★4/20(金)日本ハム4回戦
打てそうで打てなかった。 斎藤佑にプロ初完封を献上し,1日で借金生活に逆戻りした。 早大の後輩にしてやられたオリックス・岡田監督は言葉を発さず, 無表情のままロッカーへと戻った。 誰もが首をひねった。 高代ヘッドコーチは「まったく打てなかったわけじゃないけど…」。 三回2死一,二塁で中飛に倒れた李大浩は「打てる球が多かった」と悔やめば, 4打数1安打のT‐岡田も「あまいボールをとらえられなかった」と振り返った。 ただ,斎藤佑は走者がいない場面は捕手の返球を受けるとすぐ投球動作に入るテンポや, 緩急をつけてかわしてきた。 五回までに3度も得点圏に走者を出しながら先制できず, 斎藤佑を乗せてしまったことも「0行進」へとつながった。 この日は「花火ナイト」と銘打って行われた準本拠地・ほっともっと神戸で 今季初の公式戦だった。 五回終了時に神戸の夜空に舞い上がった約300発もの花火のように 快音連発はならなかったが,高代コーチは 「次,やりかえすよ」とリベンジを約束した。
塁上はにぎわせてもホームが遠かった。 オリックスが今季2度目の完封敗戦。 岡田監督は口を開くことなく監督室へと引き揚げていった。 選手たちの足取りも一様に重たかった。 3回二死一,二塁で中飛に倒れるなど4打数ノーヒットに終わった李大浩は 「十分打てる球はあったと思う。自分の責任で申し訳ない」と悔しげに唇をかんだ。 「全く打てなかった訳じゃない。 でも,チャンスらしいチャンスはなかった。 次,やり返しますよ」。 高代ヘッドコーチは結果を嘆くよりも,次の機会での雪辱を誓った。 試合の均衡が崩れた6回の失点も不運だった。 1死一塁。中田の三遊間の打球にバルディリスが反応したが, 打球はグラブを弾き左中間へ。 糸井のイッキの生還で先制を許した。 再び借金生活に逆戻り。 それでも悔しさを糧にしなければ前には進めない。 坂口 うまく散らされた?そうですね。 斎藤佑の印象?結果的に抑えられているから…。
今日は西日本は午後から雨と風が強くなるとの予報
ほっともっとの試合の行方は・・・
ほっともっとの試合の行方は・・・
【写真は,丁寧なピッチングで試合を作ってたマクレーン,緊張の糸を保つためにも打撃の援護を。】