☆4/19(木)ソフトバンク6回戦【修正版】

イメージ 1

Bs 11-9 H
(京セラドーム)

【投手】
(ソ)新垣,金,吉川,岡島,甲藤-細川,山崎
(オ)西,ミンチェ,香月,平野-伊藤,鈴木

【責任投手】
(勝)西3試合2勝1敗
(敗)新垣3試合2勝1敗

本塁打
(ソ)松中1号2ラン(6回,西),ペーニャ4号2ラン(7回,ミンチェ)
(オ)

【戦評】
オリックスは一回に2点を先制し,同点の三回は李大浩が勝ち越しの2点二塁打
四回も李大浩の適時打などで4点,七回にも3点を加えた。
西は2勝目。
ソフトバンクはペーニャが4号2ランを含む4安打を放ったが,新垣が8失点。

2012年通算:15戦中7勝7敗1分 勝率.500
パ・リーグ順位:4位
ソフトバンク:2勝4敗0分

打線が投手陣を助ける
こんな試合もないといけませんね。

オリックスが,開幕3戦目で完投勝利を許した新垣を
7安打8得点と打ち込み,四回途中KO。
この大量得点が効いてソフトバンクに連勝し,勝率を5割に戻した。
「イメージがちょっと違った。
スライダー,スライダーやけど,やられてるのは真っすぐや」。
岡田監督は,前回の対戦で,新垣をこう分析していた。
かつての150キロ超のストレートは影を潜めたが,スライダーの制球がアップ。
その変化に惑わされ,140キロ台後半の直球に,タイミングがずれた。
その反省を生かさない手はない。
試合前のミーティングで確認されたのは,
各人が直球かスライダーのいずれかに絞り,
コースも定めた上で「一発で仕留める気持ちで,積極的に行く」という方針。
その通りに一回,先頭の坂口が148キロの直球を右前へ。
大引の四球などで一,二塁から,後藤が129キロのスライダーを右前へ運び1点先制。
大引は走塁死も続く1死二塁から,
李大浩が144キロの直球を左翼線へはじき返し2点目。
李大浩は意外にも,今季15試合目で初の長打だった。
「長打が出なくて苦しかった」と吐露した李大浩は三,四回にも適時打を放ち4打点。
4番のお目覚めを,チーム浮上のきっかけにしたいところだ。

苦しみながらの4番の猛打賞
別記事でも

本塁打はまだ出ない。それでも開幕15試合目でようやく長打が出た。 
2本の二塁打を含む3安打4打点。
チームを今季初の勝率5割に導き,
初めてお立ち台に上がったオリックス李大浩は
1メートル94の巨体を小さくさせて
「本当に申し訳ない気持ち。これからもここに上がれるように頑張りたい」と笑った。
まずは初回だ。
後藤の適時打で1点を先制した後の1死二塁。
今季59打席目で,新垣から三塁線を破る強烈な適時二塁打を放つ。
これが10試合ぶりの打点。
同点の3回にも,新垣の外角の速球をうまく捉えた。
右中間へはじき返し,勝ち越しの2点二塁打。
「とにかく走者を還すことだけ。いい形で打ち返すことができた」と喜んだ。
勢いに乗った4番は,4回にも中前適時打を放った。
厳しくコースを突く,日本の投手の高い制球力に苦しんでいた。
18日までの5試合で安打はわずか1本。
試合前の時点で,打率は・196まで落ちていた。
しかし,前日の第3打席。
いい当たりの右飛に韓国時代に2度3冠王に輝いた本来の形を思い出した。
「逆方向に打つのが自分のバッティング。
いろいろ悩んだりしたけど,きょうから楽な気持ちで,積極的にいこうと思っていた」
と吹っ切れた表情で振り返った。
李大浩がけん引した打線は,
今季最多に並ぶ15安打で,初の2桁となる11得点と爆発した。
長打は出た。
あとは本塁打。
韓国の英雄は「それを言われると力が入ってしまうので,
静かに見守っていてください」とジョークで返すと,
最後は「これからは自分が中心となって活躍していきたい」と言葉に力を込めた。

これで楽になってくれたらこれからは頼もしい存在に
さらに別記事

積もりに積もったうっぷんを晴らした。
オリックスが今季最多タイ15安打で今季最多の11点。
けん引役は李大浩だ。
決勝打を含む3打席連続のタイムリー。
主砲が今季初の勝率5割に導いた。
三回1死一,二塁。
新垣から右中間へ決勝の2点二塁打を放った。
18日終了時点で打率・196と不振だった主砲。
珍しく二塁上で感情を爆発させた。
手を激しくたたくと,両拳を力強く突き上げた。
「今まで申し訳ない気持ちだった。またここに上がれるように頑張りたい」。
来日初のお立ち台では忘れかけていた笑顔も取り戻した。
初回1死二塁は三塁線を破る適時二塁打。
59打席目にして飛び出した来日初長打は,
4日の日本ハム戦以来10試合ぶりのタイムリーにもなった。
四回2死一,二塁は中前適時打。来日2度目の猛打賞も記録した。
ここまでは野球以外でストレスがたまる日々を過ごしてきた。
地元の韓国・釜山では街を歩けない人気者だが,
日本では言葉が分からないためほとんど外出しない。
妻のシン・ヘジョンさんとの電話代が月10万を超えることもあった。
だが,家族は6日に来日。
この日はバットでも自信を取り戻した。
次にファンが期待するのは来日初本塁打だが,
「力が入ってオーバースイングになるので静かに応援してください」
とジョークでかわした。
もう心配はない。
李大浩にとって大きな節目の一日となった。

思ったとおりホームシックっぽい感じだったんで
家族が来てると聞いてちょっと安心

ホームランはそんなにいらないので
このまま100打点を目指してほしいですね。

さらに目が覚めたのが

オリックス後藤光尊内野手(33)が,先制適時打を放った。
初回無死一,二塁で打席に立って,ソフトバンク新垣のスライダーを右前に運んだ。
二塁走者坂口を生還させて
「引っ張れるボールが来たので,それに反応しました。
タイムリーになってくれてよかったです」と話した。

後藤らしい鋭い打球
これが出始めたら相手チームは怖いはずです。

こんな打線のお目覚めも指揮官は気に入らなかったらしく

連勝で勝率5割としたオリックスの岡田監督だが,試合後は会見を行わなかった。 
一時は6点リードも7回に1点差まで迫られ,
4点リードで迎えた9回も2点を返される冷や汗勝利。
大量援護を受けながら,7回途中6失点で降板した西は今季2勝目にも
「リズムが悪くなって打たれてしまったところを反省しなければいけない」
と歯切れが悪かった。

まあ誉めるべきは誉めてほしい
というのがファンの感想です。




【写真は,身体はでかいが意外とかわいらしいデホくん。】