★5/9(水)ソフトバンク8回戦

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Bs 0-1 H
(ほっともっと神戸)

【投手】
(ソ)大隣,岡島,森福,ファルケンボーグ-山崎
(オ)井川,塚原,香月-斎藤,鈴木

【責任投手】
(勝)大隣5試合3勝2敗
(S)ファルケンボーグ14試合1敗13S
(敗)井川1試合1敗

本塁打
(ソ)
(オ)

【戦評】
ソフトバンクの大隣が七回途中まで無失点で3勝目。
三回に明石の適時内野安打で挙げた1点を
岡島,森福,ファルケンボーグとつないで守りきった。
オリックスは6年ぶりの登板となった先発井川が,四回途中1失点で負傷交代した。

2012年通算:32戦中13勝18敗1分 勝率.419
パ・リーグ順位:5位
ソフトバンク:3勝5敗0分

マスコミの数も多かった話題の試合
結果として負けたことが何より悔しかったですが

まずはとにかく普段とは全く違う記事の多さ
その記事のほとんどが井川記事

オリックス井川慶投手(32)が9日のソフトバンク戦(ほっと神戸)で
06年10月16日のヤクルト戦(神宮)以来2032日ぶりに公式戦に登板。
4回途中に右太もも裏の違和感を訴えて降板した。
3回2/3を被安打3の1失点で黒星を喫したものの,
MAX144キロの速球を見せるなど日本での復活に期待を抱かせる内容だった。
しかし,軽症も,大事をとって10日にも出場選手登録を抹消される。 
突然の異変だった。
4回2死,江川への2球目を投げ終えた井川が右太ももを押さえて顔をしかめた。
一体何が…。
6年ぶりとなる日本球界での復帰初登板の勇姿を見守っていたファンが静まりかえる中,
治療のためベンチに下がった背番号「29」は,そのまま交代を告げられた。
「投げ終えた時にピキッときた感じだった。
ベンチに戻っての確認で(足に)力は入っていたんですけれど,若干弱い気がしたので…」
幸い症状が軽症だったこともあり,
この日は病院に行かずトレーナー室でアイシング,電気治療を受けるにとどまった。
「テープ巻いとったらいけるということやったけど,
ここで無理することもないからな」
と岡田監督も大事を取っての交代だったことを明かした。
62球。
あっけない幕切れとなったが,見せ場の詰まった復帰劇だった。
登板前に「前のイメージを持っているとガッカリすると思いますよ」
と消極的なコメントを残していた左腕だったが,
マウンドでは阪神時代をほうふつさせる力強いフォームから
MAX144キロのストレートを繰り出した。
3回,1死一,三塁で明石に遊撃適時内野安打を許し先制点こそ許したが,
さらなる1死満塁のピンチは内川を空振り三振,
ペーニャを二ゴロに仕留め追加点を許さなかった。
阪神時代を含め,実はホークス戦が大の苦手だった。
03年の日本シリーズをはじめ,この日まで5試合の登板で0勝3敗,防御率は7・52。
それでも「変なイメージを与えたくなかったし,
変化球ピッチャーと思われたくなかった」のプライドが好投を呼んだ。
「そこそこ打者を押し込めていたし,今の状態ならこんなものかな」。
軽症とはいえ,10日にも出場選手登録を抹消されるが,
復活への確かな手応えを感じたマウンドとなった。

赤堀投手コーチ(井川に)
気持ちが入って,今までにない感じだった。
ファーム(での登板)を通じても一番よかった。

【井川復帰までの経過】
▽11年11月3日
オリックスが井川の獲得に乗り出すことが判明。
球団関係者が「調査はずっとしている」

▽同4日
楽天も井川の獲得を本格的に検討していることが判明。
オリックス楽天ともに米国でのプレーを希望する井川の意志を尊重し,
経過を見守る方針。

▽12年1月20日
茨城県内で自主トレ中の井川が,日本球界復帰の可能性について初めて言及。
「(米球団からの)オファーがなければ,
もちろんそういう(日本復帰の)選択肢はある」

▽同3月28日
オリックスが井川の獲得を発表。
年俸1億円プラス出来高の2年契約で,背番号「29」。

▽同4月8日
京セラドームでシート打撃に登板。
打者5人に対し計11打席47球で安打性は1本のみ。

▽同18日
2軍広島戦(由宇)で6年ぶりの国内実戦登板。
先発で3回1安打無失点と上々。

▽同24日
2軍ソフトバンク戦(ヤフードーム)で先発。
初回に4点を奪われるなど,5回7安打5失点で敗戦投手。

▽同5月1日
2軍阪神戦(甲子園)で先発し6回1失点。
「お客さんの歓声がうれしかった。こういう形で戻ってこれてうれしい」

▽同7日
ほっと神戸で実戦を想定した投球練習。
「前の(三振の山を築く)イメージを持っていると
ガッカリすると思いますよ」と消極的なコメント。

さらに別記事

オリックス井川慶投手(32)が9日,ほっと神戸でのソフトバンク(8)戦で,
日本球界復帰後,初登板初先発したが,
四回途中に右太腿(ふともも)裏に違和感を訴えて緊急降板した。
06年10月16日のヤクルト戦(神宮)以来,
2032日ぶりの国内復帰戦で粘投は見せたが,白星で飾れず。
試合後に,出場選手登録を抹消することが決定した。
無念の降板だった。
国内復帰戦で粘投を見せていた井川にとっては,突然のアクシデント。
四回2死,江川への2球目を投じた瞬間,右足に異常が発生した。
ボールを離すと,ほぼ同時に
右太腿(ふともも)裏をグラブで抑えるようなしぐさを見せた。
軽く足を引きずり,治療のため一塁ベンチへ。
そのまま,グラウンドに姿を見せることはなかった。
3回2/33安打1失点。
2032日ぶりの国内登板は,62球で終わってしまった。
球団からは「右ハムストリング(太腿裏)の違和感」と発表された。
井筒チーフトレーナーは「肉離れまではいかないのではないか」と説明した。
まずは,一晩様子を見て,今後の調整を決める。
序盤から好投した。
一,二回はパーフェクト。
三回に1点を失ったが,1死満塁のピンチをしのいだ。
2軍戦で計3試合投げたが最速139キロ。
しかし,この日の最速は144キロ。
岡田監督も2軍での調整登板と比較して
「全然良かったよ」と予想以上の出来だったことを強調する。
このまま登録抹消となるが,次回に期待を抱かせる内容だったのは間違いない。
07年に阪神からヤンキースに移籍。
しかし,米国での5年間,ほとんどがマイナー生活。
3Aだけでなく,格下の2Aも経験した。
「メジャーと3Aだったら環境は変わらないけど,2Aでは視野が広がった。
僕は日本しか知らなかったので」。
特に厳しかったのが食事。
肉,野菜,ポテト…。ハンバーガーが“高級食”だった。
その過酷な環境にも順応。
人間的な器の大きさをも身につけた。
試合後,井川は「久しぶりに集中して投げれた。
一歩一歩上がってきたと思う」と話した。
患部についても「足に力は入った。(切れた)音もしていない」と話しており,
重症ではないもよう。波乱の国内復帰戦だったが,手応えも感じた登板となったようだ。

再調整して帰って来たときが楽しみですね。

昨日の楽しみは井川の降板の後にやってきました。

オリックス・井川のアクシデント降板で急きょマウンドに上がったプロ2年目の塚原が
4回1/3を1安打無失点の好リリーフを見せた。 
「変化球でストライクが取れるからストレートも生きてくる。前回より良かったよ」
と岡田監督は合格点。
ただ,攻撃では7回1死満塁で宮崎が見逃し三振に倒れたことに
「見送りはアカン。ガムシャラに振っていく選手やからね」と話し,
敗因のひとつに挙げていた。

塚原(四回途中から好救援)
「与えられたところで抑えるのが自分の仕事」

塚原はシーズン後半か来年には先発ローテの一角に食い込んできそうな予感♪
いい若者がまだまだオリックスにはいます。

ただ昨日の戦犯は明らかにタイソン宮崎
あの場面では岡田監督の言うような「らしさ」が見られなかった。

1死満塁の好機で見逃し三振
ベンチに戻って「やばいな」という口の動きが分かりました。

個人的に期待している宮崎だけにここでつまずいてほしくないです。

2軍ではドラ1の安達も4番で猛打賞の活躍
若手の台頭でもう少し元気を出してもらいたい展開ですね。




【写真は,ほろ苦い日本復帰登板となりましたが戦力になる選手が加入したと一定の評価をしたいです。】