ドラフト戦略は混沌と

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さて昨日の森脇監督の動向から

オリックス森脇浩司監督(52)が21日,宮崎フェニックスリーグを視察した。
楽天戦の試合前練習から選手の動きをチェックして,先発マエストリの投球を確認した。
森脇監督は1泊2日での弾丸視察を終了して
「個人個人が,自分の目標に向けて過ごしているなと感じた。有意義な時間だった」と話した。

一定の手ごたえを感じたみたいで
まずは素直にうれしいですね。

2軍の戦力を確認した上でこの話も

オリックスの森脇新監督が主力やベテランも
秋季キャンプ(11月5日から,高知)に参加するよう訴えた。 
李大浩らの外国人と左膝を故障している後藤らは対象外だが
「(参加は)当然のこと」と力を込めた。
昨年は若手中心に29人が参加したが,今年は40人近くなる見通し。
「最下位で差がついているのに,秋季キャンプでまた差をつけられるのか?
普通に考えてもおかしいでしょ?」。
まずは選手の意識から変えていく。

最下位のチームが一番練習しないといけないのは当然の話
厳しさの中でも明るさのあるキャンプにしてほしいです。

そして本題
オリックスは早々と藤波くんの1位指名を表明していたので
直接は関係ないが間接的には大きな影響がある話

ドラフト4日前の大谷の決断に,国内球団はドラフト戦略の見直しを迫られることになった。 

中日・佐藤良平球団代表
ウチが1位指名するかどうかは別としても,影響がないわけではない。
今言えるのは,日本のドラフト制度で長い間培われてきた精神があるし,
それを尊重してスポーツマンらしい対応をしてほしいということ。

ヤクルト・新純生球団常務取締役
大谷君の決断には驚いた部分もあるけど,うちの(藤浪1位指名の)方針は変わらない。
そのために早い時期(9日)に指名を表明した。

広島・松田元オーナー
日本でやってからアメリカに行くのでも遅くないと思うが,本人の決断だから仕方がない。
残念だけれど。

ロッテ・永野吉成チーフスカウト
本人の夢の選択肢としてメジャーがあることは知っていた。仕方ない。

阪神・和田監督
個人の考え方もあるし,育ててもらった両親,いろんなことを含めての決断だと思う。

オリックス・森脇監督
彼の人生だしね。
大賛成だとかクエスチョンマークがつくだとかは思わない。
決断力と能力があるのは素晴らしいこと。
決断できる人,そうでない人がいる。
選択肢がある中で,決断できる立場にあるということは素晴らしいことだ

これで5球団以上の指名が確実だった大谷が消えたことで
藤波に何球団かが回る可能性も
大谷くんの人生がどうなるか云々より
くじ運がない上にこの出来事はちょっとショックです。

くじに左右されない補強という話を最後に

オリックスが,韓国サムスンの抑え投手
呉昇桓(オ・スンファン)投手(30)の獲得調査を行っていることが20日,分かった。
関係者は「呉が入れば,チーム構成に幅が出る」と話す。
呉は150キロに迫る剛球とフォーク,スライダーを武器に,
今季は37セーブで2年連続5度目のセーブ王を獲得。
通算249セーブを記録。
先発左腕としてハンファ柳賢振(リュ・ヒョンジン)投手(25)の獲得調査も行っており,
韓国球界を代表する投手の獲得を目指す。

マクレーンを切って投手の補強をということでしょう。
マクレーンと同じ左腕を軸に検討してるのかな。



【写真は,結構いい場面で勝ち星を運んでくれたマクレーン。性格的にも日本向きでしたね。】