★4/25(水)楽天5回戦

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Bs 4-7 E
Kスタ宮城

【投手】
(オ)中山,香月,佐藤,吉野,塚原-斎藤,鈴木,伊藤
(楽)下柳,加藤大,青山,ハウザー,小山伸,片山,ラズナー-嶋

【責任投手】
(勝)青山6試合1勝
(S)ラズナー7試合5S
(敗)香月10試合1敗

本塁打
(オ)
(楽)

【戦評】
楽天が今季最多の7得点で今季初の3連勝を飾った。
1点を追う五回にフェルナンデスの適時打で同点。
六回は内村の中前打で1点を勝ち越し
フェルナンデス,ガルシアの連打で3点を挙げて突き放した。
オリックスは今季初の5連敗。

2012年通算:20戦中7勝12敗1分 勝率.368
パ・リーグ順位:5位
楽天:1勝3敗1分

無得点の呪縛から解き放たれた瞬間

オリックス斎藤俊雄捕手(28)が,先制適時打を放った。
2回1死一,三塁のチャンスで打席に立って,下柳から中前打をマーク。
三塁走者李大浩を返した。
21日の日本ハム戦5回からの連続無得点イニングを「24」でストップさせて
「チームも(先発の)中山さんも助けるつもりで,気持ちだけで打ちました」と話した。

打線は久しぶりに4得点を挙げ
いつもの投手陣ならお釣りが出るくらいの援護
とはいかず・・・

オリックスは投打がかみ合わず,5連敗となった。
2回に斎藤の適時打で3試合ぶりの得点を挙げると,
大幅な打順変更に伴い9番に入った大引も適時打。
「このままじゃいかんと,みんな思っている」
と大引が代弁した通りの意地を打線が見せ,計4点を奪った。
しかし,先発の中山が2度のリードを守れずに5回限りで降板すると,
2番手の香月が6回に5安打を浴びて4失点。
赤堀投手コーチは「勝負どころでね…」と肩を落とした。

まさかの香月の大炎上
打線も大きく変えてきたんですが

岡田オリックスが今季20試合目で初めて
大幅な打線のテコ入れを敢行したが,勝利は遠かった。
2度リードを奪う展開も同点の6回から投入された2番手の香月が誤算。
5安打を浴びて計4点を失い,痛恨の逆転負けを喫した。
チームは今季最多の5連敗。
借金も今季最多の5に膨らんだ。 
T-岡田が胃炎で先発から外れた打線は,
4番の李大浩,北川と高橋信をDHで併用してきた5番以外,全ての打順を組み替えた。
高代ヘッドコーチは「いままでかみ合ってなかったから」と経緯を説明。
2回は斎藤の中前適時打で25イニングぶりの得点を挙げると,
大引の左前打で2点目を奪ったが,投手陣が持ちこたえられなかった。
今季初の猛打賞と気を吐いた北川は「また仕切り直しです」と言葉を絞り出した。
チームは5試合ぶりの2桁安打を放ったが,2カード連続の負け越しが決まった。

打線は変えざるを得ない原因(T-岡田の体調不良)があったんですが
代打では意地を見せてくれて

途中出場のオリックス・T-岡田が意地の一撃を放った。
7回2死満塁の場面から代打で登場。
楽天5番手・小山の外角高めシンカーを中前適時打。
「ヒットを打てば,まだ分からない展開だったので」。 
この日は仙台市内の病院で検査を受けた結果,胃炎と診断され,試合前練習を欠席。
「朝に痛みがきつく,点滴を受けて良くなかった。
まだ試合は続くし,万全でいくために」と話した。
今季初めて先発から外れたが,チーム唯一の3割打者が貫録の一打を見せた。

展開として先制点,逆転と打線が奮起した流れを崩したのが原因
先発としては一番よくない展開にした中山は

オリックス中山慎也投手(30)が,5回を投げて6安打3失点で降板した。
2回に2点のリードをもらったが,4回に2失点して同点。
1点を勝ち越してもらった5回にも再び同点とされた。
5回で100球を費やした左腕は
「先制してもらって,追いつかれても勝ち越してもらったにもかかわらず,
申し訳ないです」と話した。

分かっていれば次回で挽回を!




【写真は,無得点という重い雰囲気を打ち破った斉藤。肩も強いし2番手捕手鈴木の後継です。】