☆10/7(日)西武24回戦

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Bs 7-0 L
(京セラドーム)

【投手】
(西)牧田,菊池,大石,松永-中田
(オ)前田,岸田-伊藤,日高

【責任投手】
(勝)前田5試合3勝2敗
(敗)牧田27試合13勝9敗

本塁打
(西)
(オ)

【戦評】
オリックスは前田が鋭い直球を軸に8回5安打無失点で3勝目を挙げ,チームは4連勝。
打線は一回に李大浩二塁打で2点。
五回にT-岡田,北川の適時二塁打などで5点を加えた。
西武は牧田,菊池の両投手が振るわなかった。

2012年通算:143戦中56勝77敗10分 勝率.421
パ・リーグ順位:最下位
対西武:7勝14敗3分

交流戦戦績:24戦中10勝13敗1分 勝率.435
交流戦順位:7位

記録ではなく記憶に残る男の現役最後の瞬間

オリックス・北川は思い出がいっぱい詰まった球場での
現役ラストゲームをフル出場で締めくくった。 
スタメン発表から打席に立つ時のテーマソング「逆転一発マン」が流れるなど,
送別ムード一色の試合だった。
5回には左越えの適時二塁打も放ち,本拠地最終戦の白星締めに貢献。
7回終了時には,その名前を全国にとどろかせた
近鉄時代の01年の代打逆転満塁サヨナラ優勝決定ホームランがスクリーンに映り,
球場内は大盛り上がりだった。
「一番思い入れのある好きな球場で最後を迎えられたのは幸せ」。
代名詞の笑顔もあり,感極まって涙するシーンもあった。
2人の子どもから花束をもらったセレモニーでも涙腺を緩ませた。
引退後は打撃コーチ就任を打診されている。
プレーヤーとしてミラクルを成し遂げた男は
「とにかく勝てるチームになってほしい」と,就任に前向きな言葉を発した。

最終打席はもらい泣きしそうなくらい泣いてましたね。
捕手で阪神に入団して順風満帆とは言い難い野球人生でしたが
オリックスの生え抜き級の待遇で引退試合があってもいいくらいの功労者

厳しいことも書いてきましたが
オリックスに貢献してくれたのはバット以上のものがあると思ってます。

これからはコーチとして2軍から活きのいい選手を1軍へ送り込んでほしいです。

そんなコーチ就任の抱負(?)のようなコメントも

本拠地最終戦で,現役引退するオリックス・北川が「4番・一塁」でフル出場。
五回に適時二塁打を放ち,最終打席の七回は遊飛。
セレモニーでは2001年に近鉄(当時)移籍1年目で
リーグ優勝を決める代打逆転サヨナラ満塁本塁打を放った本拠地で胴上げされ
「本当に野球をやってきてよかった」と涙を見せた。
球団からのコーチ就任要請には前向きで
「この顔で厳しくしても(選手が)聞かないと思うので,楽しく厳しくやりたい」。
最後はアンパンマンの愛称そのままの笑顔で抱負を語った。

実力のある選手が2軍のはたくさんいます。
それを育てきれなくて戦力外にしてるという忸怩たる思いがしてますので
北川コーチには期待してます。

シモヤマンコーチとともに元気に2軍を盛り上げてください。

最後にもうひと記事

視界がぼやけた。
七回1死の現役最終打席。
耳をつんざく大声援が響き,一塁ベンチは総立ち。
感情が高ぶった。
「歓声が(近鉄時代の01年の)優勝のホームランを打った時とダブった。
11年前で忘れかけていたけど,思い出させてくれた」。
当時と同じフルスイングで遊飛。
オリックス・北川が涙で18年間のプロ生活を終えた。
球団は00年オフに阪神から近鉄に移籍後,
12年間もバファローズで過ごした功労者に引退試合を用意。
ファンは右翼席に「奇跡 笑顔 忘れない!」と横断幕を掲示した。
両親,妻・実香さん(39),長男・翔梧(しょうご)くん(13),
長女・千尋ちゃん(9)が見守る最高の舞台。
北川は最後の勇姿で応えた。
五回2死二塁。
菊池の真ん中高めの直球をフルスイング。
ライナー性の打球は左翼の頭上を越える適時二塁打に。
通算1076安打とした。
会見ではコーチ就任へ前向きな姿勢を見せた。
「この顔で厳しいことを言っても聞かないでしょ。
楽しく厳しく行きます」。
近鉄時代の01年には史上初の代打逆転サヨナラ満塁優勝決定本塁打。
球史に残る一打を放った“奇跡の男”が,最後は代名詞の笑顔で締めくくった。

できれば野球人生2回目の優勝の喜びをオリックスで味わわせてあげたかった。

次は引退試合を勝利で盛り上げた立役者を

北川の引退試合に先発したオリックスの前田は
「いつもと違うプレッシャーがあって,それで集中できた」と言う。
自己最長の8回を無得点に抑えて3勝目。
「120点」と会心の投球を振り返った。
緩急をつけて低めを突き,七回までは三塁を踏ませなかった。
初完投,初完封も見えていた八回限りで降板したが「限界でした」と謙虚に話す。
今季,プロ初勝利を含む3勝を挙げた左腕は
「自信にもなるし,課題が1軍で見つかったのが大きい」と来季を見据えた。

李大浩(一回に先制の2点二塁打)
「本拠地での最終戦,北川選手のラストゲームで,適時打を打ててよかった」

前田がよくなってきました。
今まで使わなかったのが不思議なくらいです。

そして安達くんもプロ初の猛打賞
よくなってきました♪

最後に続報記事も

オリックスの新監督に森脇浩司監督代行(52)の就任が7日,確実となった。
今季最終戦となる8日のソフトバンク戦(ヤフードーム)後に発表される。 
オリックスは最下位が確定した先月25日に今季で3年契約が切れる岡田監督を解任。
後任として球団OBで,元中日監督の山田久志氏を軸に人選を進めていた。
しかし,交渉は難航し,最終的にはチームの現状を最も把握している
森脇監督代行に一本化された。
森脇氏は97~09年にダイエーソフトバンクでコーチを務め,
06年には胃がんの手術のために休養した王貞治監督に代わり,監督代行の重責を担った。
11年には巨人の2軍コーチを経て,今季からオリックスのコーチに就いた。
監督代行としては8試合で6勝2敗だった。
既に組閣作業も進められ,佐藤義則氏(現楽天投手コーチ)の招へいを検討しているほか,
同じく球団OBの福良淳一氏(現日本ハムヘッドコーチ)の入閣も有力だ。
また,解任した新井宏昌2軍監督の後任には,
弓岡敬二郎2軍チーフ総合コーチが昇格する。

森脇 浩司(もりわき・ひろし)
1960年(昭35)8月6日生まれ,兵庫県出身の52歳。
兵庫・社(やしろ)から78年ドラフト2位で近鉄に入団。
その後に広島,南海・ダイエーでプレー。
現役通算は843試合で打率・223,14本塁打,75打点,17盗塁。
引退後はダイエーソフトバンクで1軍内野守備走塁コーチ,監督代行などを歴任。
今季からオリックスでチーフ兼内野守備走塁コーチを務め,
岡田監督の解任に伴い,監督代行となった。

森脇さん以外は阪急・オリックスの純血OBが集結するといううれしい情報
これは違う意味でも球場に行くのが楽しみになってきました。




【写真は,Kさんからいただいた珠玉の一枚。本当に北川には感謝してます!!】