契約更改11
まずはこじれるかと思っていた問題が一夜にして
大リーグ,ブルワーズがオリックスのアルフレッド・フィガロ投手(28)と マイナー契約した問題でブ軍の公式サイトは20日(日本時間21日), 球団が大リーグを通じてフィガロがオリックスの保留選手であることを確認したとし, 球団幹部の「権利を侵害するつもりはなかったとオリックスに伝えた」との言葉を掲載した。 さらに公式サイトでも「(FAでないことを)見落としていた」とした。 フィガロは今季終了後,中南米のウインターリーグに参加。 その中で身分がFA選手となっていたことが“混乱”を招いた。 横田球団本部長補佐はこの日,ブ軍から連絡を受けたと明らかにした上で 「身分照会さえしてくれたら問題なかった。問題は解決した」との認識を示した。
そして本題の契約更改
55 T-岡田 選手【更改:7300 500減】
「今シーズンは,自分自身でも納得のいく成績ではありませんでしたが, 今シーズンの自分の悪かった部分を見つめ,今後に活かしていきたいと思います。 来シーズンは皆に認めてもらえるいい結果を残したいと思います。 現在は来年に向けて少しずつ体を動かしています。 秋季キャンプからメニューを組んで, 下半身を強化させることに重点をおいてトレーニングを続けています。 バッティングフォームについては,変更するためにも, 今から少しずつ身体になじませていき, キャンプに入るときにはきちんと動けるようにしようと思います。 今年の結果をバネに,来年はもっといい成績を残せるよう頑張りたいです。 先ずは年間を通して試合に出続けることだと思いますし, そのためにはいい成績を残さないと出られないので, 結果としてチーム成績も上がると思いますので, 1年通して活躍できるシーズンにしたいです。」
客観的な話をせずにケガを公傷扱いにしてほしいとい主観的な話をした選手の話
もうひとりは主観的な話をせずに客観的な資料で話をした選手の話
もうひとりは主観的な話をせずに客観的な資料で話をした選手の話
この日の交渉はとてもおもしろい対比でした。
まずはTの別記事
オリックスのT―岡田外野手(24)が怒りの40発宣言した。 21日,ほっともっと神戸で2度目の契約更改交渉に臨み, 11日の前回提示と変わらず,500万円減の7300万円+出来高でサインした。 交渉は左太もも裏肉離れによる2度の負傷離脱が争点だったが,気持ちを切り替えて決意を表明。 「来季は40本塁打を」目標に掲げた。 「納得のいく成績ではありませんでしたし,ケガもしてしまいました。 (成績が)悪い時はそれを認めていかないと。 交渉を長引かせるよりは来季に認めてもらえるよう,成績を残したい」 今季は103試合に出場し,10本塁打,56打点,打率・280。 ただ,気持ちはもう来季を見据えていた。 複数の球団関係者によると,出来高の中身は(1)安打数(2)打点(3)四死球の3項目。 前回交渉時から今回は安打数の条件が緩和された模様だ。 T―岡田は「1年通して試合に出たいし,1年通して活躍したい」と言葉に力を込めた。 来季目標に据える40発をクリアすれば,500万円減も楽に取り戻せる。 タイトルを獲得した10年の33本から11年は16,12年は10と減少。 既に代名詞ともいえるノーステップ打法と決別し, これまでより右足を少し上げる打撃改造に本格着手した。 確実性と飛距離の双方を追い求めていく。 「あまりごちゃごちゃ言っても仕方がない。来年頑張ります」。 決意に満ちた口調にキング奪回の期待が膨らんだ。
ごちゃごちゃ言ってもがんばるしかない
あとは来季のT-岡田を楽しみにするだけですね。
あとは来季のT-岡田を楽しみにするだけですね。
次は投球同様クレバーな選手の話
12 木佐貫 洋 投手【更改:6200 1200増】
「球団からは公式の数字にはないところや, イニング数など総合的に細かいところまで評価していただきました。 自分自身,今シーズンの先発の中では一番チームに貢献ができたと自負しておりますので, 若い世代にもいいお手本になれたのではと思います。 このオフシーズンはすでに少しずつ体を動かしていますので, 2月のキャンプインに向けて気持ちの面とともに上げていきたいと思います。 来年はもっと上の,キャリアハイを目指して頑張ります!」
このコメントは球団公式コメントなんで次の記事を
オリックス・木佐貫が1200万円増の6200万円で契約を更改。 球団は日本人選手との契約をすべて終えた。 “大トリ”となった右腕は「建設的な話し合いができた」と満足げに振り返った。 今季は5勝9敗ながら,防御率2・60と奮闘。 「先発陣では自分が一番貢献できた自負がある」と胸を張った。 交渉では手書きの資料やデータを持参。 800万円増の前回提示からさらに400万円の上積みを勝ち取った。 横田球団本部長補佐は「しっかり準備してくるし,交渉に向いている」と“脱帽”した。
これで日本人選手の契約更改終了
安心して正月が迎えられそうです。
安心して正月が迎えられそうです。
【写真は,左からT-岡田,木佐貫】