さらば#20(?)

イメージ 1

秋季練習の第3クールが始まった昨日
森脇監督は投手陣にこんな指令を

オリックス森脇浩司監督(52)が,秋季練習第3クール初日の22日,
ほっともっと神戸で練習を指導した。
野手陣の動きをチェックして,練習後には星野,赤堀の両投手コーチと意見を交換した。
「投手はボールを投げられない時こそ,やれることもある。
投げないからこそ,走ることもできるだろうし」とフィジカル強化を求めていた。

故障しない体づくり
今季身に染みて感じたことですね。

その故障のおかげでオリックスの投手の台所事情は大ピンチ?!
ちょっと前の記事で

故障者特例措置でFA権を取得する見込みのオリックス寺原隼人投手(29)が
球団側と交渉を行い,2年総額2億円(推定)の条件を提示されたとみられている。
寺原は「条件は自分が予想していたよりもよかった。
絶対に残ってもらいたいという話を受けた。
今年の成績から考えても評価してもらったと思う」
と思わぬ高待遇に驚きの表情を浮かべた。
今季は右肘痛や腰痛で二軍暮らしが長く,
16試合に登板して6勝8敗,防御率3・92にとどまった。
それでも球団幹部は「来年もうちに絶対必要な選手。
こちらも最大限の評価をした」と全力で慰留していく。
寺原には古巣のソフトバンク阪神も獲得に興味を持っているが,
寺原は「自分を必要としてくれるチーム」を第1条件とし
「金額も複数年(契約)もどちらも大切。
欲張りたいですね。
家族と話し合ってから」と態度を保留している。
しかし,親しい関係者には「今まで住んだ中で一番住みやすいのは横浜。
次に福岡。
関西は住みにくい。
地元の九州に帰りたい」とこぼしていたという。
オリックスが何らかの流出措置策を打たなければ,
ローテーションの軸を欠く危機的状況になりかねない…。

最高の評価をしても旗色の悪い寺原との交渉
今日の記事ではさらにこんな感じに

故障者特例措置により,国内フリーエージェント(FA)権を
取得見込みのオリックス寺原隼人投手(29)がFA宣言し,
古巣のソフトバンクに移籍することが22日,決定的となった。 
寺原は同日,神戸市内で行われた秋季練習に参加し
「気持ちは固まりつつあります」と心境を語った。
明言こそ避けたものの,寺原の親しい関係者によると,
既に移籍を視野にFA権を行使する意思を固めた。
25日のドラフト会議後に球団側に意向を伝え,日本シリーズ終了後にFA宣言する。
移籍先は古巣のソフトバンクが濃厚だ。
寺原は今季,腰痛や右肘炎症など故障続きで16試合の登板にとどまり,
6勝8敗,防御率3・92だった。
だが,横浜(現DeNA)からトレードで移籍した昨季はチーム最多の12勝をマーク。
通算55勝右腕に対し,球団は16日に初交渉を行い,2年総額2億円を提示。
森脇新監督からも直接会談で残留を要請され,
寺原は「絶対に残ってほしいと言っていただいた。評価していただいた」と語っていた。
球団の誠意には感謝しているものの,それ以上に古巣のソフトバンクへの愛着が上回ったようだ。
ソフトバンクも寺原獲得に向け,既に調査を開始している。
今季は和田(オリオールズ),杉内,ホールトン(いずれも巨人)の三本柱が抜けて
苦しい戦いを強いられた。
3位でCSに進出したが,ファイナルSでは日本ハムに3連敗。
2年連続日本一の夢は途絶えた。
来季の巻き返しに向け,先発が最大の補強ポイントである。
寺原がFA公示されるのは,24日。
FA宣言すれば争奪戦に発展する可能性もあるが,
相思相愛のソフトバンクで揺るぎそうにない。

故障者特例措置制度
07年から導入され,前年の1軍登録日数が145日以上の選手が対象。
2月1日から11月30日までの期間に
グラウンド上で発生したケガで出場選手登録を外れた場合,
抹消日から2軍の公式試合に出場するまでの日数を
1軍登録日数として最大60日まで加算する制度。
60日以内なら1シーズンで複数回の抹消でも適用される。
ただし,同制度で1軍登録日数が145日を超えたシーズンの翌年は適用されない。

寺原 隼人(てらはら・はやと)
1983年(昭58)10月9日,宮崎県生まれの29歳。
日南学園では,3年夏の甲子園で大会史上最速の158キロを計測して8強。
同年ドラフトで4球団競合の末,ダイエー(現ソフトバンク)に1位入団。
07年に横浜(現DeNA),11年にオリックスに交換トレードで移籍。
今季は故障に苦しみ6勝に終わった。
1メートル79,87キロ。右投げ右打ち。

ソフトバンクへの移籍濃厚という記事
オフのたびにソフバンとは遺恨が生まれますが
今季もうちから戦力を奪っていくのはソフトバンク

もしFAになったら補償選手も考えないといけないですが
そんなに寺原の年俸が高くないので補償ランクを考えると期待できないですね。

まずは残留に最大限の努力を惜しまないでほしいです。




【写真は,チームにすっかり馴染んでいなくてはならない存在になった寺原。楽天に勝てば13球団に勝利したという数少ない投手に。来季オリックスでぜひ達成して欲しい記録です。】