世界を震撼させた男の行方

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フェニックスリーグでは常勝軍団ぶりを発揮し
当然のように(?)優勝!!

相変わらずフェニックスの優勝で来季への期待を盛り上げてくれますが
シーズンが始まると春先の大失速でそのまま夏場まで軌道修正できない状態の繰り返し

フェニックスリーグではなくポストシーズンで常勝だった時代の偉大な男の去就の記事を

オリックスの村山良雄球団本部長(66)が30日,
ヤンキースからFAとなったイチロー外野手(39)の獲得に乗り出すことを表明した。
大リーグ選手会は米国時間29日(日本時間30日)にFA選手137人を発表し,
同日から日米全球団の接触が可能となった。
今季所属したヤンキースのほか,ジャイアンツも獲得リスト上位に挙げているが
イチローの意思を確認した上で,メジャー球団を上回る破格の条件も提示していく。 
オリックスの本気度を表す熱い言葉だった。
村山球団本部長は,FAとなったイチローについて明確に言い切った。
「本人の気持ちが第一ですが日本でということになればもちろん,もろ手を挙げていきます。
(日本なら)オリックスしかない。
国内のどの球団よりも気持ちは100倍,200倍ある」
米国時間11月2日(日本時間3日)まで
今季所属球団であるヤンキースとの独占交渉期間となるが,
その期間中も他球団との接触は可能。
3日(同4日)以降はいつでも契約締結できる。
イチローは01年のマリナーズ移籍後も,
例年オフに神戸のオリックスの球団施設で自主トレを行い,
宮内義彦オーナーとも会食し,将来のビジョンも含めた意見交換も行っている。
イチロー本人に直接,意思確認を行うことが可能だ。
村山本部長は「僕とイチローの中での信頼関係は厚い。オフにも会っている」と語った。
イチローヤンキース移籍後に打率・322と結果を残し,各球団の注目度も上昇。
ヤ軍が残留オファーを出す可能性は高く,
今季世界一となったジャイアンツも獲得リスト上位に入れている。
あるア・リーグのスカウトは年俸を
「400万~500万ドル(約3億2000万~4億円)」と予想。
オリックスは誠意とともに大リーグ強豪球団を上回る破格の条件提示も必要となる。
しかし,最下位からのチーム再建にイチロー復帰以上の補強はない。
イチローはヤ軍での今季全日程終了後,
去就について「自分を必要としてくれるところ」とだけ話している。
ニューヨークの地元紙にはイチローが残留を希望していると見る向きもあるが,
古巣からのラブコールはどう響くか。
今後の交渉の行方が注目される。

近年はオフになるたびにこの手の記事がでますが
今季は生涯でふたつのユニホームしか着ないと思われていた男が
まさかのメジャー最高峰のユニホームを着ました。

モチベーションの問題が一番大きいんでしょうが
イチロー固執していたものが変わってきた証拠

チャンスがないとは言えない時期になったような気がします。
別記事も

オリックスが30日,イチロー獲得へ動くことを表明した。
村山良雄球団本部長(66)が,
この日に米大リーグ選手会が発表したフリーエージェント(FA)選手の中に
ヤンキースイチロー外野手(39)が入っていることについて,獲得する意思を初めて明言。
プロ入りした92年から00年までオリックスでプレーし,
メジャーでも数々の金字塔を打ち立てた大物OB獲りに全力を尽くす。
リップサービスではない。
表情は真剣そのものだった。
村山球団本部長は,神戸市内の球団事務所でイチローがFAになったことを問われると,
声のトーンを上げた。
「本人の意思もあるが,日本に戻ってくるというなら,もろ手を挙げていきます」と力を込めた。
イチローがメジャーのスター選手であることは百も承知だが,村山本部長には自信がある。
「僕とイチローの仲は信頼関係も厚い。
(メジャーでは)オリックスの代表としてプレーしていると思っている。
(欲しい)気持ちは(他球団の)100倍,200倍以上です」と言い切った。
村山本部長はイチローの入団当時は業務部長で,
00年にマリナーズ移籍が決まった際は事業副本部長だった。
肩書を変えながらもフロントと選手の垣根を越えて付き合い,目をかけてきた。
毎年,オフにオリックスの球団施設で自主トレするイチローとは,
頻繁に食事をする間柄で,古巣復帰の可能性も感じ取っている。
ヤンキースとの独占交渉期間を経て,
11月3日に他球団との交渉が可能になれば,真っ先に手を挙げる。
今季のイチローは打率2割8分3厘どまりだったが,
7月にマリナーズからヤンキースに移籍すると,3割2分2厘をマークして地区優勝に貢献。
ポストシーズンでは2割7分5厘だったものの,9試合にフル出場して存在感を見せた。
来年10月に40歳を迎えるが実力,人気とも衰えはないと確信している。
オリックス本社は14年4月に設立50周年のメモリアルイヤーを迎える。
オリックスで育ち,シーズン210安打(94年)などをマークして
海を渡ったスーパースターを,球団の総力を結集して呼び戻すつもりだ。

(イチローの今後)
ニューヨークの地元紙によれば,イチローは残留を第1希望にしている模様だが,
ヤ軍はグランダーソンの残留を決め,昨季の盗塁王ガードナーが来季は故障から復帰するだけに,
起用法がどうなるかは微妙。
また,今季までの年俸1800万ドル(約14億4000万円)からの大幅ダウンは確定的だ。
世界一となったジャイアンツなど他球団のオファーとの兼ね合いもあり,
長期戦になる可能性は十分ある。

村山本部長は相手が思うほど親しいと思ってくれてるかは疑問ですが
それだけの自信があるのならしっかりと交渉してほしいですね。

お正月にイチローが神戸に帰ってくるのが楽しみになってきました。
話半分でこの話題は追ってみたいと思います。




【写真は,96年の優勝の瞬間のイチ。この時期は本当に投手力と守りが堅かった。】