☆6/25(月)西武8回戦【修正版】

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Bs 5-3 L
西武ドーム

【投手】
(オ)中山,小松,吉野,香月,平野,岸田-斎藤,伊藤
(西)平野,大石,岡本篤,松永,長田-炭谷,上本

【責任投手】
(勝)小松7試合1勝
(S)岸田26試合2勝1敗12S
(敗)大石7試合1敗

本塁打
(オ)バルディリス6号2ラン(3回,平野)
(西)

【戦評】
オリックスが引き分けを挟んでの連敗を4で止めた。
1-3の三回にバルディリスが同点2ラン。
七回に李大浩の2点適時二塁打で勝ち越した。
2番手の小松が2年ぶりの勝利を挙げた。
西武は投手陣が粘れなかった。

2012年通算:64戦中24勝36敗4分 勝率.400
パ・リーグ順位:最下位
対西武:3勝4敗1分

交流戦戦績:24戦中10勝13敗1分 勝率.435
交流戦順位:7位

頼りになる男の復活でやっと連敗がストップしました。

炎の復活星だ。
オリックスの小松が2010年7月31日楽天戦(Kスタ宮城)以来,
実に695日ぶりの勝利を挙げた。
先発・中山の後を受け,2回2死一,三塁からマウンドへ。
ヘルマンに四球を与えて満塁とされたが,
続く4番の中島を低め直球で中飛に仕留めた。
生命線のフォークが効果的に決まって4回1/3を圧巻の6奪三振,無失点。
魂の69球でチームの連敗を4で止めた。 
「きょうは(登板が)急だったけど,自分らしく気迫を出して投げた。
チームに迷惑をかけてきたけど,これもまたスタート。
これに満足することなく,どんどん巻き返していきたい」
歓喜に沸いたお立ち台。
15勝した08年の十八番だった「キターー」の雄叫びはなく,静かに喜びをかみしめた。
3回は連打で1死一,三塁とされたが,
炭谷,熊代をいずれも宝刀フォークで三振に仕留めた。
直球のキレが戻ったことでフォーク,スライダーが生きた。
23日西武戦も3回を0封。
岡田監督は「ストレートにもキレが出てきたし,
それが一番。変化球もいっぱい投げられるし,
コントロールがいいからな」と右腕を称えた。
08年新人王で,09年WBC出場。
順風満帆に思えたが,同年1勝9敗に終わると,不振が続いた。
昨季は未勝利で,防御率は屈辱の135・00。
苦しみ,もがいた時間を救ってくれたのは生後9カ月の長女・莉子ちゃんの笑顔だった。
「一番は,去年生まれた長女の存在ですかね。まだ野球は分からないですけど」。
エース金子が離脱した今,先発の頭数は足りない。
ただ,小松に色気はなかった。
「いま与えられた場所で最高のパフォーマンスをするだけ」。
平野,岸田ら最強のブルペン陣に頼もしい男が加わった。

平野と香月の疲労軽減のためにも
小松には中継ぎで汗をかいてもらいましょう。

そして昨日はクリーンアップで決めるという理想的な展開

オリックス李大浩がひと振りで勝負を決めた。
3―3の同点で迎えた7回1死二,三塁から大石の外角直球を強振。
左中間を真っ二つに破る2点適時打を放った。
「甘い真っすぐをしっかり振り抜くことができた」。 
初回には先制打を放ち,3試合連続の適時打に2試合連続の猛打賞と勢いは止まらない。
連敗中はウオーミングアップから大声を張り上げ,ムードを盛り上げていた主砲。
「集中力を高められている。いいペース。これを維持したい」と結んだ。

そして復調したら怖い存在のバル

互いの先発投手が安定感を欠く展開で,オリックスが1-3の三回に追い付いた。
1死一塁からバルディリスが平野のカーブを捉え,左越えに運んだ。
バルディリスにとって5月20日以来の本塁打が同点2ランとなり,
「とにかく次につないでいくことだけを考えていた。
甘く入った球をしっかり捉えられた」と喜んだ。

久しぶりの本塁打はこの上ないタイミングで決まりました。

なにせ打線が奮起しないと乗り切れない難局もあるので・・・

オリックス・金子千尋投手(28)が25日に神戸市内の病院で
「右肘内側部の炎症」と診断され,出場選手登録を抹消された。 
22日の練習中に右肘の張りを訴えていた。
井筒チーフトレーナーは
「10日間で帰ってくるかもしれないし,それ以上かかるかもしれない。
毎日の状態を見ながら」と説明。
エースの離脱を受け,昇格の最有力候補には井川が挙がる。
24日の阪神との2軍戦で5回2失点。
星野投手コーチは「(井川は)候補に挙がってくる」と話しており,
29日からのロッテ3連戦(京セラドーム)での先発が有力視される。

井川には西武石井や西口のような老獪なピッチングをする選手になってほしいですね。




【写真は,小松の復活に自然と笑みがこぼれる岡田監督】