新森脇体制は指導で始動

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岡田前監督と森脇監督
パッと見でもよく見てもカラーが違うのは歴然

絶対君主の岡田前監督に比べて森脇政権は

オリックスの森脇新監督が来季に向けて始動した。
この日から秋季練習が始まり,
ナインに(1)変化(2)スピード(3)対話の3本柱を打ち出した。
「変化することへのスタート。
選手の目,姿は頼もしいものがあった。
いい方向に進んでいく確信を持った」と話した。 
岡田前監督は選手と一線を画したが,
森脇監督は「選手,チームと向き合う。
どうアドバイスし,アプローチするか。
コミュニケーションは欠かせぬ要素」と「脱岡田流」を掲げた。

対話と融和の路線でチームをまとめるみたいです。

どこかの国が軍事政権から庶民派の政権に変わったくらい劇的な変化です。

対話を重視しながらもここのレベルアップは求めるみたいで別記事でも

オリックスは15日,森脇浩司新監督(52)が率いる新チームの秋季練習を
ほっともっと神戸でスタートさせた。
監督代行から昇格。
約2時間の練習中,選手と積極的にコミュニケーションを図り,
岡田前監督とは対照的な対話路線での始動となった。
「コミュニケーションなくして,個々が向上することはなし得ない」と説明。
選手の現状を把握し,アドバイスを送り成長させることが目的だ。
さらに「厳しい注文をするかもしれないが理解してくれ」
と坂口,大引,T―岡田の主力3人をチームリーダーに指名した。
T―岡田が「気になったところを聞けるということはいい」と話すなど,
選手たちの評判も上々だった。

技術はもちろんのこと
必要なのは144試合戦い抜くタフなメンタル

名前の挙がった3人はチームを盛り上げてくれること間違いなしですね。


そしてコーチングスタッフも徐々に明確化されてきて

オリックスが来季の1軍投手コーチとして
前横浜(現DeNA)監督の尾花高夫氏(55)の
招へいを検討していることが15日,分かった。
球団は楽天佐藤義則投手コーチ(58)にオファーを出していたが,
楽天残留が正式に決まったことで尾花氏に一本化した。 
尾花氏はヤクルトでの現役引退後,ヤクルト,ソフトバンク,巨人などで投手コーチを歴任。
ヤクルトでは97年のリーグ優勝と日本一に貢献。
ソフトバンク時代は7年間でチームを3度のリーグ優勝,2度の日本一へ導いた。
オリックスは星野,赤堀の両投手コーチの留任が決定しているが,配置は未定。
村山良雄球団本部長は「コーチスタッフについてはゆっくり時間をかける」とした。

ヨシさんが招聘できなかったのは残念ですが
次の機会に期待しておきます。

でも尾花さんの実績は周知の事実これはいい人事になりそうです。

そして投手コーチと同じくらい重要なのがこのポスト

オリックス鈴木郁洋捕手(37)がチームのバッテリーコーチに
就任する見通しであることが14日,分かった。
2日に球団から来季構想から外れたことを通告され,同時にコーチ就任を打診された。
現役にこだわり態度を保留していたが,このほど引退を決断し,
コーチ打診を受諾する考えを固めた。
球団は退団する山田勝彦バッテリーコーチ(43)の後任を探していた。

人望もあるす~さんがそのまま就任してくれれば
チームも激変の中でも早くまとまりがつくかもしれませんね。

最後に気になる去就

故障者特例措置で今オフに国内FA権を取得見込みのオリックス・寺原が15日,
権利行使へ含みを持たせた。
秋季練習に参加後,慰留されているオリックスとの対話を優先するとした上で
「自分が投げられるところが一番だと思う。
視野を広くして考えられるので」と他球団の自身の評価にも興味を示した。

ここはなんとしても抑えてもらわないと
阪神も狙ってるみたいなので心配です。




【写真は,なんとなく穏やかにスタートした森脇政権。岡田体制とは空気感が違いますね。】