レジェンドの魂注入

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まずはかねてからの補強で本決まりになったという記事から

オリックスは1日,元中日の平井正史投手(37)の獲得を発表した。
1年契約で年俸2000万円,背番号36。
02年以来,11年ぶりにチーム復帰する右腕に森脇監督は
「実績も十分。リーダーシップをとってやってほしい」と期待を寄せた。 
元ロッテの松本幸大投手(31),元BC・石川のスティーブ・ハモンド投手(30)の
獲得も併せて発表された。
松本は年俸650万円で背番号61,ハモンドは800万円で65。
いずれも契約は単年。(金額は推定)

格安の松本,ハモンドには値段以上の活躍をしてほしいし,
平井は青波魂の継承者

常勝軍団での経験を若い投手に伝えてほしいですね。

青波魂といえば阪急・オリックスOB会が今年も開かれたらしく

阪急・オリックスのOB会長を務める山田久志氏(64=野球評論家)が1日,
大阪市内のホテルで開催された「阪急・オリックスOB会」に出席。
「骨太のチームをつくってほしい。
体はもちろん心を鍛えれば,必ずやオリックスは復活する」とゲキを飛ばす一方で,
新生森脇オリックスの全面バックアップを約束した。 
「呼んでくれれば,どんどんいきます。
OB会の中には監督経験者もいる。
協力できることはすべてやります」。
要請があれば,春季キャンプや普段の試合にOBを“大量派遣”する考えを示した。
森脇監督も「叱咤(しった)激励,苦言を呈していただきたい」と大歓迎の様子だ。
指揮官を筆頭に来季の1,2軍コーチは全てオリックスもしくは近鉄出身者で固めたOB内閣。
例年以上に結束は深く,風通しは良くなりそう。
OB会に出席した福本豊氏も
「これまでグラウンドに降りなかったけど,監督やコーチ,選手と話をします」と呼応した。
黄金期の復活へ―。
OBと現場が一体となって輝きを取り戻す。

骨太のチームをと叱咤され
全面協力を約束

勇者魂と青波魂の絆は硬く,永遠です。

そして森脇監督のインタビュー記事も

【新・関西笑談】オリックス新監督・森脇浩司さん
--理想の監督像は

森脇 僕は,人との縁ということに関してはホントに強運だと思う。
近鉄では,西本(幸雄)さんという偉大な監督さんのもとでプロ生活がスタートしたんだけど,
その時は僕も“子供”だったんで,指導を見る目なんてない。
ただ,その“子供心”に感じたのは,西本さんといえば「鉄拳制裁」とか,
非常に厳しいものが前面に出てくるんだけども,
厳しさ以上に,親と同じくらいの愛情ってのを感じさせていただいた。
時には西本さんのようなスタイルが一番効果的なときもあるかもしれない。
自分のやり方がこうだからとか,一辺倒で事が進むとはまるっきり思っていない。

--ソフトバンク(平成16年までダイエー)では
王貞治監督(現球団会長)との時間が長かったですね

森脇 僕が一番感じたのは,いろんなリーダーシップの取り方があるんだなということ。
王さんは色紙に必ず「気力」という言葉を書かれるけど,ホントにすごい気力。
「ローマは一日にしてならず」ってあるけど,ここ10年,常勝軍団として,
今のプロ野球界なら中日とホークスかな。
黄金期っていうんだろうけど,決して1年や2年でなったわけじゃない。

--18年,王監督が入院・療養した際は代行監督を務めた。その経験から得たものは

森脇 最も起きてほしくない出来事が起こった中で,
王さんの教えでもあったし,自分もそう思うべきだと考えていたけど,
コーチとしてのキャリアを踏ませていただいた中で,
そこには監督同様の責任がいつもあると,自分の中でそう思ってやってきた。
だから,代行を命じられたとき責任やプレッシャーに押しつぶされるということは,
あの歩みの中でも僕の中ではなかったと思う。
ただプレーオフ(19年からクライマックスシリーズ)では日本ハムに負けた。
もっと適切なマネジメントをしておけば,違う結果になっていたかなと…。
戦力的には,ちょうど転換期だった。
王さんとは16年の秋くらいから,具体的に17年はこういうシーズンになる,
こういう選手の動きがあるだろう,だから18年は恐らくこうなるんで,
こういう野球も加えながらやっていきましょうというような話をずっとしていた。
そういう位置づけの年だったのでそれまでのホークスとは,若干その中身も違っていた。

--森脇さん自身の意識も変わりましたか

森脇 だからといって,勝つということに関して僕らは
義務づけられているという認識だったので,落ちるわけにはいかない。
何より僕の役割は,今も自分では一番向いているのかなと思っているんだけど,
やはりトップの人をしっかり支えること。
もしチームに穴があきそうだったらあくまでにフタをするとか,
ふさぐとか,またあいてしまったら,その穴が大きくならないよう直ちに手当てをする。
18年は,まさにそういう年だったと思うよね。
ちゃんとそういうことができたかどうかは分かんないんだけど,
オリックスで今回,指揮を執らせてもらえるということになったんでね,
そういう意味で18年は,大きな経験のひとつになったと思う。

近鉄,広島,南海,ダイエーソフトバンク,巨人と
渡り歩いた経歴と経験を活かしてオリックスを常勝軍団にしてほしいですね。

オリックスにとっては経歴は完全に外血の監督ですが
競馬でも純血ではいい馬は生まれません。

この経験がオリックスの黄金時代を築く礎になると信じてます。




【写真は,森脇監督同様,常勝中日イズムが今のオリックスに足りないピースを埋める!!】