夏の思い出

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昨日は嫁さんの職場の人たちと島でBBQ
子どもたちも同年代の子たちがいて大はしゃぎ
いい夏の思い出になりました。

夏の思い出といえば

球宴ではまたも全セに敗戦
テンションが下がりますが
自宅の徒歩10分圏内にある市営球場では
昨日も甲子園の県大会が開かれており
とてもにぎやかな状況です。

そんな甲子園の復刻記事を発見
オリックスの背番号20といえば寺原

昨季のチーム勝ち頭も今季は苦しんでます。
そして彼の高校時代にはこんなエピソードも

南国の怪物,日南学園(宮崎)の寺原隼人投手(3年)が,
またとてつもない数字をはじき出した。
玉野光南(岡山)戦の5回から登板。
2イニング目の6回,ネット裏スカウトのスピードガンが
98マイル(約157・68キロ)を計測した。
今大会初めて入場券が売り切れるなど期待が集まる中,初戦で出した155キロを更新。
プロ野球記録にも肉薄した。
体調不良のため6回3失点と苦しんだが,打線が延長10回に勝ち越して3回戦進出。
試合後,寺原は「これからはスピード記録より優勝」と,全国制覇に照準を合わせた。
寺原の本能が目覚めた。
6回。
1点を取られ,なお2死一,二塁のピンチ。
玉野光南の1番福田への4球目がうなりを上げる。
カウント2-1から三振を狙った外角への直球。
バットに当てられファウルになったが,
米大リーグ,ブレーブスのスカウトのスピードガンが
98マイル(約157・68キロ)を計測した。
伊良部(ロッテ→エクスポズ)のプロ野球記録158キロに
肉薄する途方もない高校最速記録が誕生した。
11日の初戦(四日市工)で155キロを記録。
注目度は高まるばかりだ。
この日は平日ながら今大会初めて入場券が売り切れ,4万7000人が詰め掛けた。
「甲子園記録を塗り替える」と言い続けてきた寺原には,熱視線が記録更新への後押しになる。
同点の5回から登板すると,球場全体がどよめいた。
「大きな歓声は聞こえました。期待にこたえるようにと思いました」。
いきなり初球が150キロを計測。
5球目には「前回のテレビ表示の151キロを超えます」の宣言通り,
テレビ中継で154キロの数字をたたき出した。
あっさりと記録を更新したが,体調に不安を抱えたマウンドだった。
「調子は悪くなかったんですが」。
試合終了後,お立ち台では顔が真っ赤。
タオルで顔を覆ったまま壁に体を預け,倒れそうなのをこらえていた。
14日夜,宿舎のエアコンを切り忘れ,前日15日から体調を崩した。
病院には行かず薬をのんだが,前夜は37・8度の熱があった。
不安は現実になった。
自信を持つ直球が高めに浮く。
6回には4安打され3点を失った。
同点で迎えた9回には3四球で2死満塁,しかもカウント2-3のサヨナラピンチを背負った。
「やべーと思った。
8回から足にきていた。
平常心で,焦らないよう悔いの残らないように投げた。
アウトになった瞬間はホッとしました」。
空を見上げてから投球。
最大のピンチで支えになったのは,やはり直球。
6球連続となる直球で三塁ゴロに仕留めた。
逆境に動じないハートは,中学1年のときに培った。
体力アップを図るため自ら新聞配達を始めた。
宮崎市内の5階建て市営住宅の階段を,雨の日も上り続けた。
エースの粘投にこたえるように打線は延長10回,2点を挙げて玉野光南を振り切った。
宮崎県勢として甲子園50勝目で3回戦進出。
「やっとここまで来たという感じです。
ここまで来たから狙っていきたいです。
狙うもの?優勝です。
もうスピード記録は狙いません」。
不滅の高校最速記録を出した怪物クンは,次なる目標を,初の全国制覇1本に絞った。

◆計測メモ
寺原の最高速を計測したのはブレーブスの大屋スカウト。
米製のためマイル表示で「98」が出た。
1マイル=約1・609キロで換算,約157・68キロとなった。
他ではロッテのスピードガンが155キロ,
巨人は154キロ,テレビ中継したNHKの最速は154キロ。
計測位置や機器の違いで差が出た。
この日は,日米11球団のスカウトの姿が見られた。

この頃はオリックスに入るとは思ってませんでしたが
というかこの手の選手は縁がないと思ってました(笑)

当時の輝きとは違う輝き方をオリックスですることを祈って・・・




【写真は,すっかりオリユニが似合う寺原。実は高校の同級生に似てるんです。】