宮古島キャンプ第1クール5日目
WBC日本代表の山本浩二監督(66)東尾修投手総合コーチ(62)梨田昌孝野手総合コーチ(59)がオリックスのキャンプを視察した。 約45分の滞在で,森脇浩司監督(52)やWBC代表候補の糸井嘉男外野手(31)らと言葉を交わした。山本監督は「WBCの選手がいるチームは仕上がりが早いね」と上機嫌だった。 WBC日本代表は14日にスタッフが集合。 15日から宮崎で練習を行う。
ところがその笑顔が曇る出来事も
WBC日本代表候補のオリックス・糸井嘉男外野手(31)が5日,シートノック中に左太ももに張りを訴え,打撃練習や居残り特守などその後の全メニューを回避。 宮古島キャンプでのリタイア第1号となった。 くしくも,この日の午前9時半から侍ジャパンの山本浩二監督(66)が練習を視察。 約1時間後,同監督が球場を引き揚げた直後に異変を訴える間の悪さだった。 「ちょっと強い張りがあったが大丈夫。日本ハムの時も,第1クールで(張りがあるのは)あったこと。大事を取っただけ。大げさにしないでくださいよ」 痛みはなく,軽いジョギングなどしており,野間卓也1軍チーフトレーナーも「病院での検査の予定はない」と軽症と判断した。 6日は休日だったこともあり,この日を含め2日間の休養で回復に努める。 だが,7日から始まる第2クールの練習内容は当日の判断で決めるため,現状は未定。 長引けば,WBCに向けても暗雲がたれ込むだけに不安は尽きない。 糸井は侍ジャパンでは6番が濃厚。 山本監督は「国際大会ではクリーンアップがマークされる。そうなると6番はキーポイント。彼はそれだけの能力を持っている」と高く評価しており,早期復帰を願わずにはいられない。 WBC強化試合となった昨年11月のキューバ戦以来の山本監督との顔合わせに,糸井は「宮古島までわざわざ来てくれて,朝早くから待ち構えていたので,身が引き締まります。しっかり調整して合宿に向かいたい」と冷静に語った。 不名誉なリタイア1号となったが,重症化する前に止められた「運」もある。 話題を振りまいてきた男の復帰日に,また注目が集まりそうだ。
おっとWBC出場もケガの心配がありますが
その前に足の張り・・・
軽症だったのがせめてもの救い
ここでの無理は禁物ですね。
その前に足の張り・・・
軽症だったのがせめてもの救い
ここでの無理は禁物ですね。
そして,糸井の登場で影が薄くなったFAでの復帰の恵一
二塁の定位置獲得を目指すオリックス・平野恵が,森脇監督から1時間半のマンツーマン指導を受けた。新監督は阪神から復帰したベテランの動きを見て「基本に戻る時期だと思った」と判断。 自ら捕球や送球など,52歳とは思えない華麗な動きで手本を示した。 ゴールデングラブ賞に2度輝いたベテランも熱血指導に感謝しきりで「もっと基本を大切にしようと言われた。最高です」と大粒の汗をぬぐった。
名手もあえて基本から
森脇監督の選手との距離がベテランのプライドも関係ない指導を可能にしてる気がします。
森脇監督の選手との距離がベテランのプライドも関係ない指導を可能にしてる気がします。
復帰組といえば平井はどうしてるのかな・・・
そして,糸井の加入で思うこと
#41がここにいれば糸井とは違ったタイプのWBCの侍がもうひとりいたかも・・・
#41がここにいれば糸井とは違ったタイプのWBCの侍がもうひとりいたかも・・・
【写真は,恵一に基本を注入する森脇監督。前監督と選手の距離が違うのがよくわかります。】