで
その後は試合中なのに囲み取材
なんだかよそのチームみたいでした。
ちなみに4歳の長男と私は山口放送のカメラにインタビューされました。
ただ調整次第では使える戦力になる予感です。
さらにやっと会えた生タイソンの元気な声
パンチ力を垣間見た竹原のホームラン
まだまだ元気な日高のするどい打球
今なら駿太より上で使ってほしいルパン森山
センス抜群の三ツ俣くん
期待の左腕山田くん
仕事キッチリ星野コーチ
パンチ力を垣間見た竹原のホームラン
まだまだ元気な日高のするどい打球
今なら駿太より上で使ってほしいルパン森山
センス抜群の三ツ俣くん
期待の左腕山田くん
仕事キッチリ星野コーチ
かなり興奮しました。
そしてやっぱりファンにぶち優しかった新背番号7番の赤田に
サインをもらい長男も大喜び
サインをもらい長男も大喜び
最後に井川がらみの記事を
6年ぶりに日本球界へ復帰したオリックスの井川慶投手(32)が18日, ウエスタン・リーグの広島戦(由宇)で 3回1安打無失点と上々の実戦デビューを果たした。 直球の最速は139キロ止まりながら, チェンジアップ,カットボール,スライダー,カーブと持ち球すべてを披露。 9つのアウトの内,実に7つを飛球で奪う“フライボールピッチャー”の本領を発揮した。 大リーグではわずか2勝に終わった左腕が,こだわりのスタイルを強烈に示した。 強い日差しの中,井川はサングラスを着用してマウンドに上がった。 日本での実戦登板は阪神時代の06年10月16日ヤクルト戦(神宮)以来, 実に2011日ぶりだ。 山あいののどかな風景が広がる広島ファームの球場で,米国帰りの左腕が躍動した。 投じた全36球に,スタイルを貫く決意と覚悟が凝縮されていた。 「結果的に0点に抑えましたが, 変化球の腕の振りや直球の走りはまだまだ課題があります。 65~75%の出来です」 貫禄十分の滑り出しだった。 初回は先頭の赤松を外角直球で中飛に取ると,菊池は三直,天谷は右飛に仕留めた。 わずか8球で好発進を決めると, 2回も迎の右中間二塁打の後,岩本を右邪飛,山本を二ゴロとしっかり締めた。 圧巻はエンジンがかかりだした3回だ。 磯村,鈴木,赤松をいずれも直球で外野フライに抑えてみせた。 実戦登板はヤンキース傘下2Aトレントンに所属した 昨年8月25日のニューブリテン戦以来だった。 「僕はフライボールピッチャーなので, そのあたりは(自分のペースに)引き込めたと思います」。 ヤ軍では移籍1年目の07年に2勝を挙げただけだ。 08年に3Aスクラントンで14勝6敗,防御率3・45。 09年も2桁勝利を挙げたが,昇格の声はかからなかった。 その理由を,キャッシュマンGMは当時 「彼はフライボールピッチャーなんだ。 メジャーリーグではそれでは良くない」と話したことがあった。 投球スタイルを否定される形で戦力構想から漏れたが,米球界への未練は一切ない。 「2年契約だし,もう32歳。 今はオリックスの優勝しか考えていない」と話したことがある。 7つのフライアウトに意地が詰まった。 次回は24日の同リーグ・ソフトバンク戦(ヤフードーム)で5回を予定。 「いつ(1軍に)呼ばれてもいいという気持ち。 できるだけ早く上がって貢献したい」。 先発陣が金子,寺原を欠く中,5月中の戦列合流を目安に掲げる。 その時へ,順調に歩を進めていく。 清川2軍投手コーチ 立ち上がちょっとタイミングをずらしている分, 野手の間を抜けたり(上を)越えたりすることはなかった。 変化球の時の腕の振りが鈍いことと, 球がうわずったことの2点が次回登板のテーマになる。
【写真は,オリックスの2軍では清原以来の囲み取材(?)を受ける井川。】