森脇流は選手と近い関係
森脇監督の良さ
現時点で強く感じるのはフットワークの軽さと選手との距離
現時点で強く感じるのはフットワークの軽さと選手との距離
オフでも関係なく精力的に自主練習の選手に声を掛け
異例の視察＆直接指導だ。 オリックスの森脇監督が２６日，神戸市内の室内練習場を訪れ， 来季２年目を迎える安達に打撃と守備を身ぶり手ぶりで教えた。 「コーチが秋季キャンプでやってくれたことの確認作業。 やれることはないかと思って来ました」。 自主トレ期間に指揮官が個人指導を行うのは珍しい。 Ｄ１位入団も５０試合で打率・１５９に終わった若手に期待を込めた。 練習後は，昨年１１月２５日に他界した近鉄入団時の監督， 故・西本幸雄氏（享年９１）の自宅を訪れ恩師に活躍を誓った。
安達には潜在能力を思い切り発揮してもらえるよう
このオフの過ごし方が大切です。
このオフの過ごし方が大切です。
監督とコーチの期待も大きいですからね。
森脇監督は敵へのエールも忘れない
オリックス・森脇監督が，ソフトバンクへのＦＡ移籍が決まった寺原から， ほっと神戸であいさつを受けた。 指揮官は「決まって良かったな」と祝福した直後， 「来季から敵同士になるから寺原対策をしないといけないな」。 寺原がプロ入り当時，ダイエー（現ソフトバンク）の２軍監督だった縁もあるだけに 「堂々と出て行って堂々とプレーしてくれればいい」とエールを送った。
そんな森脇監督は別れも時も温かい
オリックスを戦力外になり，楽天への入団が決まった森山周外野手（３１）が ほっともっと神戸で森脇浩司監督（５２）に退団のあいさつを行った。 神戸市西区のオリックス室内練習場で自主トレを終えたときに マネジャーを通じて監督に呼ばれ，球場で対面。 森脇監督からは「何もしてやれなかったから， フリー打撃をするなら打撃投手をしようと思っていたんだけど，と言って頂きました。 まだ野球をやれる環境を頂いたんで，頑張りたい」と語っていた。
なんだか森脇監督の人柄に興味が湧いてきました。
そして次の話の伏線になる記事を
ヤンキースからＦＡとなったイチロー外野手（３９）が 古巣の神戸で連日の自主トレを行っている。 そんなイチローの練習に関してオリックス関係者が不満をもらしている。 もちろんイチローに対してではない。 二軍選手の“尻込みぶり”にだ。 この日はイチローが練習していた同時刻， 約１０人の二軍選手と首脳陣が同じ球場のグラウンドで練習していた。 ところが「誰もイチローさんには接触していないはずです」（チーム関係者）。 学ぶべきスーパースターが“隣”で練習しているにもかかわらず“スルー”していたという。 これには球団関係者も声を荒らげた。 「おかしいでしょう。 今はこういう選手が多すぎる。 声を掛けられる距離にいるのにあいさつにも行かないなんて。 イチローさんがどうこうではなく，球団ＯＢにあいさつするのは当然でしょう。 たとえ違うユニホームを着ていたとしてもね。 すごい選手というのがあるのかもしれないけど…」と積極性のなさを嘆く。 別の関係者は「遠慮？ だからうちの選手はダメなんだよ」と辛らつだ。 一昨年のオフはＴ―岡田が志願してイチローと合同自主トレを行ったが， 昨年は誰も名乗りを上げていない。 この調子なら今回も同じ事態になりかねず，関係者は「情けない…」とため息をつく。 屈辱の最下位に沈んだオリックスだが，このあたりにも原因があるかもしれない。
文句を言うだけの球団関係者に対して
森脇監督は一味違う
森脇監督は一味違う
イチ流から学べ！ オリックスの森脇浩司監督（５２）が２８日， 自軍の選手にヤンキースからＦＡとなったイチローへの“弟子入り指令”を出した。 若手に対しては「遠慮することもあると思うので，きっかけをつくってあげたい」 と橋渡し役まで買って出るつもりだ。 「いいものを見たいと思ってね」。 休日の午前中。 ほっと神戸で自主トレを行うイチローの視察に訪れた指揮官は， そのルーティンや練習姿勢にあらためて感服した。 「彼の練習を見たり，一緒に練習したりすることでプラスはあってもマイナスはない。 成功者と触れ合うことはモチベーションを上げることにもなる」。 身近にある“教材”を無駄にするわけにはいかない。 イチローとは評論家を務めていた１０年に米国を訪れた時から交流を深めており， さっそく自軍の選手との合同自主トレを打診して快諾を受けた。 オリックスナインは２７日が選手会納会で， 大半の選手は午後から青濤館で練習したためこの日は実現しなかったが， 今後はほっと神戸で盛大な“イチロー教室”が開催されることになりそうだ。
来季はもっと楽しんで野球を見れるかな？！
【写真は，森脇流の選手とのコミュニケーションの密接さが選手のモチベーションを上げるか？！】
