☆7/3(火)日本ハム10回戦

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Bs 6-3 F
(京セラドーム)

【投手】
(日)武田勝,榊原,乾-大野,鶴岡
(オ)マクレーン,香月,中山,塚原,吉野,岸田-伊藤

【責任投手】
(勝)マクレーン14試合4勝4敗
(S)岸田31試合2勝1敗13S
(敗)武田勝14試合4勝5敗

本塁打
(日)ホフパワー5号2ラン(8回,塚原)
(オ)後藤3号2ラン(4回,武田勝),スケールズ2号2ラン(7回,榊原)

【戦評】
オリックスが四回に5連打で4点を奪い主導権を握った。
後藤の2ランで先制し,T-岡田の2点二塁打で加点。
七回はスケールズの2ランで突き放した。
日本ハムは終盤の3点止まりで1分けを挟み3連敗。
武田勝は5連敗を喫した。

2012年通算:71戦中27勝38敗6分 勝率.415
パ・リーグ順位:最下位
日本ハム:4勝6敗0分

交流戦戦績:24戦中10勝13敗1分 勝率.435
交流戦順位:7位

苦手武田勝を久しぶりに打ち崩したという試合でした。
とにかく気持ちよかった4回の攻撃

岡田オリックスが炎の5連打で日本ハムに快勝した。
今季7度目の観戦となった宮内義彦オーナーも
「連打って気持ちがいいね」と笑顔で振り返ったのは4回の攻撃だ。
1死から大引が右前打で出塁。
続く後藤は真ん中高めにきた武田勝のスライダーを右翼席中段まで放り込んだ。
「うまく反応できた」。ゲームキャプテンの9試合ぶり一発が起爆剤だった。 
勢いは加速する。
李大浩が右前打で出塁。
4番が10試合連続安打を放つと,
バルディリスは外のチェンジアップをとらえ,左中間二塁打を放った。
二,三塁の絶好機で今度はT―岡田の番だ。
甘く入ったシュートを仕留め,右翼線二塁打。
2者が生還した。
「チャンスでしたし,積極的にいくことを考えていました。
いい場面で打つことができた」。
チームの5打席連続安打は今季初だ。
T―岡田は6月29日ロッテ戦(京セラドーム)以来,
6番DHで3試合ぶりに先発出場。
左太もも裏肉離れの再発から6月26日ソフトバンク戦で戦列復帰したが,
左足を気にするあまり,右足にも張りが出ている状態だ。
6月30日の一戦はベンチ入りしたものの欠場。
岡田監督は「毎日の状況を見てから」と説明するように,
手負いの状態でチームを引っ張っている。
7回にはスケールズにも一発が飛び出し,勝負を決めた。
「まだ70何試合残っている。
まだまだ決まっていない。
私がゲキを飛ばされました。
こういう試合を続けていけば(上に)上がっていく。
これからが本当の夏の陣」。
いざ7月反攻へ―。
宮内オーナーも浮上の兆しを確かに感じ取った一戦だった。

オーナーもご満悦なのはよく分かりますね。
8回の塚原の失点がなければ完璧でしたが贅沢は言えません。

いつものごとく粘り強く投げてたマクレー

オリックスエバン・マクレーン投手(29)が,粘りの投球を披露した。
立ち上がりはボールが高めに浮いて苦しい投球。
だが初回1死二塁,2回1死二,三塁のピンチを切り抜けた。
5回を投げて5安打無失点。
6月5日ヤクルト戦以来の4勝目を手にした。
「今日は野手に感謝したい。
とにかくチームが勝つことができてよかったよ」と話した。

登板機会の割りに4勝目をマーク

打の助っ人も試合を楽にする一発を

オリックスのスケールズが昨季在籍した日本ハム相手に強烈な一発を放った。
4-0の七回に榊原から中越えの2号2ラン。
「甘く入ってきたボールをしっかり打ち返すことができた」と自らを褒めた。
「いい選手が多いし素晴らしいチーム」と日本ハムの印象を語るスケールズ。
調子を落としていたが古巣との初対戦で6月9日以来のアーチをかけた。
「今はオリックスでやっている。一生懸命にプレーしていくだけ」と意気込んだ。

久々の中押しの得点で勝利にぐっと近づきましたよね。

最後に再度宮内オーナーの記事を

まだまだ諦めへんで‐。
オリックス本社の業務で関西を訪れていた宮内オーナーが日本ハム戦を観戦。
6月9日の阪神戦以来の6点を奪取する快勝を見届けると再浮上を確信し,
“宮内節”を炸裂させた。
チームは借金11で最下位。
だが,まだ73試合を残している。
3位・楽天とは7ゲーム差。
今後の浮上を期待するかという問いに対してオーナーが語気を強めた。
「そらそうよ」
岡田監督ばりの“決めゼリフ”に続けて
「こういう試合をやっていけば上がっていける。
まだまだ分かりませんよ」と巻き返しに太鼓判を押した。
野球好きのオーナーを納得させる試合内容だった。
四回1死一塁で後藤の3号2ランで先制。
「完璧だった」と振り返ったキャプテンの一打で打線は勢いづいた。
李大浩バルディリスも連打で続いて1死二,三塁とすると,
T‐岡田が一塁線を破る2点二塁打だ。
七回2死二塁ではスケールズがダメ押しの2ラン。
昨年在籍した古巣からの一発に
「今までもどかしい気持ちもあったけど,きょうはいい形で打てた」。
後藤とともに来日初のお立ち台に上がると久々の笑顔を見せた。
「集中打というか,一番いい時にタイムリーやヒットが出たな」
と笑顔を見せた岡田監督に対して,宮内オーナーはゲキも忘れなかった。
「これからが本当の夏の陣ですよ」。
自身が観戦した試合は5勝2敗。
軽やかな足取りで帰途についた。

この勢いが続かないのが今季の難点なんですが
連勝を続けて少しでも浮上のきっかけをつかんでほしいですね。




【写真は,夏が近づくとキャプテン・ゴッツの打撃も熱くなってきます。梅雨明け間近?!】